日本の英語教育の失敗を小学校プログラミング教育で繰り返さないための5つの改革(その1)

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日本の英語教育の失敗を小学校プログラミング教育で繰り返さないための5つの改革(その1)

PAK75_englishranchon20141206202538500 電車の英会話学校の広告を見ながら、ふと思うときがあるんです。小中高と12年も学校で英語をかなり勉強させられても、大人になってからも英会話学校に行かないといけないのは、今も昔も変わってないなあと。 私も英語が本当の意味で「使える」ものになったのは、外資系の会社に転職してそこで電子メールやらプレゼンやらで英語を使うようになってからでした。 イギリスを始め日本でも義務教育の中にプログラミングが取り入れられようとしている今、日本の英語教育の失敗の原因を分析して、それをプログラミングやIT教育で繰り返さないようにするのは意味があると思い考えてみました。 OJS_sekitokokuban500 英語教育の失敗その1 細かい完璧さにこだわりすぎ 昔いた外資系企業で「ここはatじゃなくてinだよ」とネイティブの人から指摘されたことなんかありません。どっちだってとりあえずは通じるんです。使っているうちに、だんだん感覚的に自然と使い分けができるようになっていきます。 一番怖いのは「広い場所はin,  狭い場所はat」とか言われたり、”これは間違い!”って指摘されりして、学習初期の生徒が萎縮してしまうことです。「あ〜英語って難しいし、タイヘン!」そう先生方は生徒に思わせたいのかな? 笑 ⇒ プログラミング教育へのヒント 最初はとにかく「書けばいい」「動けばいい」くらいの気持ちで教えて、「意外と簡単! 楽しいかも」って思わせることが一番大切。あれこれ一度に教えてしまうと生徒は金縛りになってしまいます。インデントなどの作法もおいおい教えればいいと思います。 OJS_ookinasankakujyougi500 英語教育の失敗その2 文法を教えるのに時間を割きすぎる 理論的には全ての細かい文法を教えれば、どんな文章でも書けるはずです。でもそれは理屈で、決してそうじゃない。話したり書いたりするときに、学校文法の内容を思い出して英作文する人なんていませんよね? まるで自動車教習所で車の構造と動く仕組みを延々と教えているかのようです!  笑   ますます英語嫌いになること請け合い? ですよね。 ⇒ プログラミング教育へのヒント いくらPHPマニュアルや関数リファレンス、データベースの構造などを分厚い教科書を渡して生徒に叩き込んでも、決して「書ける」ようにはなりません。本を読んでもダメ。 最低限の文法の基礎を教えたら、さっさと路上に出て数行のものでいいのでプログラミングする(車を動かしてみる)ことが大切です。時にはエンストとかしても! MS251_japanpassport500 英語教育の失敗その3 目的の欠如と使う場面がない! 小中学校でいくら「これからは英語が必要です!いつか必ず使うんですよ」って先生に言われても生徒はピンときません。だって自分の両親も日本語だけで十分生活できてますし、生徒も英語の必要性を「自分で感じた」ことがないからです。 それにいくら学校の英語で頑張って100点をとっても、その英語を使ったことがないし、英語を使って「いい思い」をしたこともありません。これでは、「なんで英語なんかやるの? 俺日本から出ないし」って思ってしまいます  www ブログを英語で書いて海外の友達を作る、YouTubeで自分を海外に発信してやりとりをする、自分の興味のある海外のウェブサイトから情報収集してみる、など今ならやり方はいくらでもありそうです。 ⇒ プログラミング教育へのヒント まず世の中のどのようなサービスやモノにプログラミングやITが使われていて、何故万人にとって重要なスキルなのかを実例をあげて説明する必要があります。次に社会にとってどのような未来と可能性をもたらすものなのか、という「夢」を語り、将来自分がどんな職業に就くとしても必須の知識なのだ、ということを伝えるのが良いと思います。 自分の人生や生活費を稼ぐ視点からも有利に働くものなのだ、という「ご利益」も知っておくとやる気が出るはずです。 入り口としてシューティングゲームのように子供が興味を持ちそうなものを道具として使うのも良いのですが、 それぞれの子供が「好きな分野」「興味のわく対象」で”ITを使う場面を経験させる”のが大切だと思います。 サッカーの好きな子供だったら、試合成績を記録するアプリだったり、ファッションに興味のある女の子だったらECサイトだったり、という具合です。ハードウェアに興味があれば組み込み系のプログラミングを教えるとか、それぞれ違っていいとおもいます。 LISA78_MBAsawaru20141018102912500 今回のまとめ ● 細かいことにこだわらず、さっさと使わせる。 ● 目的と社会的意義を具体的に話す。 ● 自分にとってどのように役立つかを体で「実感」させる。   結局。。。。「好きになってもらうにはどうするか」を生徒ごとに個別対応する! ということかもしれないですね〜 次回 続編は 教える側(先生)に焦点をあてて考えてみますのでお楽しみに!   「超初心者向け IT創職メルマガ」もよろしく〜     購読登録はこちら!