あなたはどのタイプを目指す? 人によって違う起業の定義 〜 「起業してるんですか?」と聞かれると困っちゃう!?

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あなたはどのタイプを目指す? 人によって違う起業の定義 〜 「起業してるんですか?」と聞かれると困っちゃう!?

「高橋さんは起業してるんですか?」 と聞かれると困ってしまいます。 聞いている人の期待している”起業のスタイル” (会社辞めてて、数人の仲間がいて投資を受けている、とか)とは違ったらどうしよう、って思ってしまうんですよね。 落ち着いて考えると、人によって”起業”の定義というかスタイルは色々あってややこしいなあと。多くの生徒さんやスタートアップ界隈の人達らと接していて薄々感じていました。 だから話も食い違うし、イラッとすることもある。 それこそ生徒さんの期待とは違ったサービスを提供してしまうこともありました。 そこでいくつかの”起業”スタイルを整理してみたくなったのでまとめてみますね。

(1) タイプ1 Startup : 会社辞めてて、数人の仲間を集めて投資を受けることを目指す。株式会社登記済。社員雇う。

これこそ”ザ”起業。あえて日本語でいうとベンチャー。 経済産業省もシリコンバレーも認める王道です。英語では”Startup”という言い方になるんでしょうね。 ゴールは上場か売却。 わかりやすいです。 ハードルも高くて、仲間や投資が集まらないことも多々あります。

(2)タイプ2 Small Business: 会社辞めてるけど、投資を受けることや上場とかにはこだわらない。 1人のこともある。 株式会社登記済。社員雇う。

日本語でいうと中小企業。 とはいえ、社員を雇う財力はある。 ゴールは優良企業としての継続性(老舗化)。 タイプ1の通過点であることもあるし、タイプ3がここに行き着くこともある。 中小企業

(3)タイプ3 Free Agent : 会社辞めてるけど、投資を受けることや上場とかにはこだわらない。1人。株式会社登記なし。社員雇わない。

日本語でいうと個人事業主。社員を雇う力のある人達も当然います。 複数の仕事をやっている人も多いですね。 ゴールは自由なライフスタイルや自分のやりたいことに時間を費やすこと。 個人事業主

(4)タイプ4 Side Business : 会社辞めてなくて、投資を受けることや上場とかにはこだわらない。1人。株式会社登記なし。社員雇わない。

日本語でいうと週末起業。 個人事業主で複数の仕事をやっている人、に近いかも。 ゴールは会社を辞めること、独立。 週末企業

(5)タイプ5 Intrepreneure :会社辞めてなくて、社内で新規事業をおこす。株式会社登記済。社員雇う。

日本語でいうと社内起業家。 スピンオフしてタイプ1や2になることもある。 ゴールは上場か売却。 社内起業家 色々と異論はあるかとは思いますが、わかりやすくするためなのでご容赦ください。 更に乱暴にまとめます。 英語と日本語の印象の違いにもご注目ください! 起業スタイル 001 起業スタイル2 002 英語だと5つのスタイルが対等なものに見えますけど、日本語だとベンチャーが一番かっこ良く、偉いもののように見えませんか? こういう微妙なバイアスの積み重ねってけっこうみんなの意識に知らないうちに浸透しているので、要注意です。 あと、横軸が 「上場・売却がゴール」の対極を「自由がゴール」に設定していますが、ここも異論はあろうかと思います。「上場したひとでも自由な人を知っている」とか「売却したあとの生活は自由じゃないか」「ジョブスみたいな人は自由じゃないのか?」などです。 しかし、上場すれば多くの株主に対して責任を負うし、特に投資家はモノを言ってくるので、「自由にやりたいことを追うことは難しくなる、制約をうける」との前提に立っています。 更にいうと、「上場や売却を追う」ということは「利益の最大化を追う」ということです。 この軸の設定に際して「利益の最大化を追う」ということは「自由にやりたいことを追うことは難しくなる、制約をうける」と考えているのです。 ですので横軸は 「利益の最大化がゴール」対 「自由がゴール」と読み換えていただければと思います。 このテーマについては、引き続き考えていきたいと思っていますのでご意見、コメントなどお待ちしております!