【今のITのお話】インダストリー4.0とは?
更新日:2021.07.03塾生スタッフの米木です。
一年前くらいから少しずつ新聞やネットで紹介されるようになってきた「インダストリー4.0」という言葉をご存知でしょうか?
直訳すると工業4.0ですね。言葉の字面が寂しいものです。
字面はさておき、インダストリー4.0とは一言でいうと【人工知能で効率よく生産しよう♪】ということです。
料理を想像してみてください。食材を購入する所から料理が出来上がる所まで様々な工程があります。
食材を買って、調味料を用意し、野菜を切ったり煮たりなどして調理し、上手く具材を盛りつけてようやく完成です。
決行手間がかかりませんか?食材が中途半端に余ってしまいませんか?「このニンジンの葉っぱ、もったいないけど捨ててしまおう。」「いや待てよ、捨てるのはもったいないからウサギを飼ってあげちゃおう♪」「ごはん炊きすぎた、米麹にしよう」とか思ったことありませんか?
思いますよね?思ってますよね?思ったと仮定してください。
もし仮にこれが食べたい(欲しい)分だけ調理できて、かつ余った部分が再利用できるとかなり効率よくないですか?
捨てる必要がないですし、ガスや電気も無駄に使用しなくなる。
環境にも良さそう。懐にも良さそう。旦那さんとの関係も良くなりそうのまさに一石三鳥なのです。
これが、インダストリー4.0の仕組みです。単純に無駄をなくすことでコスト削減し、利益上げちゃおう作戦なのです。
この仕組みはドイツで2013年にメルケル首相が提案し、国を上げて取り組んだ一大プロジェクトです。
これらはもちろん私たちユーザーにもメリットはあります。
マス・カスタマイズと呼ばれ、オーダーメイドを従来より格段に安く買えるようになるのです。
「私ね、足大きくて靴オーダーメイドなの。ふつうのサイズの2倍の値段もしてしまうの…。」
そこの困っているあなた、ご安心ください。
「あら、この靴以前のよりデザイン良いのに、値段は半額だわ♪」
まさにネット通販大手のたかた様も驚きのお値段、デザイン。
「インダストリー4.0って最高だわ。」
こんな世の中になるのでしょう。
なんてハッピーなのでしょう。脳内にお花畑の情景が流れます。ビフォーアフターのあの音楽が響き渡っています。
今のは極端な例ですが、実際にオーダーメイドが安価に購入できるということです。
スマホの大きさに不便を感じている方も少なくないと思います。
その人の手の形や大きさに合わせて製造できる世の中もそう遠くはないかもしれません。
簡単ではありますが、インダストリー4.0ならば実現できることなのです。