【超初心者ITスクールによる書評#28】教養としてのプログラミング講座 (中公新書ラクレ)
更新日:2021.07.03清水 亮 (著)の教養としてのプログラミング講座(中公新書ラクレ)は、プログラミングの重要性について書かれている本で、生活の中でどのように役立っているのかや、プログラミングを知ることで何ができるのかを教えてくれる書籍です。
コンピューターやプログラミングに興味の無い人に読んでもらいたい本で、これを読むと現代社会がどのくらいプログラミングに依存しているのかが良く理解できます。実際に仕事でプログラミングをしている人たちのために書かれている本ではないので、読んでもプログラム技術が向上するものではないのですが、自分たちの仕事がどのような分野で役立っているのかを理解できます。
プログラマの実際の仕事はチームで行われるので、遅れが許されない職場です。そのために勤務時間が不規則で、健康的な生活とは程遠い現場で働いています。毎日必死にコンピューターを向き合っているプログラマたちの仕事がどのように世の中の役に立っているのかを書いたのがこの本で、簡単なプログラム言語についての解説や、基本的な文法なども紹介されているので、初心者にはとても読みやすい内容になっています。
また実際のプログラマーもどのような現場で使われているのかを把握できないので、この本を読んで、毎日たくさん作られているアプリケーションが世の中でどのように利用されているのかを知ることで、仕事に対するモチベーションアップにもつながります。この本は1時間程度で読み終わる内容なので様々な人が読むことで、世の中のプログラムに対する理解が深まります。
![]() |
新品価格 |
1967年生まれ。慶應義塾大学理工学部大学院修士課程卒。英国国立レスター大学MBA取得。2011年「起業家のためのプログラミング教室」Club86 Startup School(現TechGardenSchool)設立 2017年「中高年のためのプログラミング教室」開始 著書「図解 50代からのプログラミング –未開の能力を発掘♪」「教えて♪ プログラミング」など