【超初心者ITスクールによる書評#27】詳解Swift
更新日:2021.07.03荻原 剛志 (著)の詳解Swiftですが、この本に書かれていることは、アメリカで発表されたSwiftという新しいプログラミング言語についての記述を単に述べている印象が強く、初心者やそれに近い人たちにとってはやや難解な内容と言えるかもしれません。
とはいえ英語で書かれたプログラムの仕様をリファレンスを読んで理解しようとするよりは、日本語になっている分はるかに楽ですので、そのような使い方をしたい方(エンジニアの方々)にとっては有用な本といえるでしょう。
Swiftという言語はアップル社が、iPhoneなどの専用のプログラミング言語として発表したばかりなので、興味がある人は自分で専用のサイトにアクセスして仕様などを学習して使いこなすことが大切です。そのためのガイドとして本書は適しています。
基本的な考え方は今までのC言語などと変化が無いのですが、Swiftがこれからのアップルの主流になることを考えると、本書のような本格的な解説書を使って勉強していくことは無駄にならないと思います。特に仕事としてiPhoneアプリを開発したいエンジニアの方々にとっては必須ともいえるでしょう。
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1967年生まれ。慶應義塾大学理工学部大学院修士課程卒。英国国立レスター大学MBA取得。2011年「起業家のためのプログラミング教室」Club86 Startup School(現TechGardenSchool)設立 2017年「中高年のためのプログラミング教室」開始 著書「図解 50代からのプログラミング –未開の能力を発掘♪」「教えて♪ プログラミング」など