50代会社員の転職・再就職が難しい理由とその対策とは？
更新日：2024.04.17
50代になると、役職定年や早期退職制度がある会社もあり、自分の今後について考える機会が増えるでしょう。中には「職場での居場所がなくなった」と感じたり「新しい環境で自分の力を試したい」と考えることもあるかもしれません。しかし、一般的に50代での転職や再就職は難しいと言われています。色々な理由で感情が動かされ転職を考えたとしても、衝動的に辞めるのではなくしっかりと計画を立ててから行動しましょう。今回は50代での転職・再就職は難しいと言われている理由やその対策、おすすめの転職サイトなど詳しくご紹介します。
50代での転職や早期退職後の再就職はどのくらい難しいのでしょうか。 また、再就職を目指す際に気をつけるべき点、やるべきことがあれば知りたいです。
定年までの年数が短いことや前職と同レベルの高い給与を支払わなければならないこと、今いる年下の社員との相性や企業文化への適応力などの点から、50代の転職、特に正社員としての採用は極めて難しいと言われています。企業側は即戦力としての人材を必要としているため「50代の自分にしかできない業務やスキル」「自分が企業に貢献できること」をアピールする必要があります。多少給料や役職が下がっても喜んでこの機会を活かしたい、という姿勢を謙虚に示しましょう。また、学び直しや副業に挑戦するなど、あなたの人材価値を高める活動も積極的に行っていきましょう。
目次
結論：50代会社員の転職・再就職が難しい理由は「即戦力になりにくい」「高い給与へのこだわり」など。待遇面や採用形態にこだわり過ぎず、経験を活かした業種に絞るなど対策をとることが成功のカギ
50代会社員の転職・再就職が難しい理由は主に「即戦力になりづらい」「給与が高い」「企業の文化や人に馴染めない」ことです。
契約社員・業務委託契約など採用形態に柔軟性を持ち、中小企業やベンチャー企業も視野に入れることで新たな可能性が広がります。また、過去の経験を活かせる業界や職種に焦点を当てて応募することで採用確率はグッと上がるでしょう。自分の強みを最大限に活かせる場所を見つけてください。
50代転職のリアル
まず初めに50代での転職事情について現状をご紹介します。終身雇用制度の崩壊や労働条件・給与などへの不満、キャリアアップなどを背景に近年、50代の転職希望者は増加傾向にあります。一般的に言われている「50代での転職は難しい」は本当なのか、見ていきましょう。
数字で見る！50代の転職は現実的？
50代の転職は、20～30代と比べると厳しいと言われています。高年齢になるほど採用選考の通過率は低くなり、採用難易度が上がります。しかし、企業側も定年年齢引き上げの流れがあるため、豊富なマネジメント経験や高いスキルを持つ50代人材であれば採用したい、と求める声もあります。
参照記事：日経転職版: 50代の転職情報まとめ
50代での転職！その成功率はどのくらい？
厚生労働省の調査によると、50代の転職成功率は「50～54歳」が約5.3%、「55～59歳」が約5.9%となっています。この確率は年齢が高くなってくると下がる傾向にあります。50代の転職成功者に多く見られる特徴は「他者からの支援・サポート」があることです。知人・友人の紹介や転職エージェント、ハローワークの支援などが転職成功の要因として挙げられています。
参照記事：厚生労働省 – 中途採用に係る現状等について（令和元年）
50代の未経験でも転職・再就職しやすい職種
50代・未経験でも転職しやすい職種としては以下のものがあげられます。これらの職種は、50代の転職者にとって有望な選択肢となるでしょう 。
・介護・福祉職
介護の補助や助手職は無資格、未経験で就業できるため、始めやすい職業です。人手不足を課題としている業界のため、高い需要があります。
・タクシー運転手
運送業では未経験を歓迎する求人が多く、社内の人間関係や縦社会のわずらわしさを感じる人に適しています。特にタクシー業界は高齢者が多く、採用される可能性が非常に高いです。視力がしっかりしていることが必須条件で、会社によっては自己負担がある点に注意が必要です。
・ビル管理やメンテナンス
清掃の仕事は短時間シフトが多くワークライフバランスが取りやすいため、シニアニーズに合った仕事といえます。副業として就業する人も多いようです。
・自動車工場の仕事
自動車工場での高齢者需要も高いです。経験がなくても、工場での軽作業や組立作業などで積極採用が見込めます。
参照記事:
転職スター 50代の転職事情は？おすすめの職種や転職成功のポイントも解説 (elan-jp.com)
50代の転職が難しい理由
転職活動には精神的、肉体的に想像を超えるエネルギーを使います。
また、採用側にとってもあと数年で定年を控えている50代に高い給与を支払うのは非常にハードルが高く、入社後、組織への適応力や結果を出せるかについて不明確なため、50代の採用はリスクが高いと見られがちです。 ここからは「50代の転職が難しい」と言われている、その理由について見ていきます。
理由１ 企業側の即戦力としての期待に応えられない事例が多い
大手企業から転職をしてきた人の中には、企業が思ってたほど貢献度がなくて結局自ら辞めていく人もいるようです。 その人の経歴から、新しいお客さんを持ってきて売上アップも期待されることがありますが、実績が伴わずに、暫くすると周りからも煙たがられて居場所がなくなり、最終的には自主退職をしていくことになります。
受け入れ側は、50代で転職するような人には付加価値を提供したり貢献を期待しています。 その人が営業担当として数字を求められる立場で転職したとしたら、会社が変わると製品や顧客も異なり営業実績を上げるのは簡単ではありません。それが出来ずに退職していく人もいるようです。
理由２ 高い給与を払わなければならない
50代の人を前職と同じ給与水準で採用しようとすると、前職の高い給与相当を支払わなければならないと思います。 人工知能の登場やDX化によって業務効率化が進みホワイトカラーの業務が削減される中で 人を増やすというのは、大きな経営判断となります。
また、同じ能力、同じ給与の人であれば、定年まで数年の50代と、働き盛りの若い年代の人であれば、若い年代の人を採用することでしょう。
理由３ 企業文化や年下の社員への適応がうまく行かない
苦労の末に転職できたとしても、環境が変わり人間関係ゼロから始まります。今までとは立場が変わり、年下の上司になることもあるでしょう。受け入れ側の組織の人たちにとっても、中途で入ってきた年上の人を使ったり、一緒に働くのは、少なからず気が重いはずです。また、イチから会社の製品を覚えたり、その会社特有の仕事の進め方や文化に適応していかなければなりません。
それらの事を全て受け入れられるような柔軟な人であれば良いのですが、50代になると人間はなかなか性格を変えられません。環境が変わり、人間関係や企業文化などで苦労するケースがあることも理解しておきましょう。
50代の転職対策その１ ： 成功するマインドセットを持とう！
多くの50代の方が、転職活動を始めてから「思ったより厳しいな」「想像したのと違う」という感覚を修正できないままに、貴重な時間を浪費しがちです。ここでは、転職活動で苦労しないためのマインドセットとコツについて解説します。
マインドセット１： 今の会社をやめずに転職活動をする！
50代で転職を希望するのであれば、次の会社を探しつつ、それが決まるまでは今の会社で粛々と働くことをお勧めします。焦らずにしっかり準備をして転職先を決めてから退職するのがベストです。 50代の転職活動は長丁場です。1年くらいはかかることを覚悟しておきましょう。 その間に、今の会社でできる準備は沢山あります。
マインドセット２： 今の給与水準にこだわず、あなたにしかできない業界・業務経験にこだわろう！
例えば、工場の工場長をしていた、大手企業の子会社で社長をしていた、外資系で営業部長をしていた、IT部門でのスキルや実績がある、建築現場の監督責任者だった、海外拠点で数年間責任者だったなど、「あなたにしかできない」特別なスキルがある人は、現在と同じ給与水準での転職先は見つかるかもしれません。
前述したように、採用する側はあなたに即戦力としてのアウトプットを求めてます。雇用体系についても日本でもジョブ型（ポジションで採用）の会社が増えてきているので、専門的な知識や業務を行えるのであれば転職には有利に働くはずです。中高年の採用意欲の高い、人手不足のベンチャーや中小企業であればなおさらです。
「あなたにしかできないこと」「あなたを採用するとどのような成果が約束されるのか」が明確にあるのか整理した上で、多少給料や役職が下がっても喜んでこの機会を活かしたい、という姿勢を謙虚に示すことで、採用確率を上げることができます。
マインドセット３： 正社員にこだわず、複数の収入源を確保しよう！
人件費の少ない中小企業やベンチャーに限らず、大企業に関しても正社員にこだわらず、契約社員、派遣社員、業務委託、アルバイト・パートなどから始めることも検討すると可能性が広がります。
50代で子供がいるとかローンが有る人には、その選択は難しく感じられるかもしれませんが、副業可の転職先を選んだり、自ら稼ぎ収入源を確保する、資産運用するなど、複数の収入源で対応するという選択肢も視野に入れると対応力が高まリます。
副業で複数の収入源を確保できるようなアクティブな人材は、企業側にとっても魅力的に映りますし、任せられる業務幅も広いので採用しやすい人材と言えるでしょう。
マインドセット４：転職活動の長期化も視野に入れる
転職活動は、採用されるまでに時間がかかることがあります。特に50代の転職活動は、選考の過程が長期化すると心得ておきましょう。2〜3社受けて快い返事がなかったとしても、焦ることなく着実に計画を進めることが大切です。自分の市場価値を高めることに注力してください。
50代の転職対策その２ ： 学び直しや副業で人材価値を高めよう
学び直しや副業は転職活動とは別物、と考えられがちですが、大きな関係があります。学び直しや副業によって自然にあなたの人材価値が高まり、書類選考や面接でも有利に働きます。ここからは50代の転職対策として行う「学び直しの方法」についてご紹介していきます。
学び直し1：企業が求めているスキルを理解する
まず最初に、自身のスキルセットを客観的に評価しましょう。気になる求人情報や企業HPを参考にして、会社がどんなスキルや経験を持った人材を求めているかを把握します。今の自分の状況と見比べていくことも大切です。
学び直し２：経験・スキルを整理する
次に自身の過去の職歴やスキルを整理し、自己分析を行いましょう。どの経験が転職先で活かせるのか、どのスキルが強みとなるのかを明確にしておくことが重要です。実際の転職活動の際、採用担当者へのアピールポイントとして活用できますので今のうちから整理しておきましょう。
学び直し３：転職に活かしやすい資格取得にチャレンジする
自身の過去の経験やスキルが整理できたら、次は必要なスキルを磨くための資格取得にチャレンジしましょう。転職を考えている方にとって、資格は有力な武器となります。転職先で求められるスキルや知識を持つことで、自分の人材価値を高めることができるでしょう。
転職に活かす資格を探すコツは、今の業務と関連した資格を選択することです。（例えば経理の人が簿記２級を取る）また、有資格者でないと行えない「専任業務」があり、未経験でも転職しやすい資格（例：宅建を取って不動産会社に転職を狙う） を学ぶのもおすすめです。
学び直し４：アウトプットを履歴書に記載できる学び直しを選ぶ
学び直しをする際は、インプットよりもアウトプットを重視することが大切です。 例えばプログラミングやITでの転職を考えているのであればWebページ作成やエクセルVBA、Pythonなどアウトプットを証明しやすい学び直しを選んで「ウェブページを作成して公開する」「エクセルVBAでマクロを作って請求書業務の自動化を実現する」「Pythonでマーケティングデータを分析する」など、インプットとアウトプットのバランスを取るようにしましょう。
今の仕事に＋アルファの能力が加わるだけでなく、形のあるアウトプットを履歴書に記載することができます。さらにはあなたの人材力を実証することができ、書類審査を突破できる可能性を上げることができるでしょう。
学び直し５：副業としてチャレンジしてみよう
今の会社を辞める前に、転職したい業種に副業としてチャレンジしてみるのもおすすめです。 政府も推奨しているように、副業OKの企業は増えつつあるので、新しい仕事にチャレンジしやすい環境といえます。 また、副業を通じて新しいスキルを身につければ、社内で活躍する新しい場所が見つかる可能性もあります。
実際転職活動を始めた際、副業で身につけた経験やスキルが評価され書類選考や面接を突破する可能性も高くなるでしょう。
学び直し6：今まで築いてきた人脈を活かす
転職活動において、人脈は大切な資産となります。現在の職場の同僚や上司、友人、先輩などとのコネクションを大切にしましょう。業界のセミナーや交流会など同業者の集まりに参加したり、趣味や地域のコミュニティに顔を出すことで、新たな人脈を作るチャンスが広がります。情報収集や紹介を通じて、新たなキャリアの道を切り拓く手助けをしてくれることでしょう。
50代からの転職がすぐ決まる人の特徴５選
50代からの転職で内定を早く獲得する人にはいくつか共通した特徴があります。以下に5つご紹介しますので、これらの特徴を意識して効率的に転職活動を進めていきましょう。
①専門的な資格やスキルを持っている
50代の転職成功者は、自身が持つスキルセットを理解し活かせる分野を見極めています。さらに希望の業種や職種で活用できる専門的な知識や資格を持っていることも特徴的です。採用担当者にアピールでき即戦力として採用されやすくなります。
②経験を活かせる業種・職種に応募している
50代の転職者は、自身の経験を活かせる業界や職種に焦点を当てて応募しています。自分の強みを活かせる企業であれば貢献度が上がることはもちろん、会社から評価されることで自己満足度も高まるでしょう。結果的に転職後も長く働くことができます。
③待遇・業種・職種ににこだわりすぎない
転職成功者は、給与や待遇面で柔軟性を持っています。やりたいことや待遇面など「絶対譲れないもの」を明確にしているため、その他については過度にこだわることをやめています。幅広い選択肢を検討できるため、採用されやすいといえるでしょう。
④中小企業やベンチャー企業の採用も視野に入れている
転職成功者は大手企業出身の人でも転職先は大手だけに絞らず、中小企業やベンチャー企業も視野に入れています。「新しいチャレンジがしやすい」「柔軟な考え方ができる」など、大企業にはない良さを理解しているため、採用側も人材として魅力を感じるのでしょう。
⑤知らないことを一から学ぶ姿勢がある
成功者は、新しい環境で学べる姿勢を持っています。知識やスキルを積極的に吸収し、自己成長を続けることを大切にしています。また総じてコミュニケーション能力が高いため、年齢や前職での役職などを取り払った謙虚な姿勢で聞くことができるのも特徴的です。教える側も安心して知識を共有できるでしょう。
おすすめの転職サイト、スクールの事例紹介
ここからは実際の転職活動に向けておすすめの転職サイトやツールをご紹介します。ご自身の希望や目的に合わせて使い分けて下さい。
おすすめ転職サイト・ツール①リクナビNEXT
リクナビNEXTは、20代から50代まで幅広い世代におすすめの転職サイトです。大手企業の求人だけでなく、中小企業やシニア向けのサイトも豊富に掲載されています。自分の希望条件に合った求人を探す際に役立ちます。
転職ならリクナビNEXT｜希望の転職先が見つかる転職サイト (rikunabi.com)
おすすめ転職サイト・ツール②マイナビ転職
マイナビ転職は、20代の求人特集から40代・50代向けの求人まで幅広い案件を提供しています。業界や職種に絞った求人も多く、自分のスキルやキャリアに合った転職先を見つけるのに適しています。
転職はマイナビ転職-豊富な転職情報で支援する転職サイト (mynavi.jp)
おすすめ転職サイト・ツール③doda
dodaは、転職者満足度No.1の転職サイトです。専任のキャリアアドバイザーがサポートしてくれるため、安心して転職活動を進めることができるでしょう。
転職ならdoda(デューダ) 求人､転職情報満載の転職サイト
おすすめ転職サイト・ツール④グッドポイント診断
自己分析に役立つ診断ツールで、あなただけの強みを客観的に把握できます。リクナビNEXTが提供している無料ツールです。
グッドポイント診断（強み診断）であなたの「隠れた才能・強み」を見つけよう【自己分析】 | リクナビNEXTジャーナル (rikunabi.com)
おすすめ転職サイト・ツール⑤ミイダス
自分の経歴から推定年収を確認できる転職サイトです。自分の市場価値を知りたい方におすすめします。
可能性診断を用いた転職ならミイダス | 転職者向けサイト | ミイダス (miidas.jp)
また、50代中高年に特化した在宅ワークの探し方については以下の記事に詳しくまとめています。是非チェックしてみてください。
参考記事：70歳定年時代を生き抜く③ 中高年・シニア 在宅ワークの探し方（在宅勤務、地方案件有）https://techgardenschool.com/blog/70home-base-work
＊当スクールの「中高年のためのジョブハンティング」クラスで提供している「在宅ワークの情報ソースリスト」を特別に無料配布しています。ご興味ある方はリンクから飛んで是非チェックしてみてください。
スクールの事例紹介
TECH GARDEN SCHOOLでは50代以降の会社員に特化したプログラミング講座を開講しています。
以下に当スクールでプログラミングを学習した卒業生からいただいた「職場で活躍できた」「再就職に成功した」という嬉しい声をインタビュー記事としてまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
【50代転職成功事例インタビュー】金融経験ｘIT で思わぬオファー。プログラミングをかじっているレベルで面接官が前のめりに！
金融業界での経験を活かしながら、プログラミングを学んだ卒業生のインタビュー記事です。面接官の目に留まり、思わぬオファーを受けることに成功しました。培った経験・スキルにプログラミングスキルを身につけ掛け合わせることで、新たなキャリアの道が開けました。
【60代 再就職 事例】 エクセル・VBA・Pythonを学び、地元のパソコン教室のインストラクターとして再就職に成功しました。 〜 新しい職場で輝く！
60代の方がエクセル、VBA、Pythonを学び、地元のパソコン教室でインストラクターとして再就職に成功しました。新しい職場で輝きを放っている姿が素晴らしいです。
プログラミングスキルを身につけることは、年齢に関係なく新たな可能性を切り拓く手段となるでしょう。
注意点 ： How to本やネット情報を真に受けない
新卒の就活と異なり、50代の方の状況は一人ひとり全く異なります。２人として同じ人はいないように50代の転職戦略も人それぞれで王道の正解はない、ということを忘れないでいてほしいと思います。
例えば、50代の転職や独立の本は数多く出ていますが、殆どが大企業に勤めていた人が自分の経験を元に書かれたものです。中小企業に勤めてる人が同じように50代での転職を考えた場合、実際は大手企業と状況が大きく異なります。退職金も大企業ほど多くはない、早期退職制度が無いため退職金の上乗せは見込めない、リーマンショックなど世界的な大きな不況が起これば、会社自体が潰れてしまうかもしれない、という企業もあるでしょう。
また、最近はYouTubeを始めとする動画サイトで転職の成功法について解説してる人がいます。「これだけやれば転職成功間違いなし！」「プロ直伝！転職に失敗したくなければ必ず見てください」など、魅力的なタイトルを見ると「この動画さえ見れば自分も成功できる！」という気になってしまいますが、これも万人に当てはまる話ではありません。 Howto本や動画は全て鵜呑みにするのではなく「参考程度」に留めておきましょう。
まずはご自身の「現在の状況」と「将来の有りたいスタイル」を整理した上で情報を取捨選択して「あなただけのセカンドキャリアプラン」を作っておくことが、転職活動の成功のために必要なことだと思います。
まとめ
今回は「50代会社員の転職・再就職が難しい理由とその対策とは？」と題して、50代のリアルな転職事情や難しいと言われている原因、その対策方法成功した人の特徴などについて詳しくご紹介しました
50代での転職は難しいと言われています。しかし適切な対策を取って計画的に行動すれば決して不可能なことではありません。会社に勤めている今のうちから自分の持っている知識やスキルを整理して、今後どんな分野で活躍したいかを明確にしましょう。更に、関連する資格を身につければ、再就職活動をする際かなり有利に働くでしょう。50代はまだ色々と挑戦できる年代だと思います。
何を始めたら良いのか迷っているのであれば、これからの時代使えて当たり前と言われている「IT関連」の学習をおすすめします。現在持っている自分のスキルにプログラミングやウェブデザイン、ブログなどIT関連のスキルを組み合わせれば、新しい世界が見えてくるでしょう。
50代の手習いならTechGardenSchoolがオススメ！
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20年以上に渡り金融機関に勤務している「生粋の金融人」です。FP仲間の情報や勉強会・お金にまつわるニュース等をわかりやすく簡単な言葉で発信しています。 FP技能士2級・AFP・日商簿記2級
