ITビジネスの全体像
下の図に示したのはITビジネスの全体像になります。「ビジネス」と書きましたが「趣味」や「非営利活動」でも原則は変わりません。また個人のスモールビジネスでも大企業のグローバルビジネスでも規模に関わらず基本は同じですので、現在のご勤務先のお仕事でも、ご自身の事業でも、また非営利活動や趣味の分野であって応用可能です。
① ウェブサイト・ブログ (WordPress) これはリアルビジネスにおける「店舗」であると言えます。お客様あるいは潜在顧客が最初に訪れる場所になります。一生懸命広告しても、店舗がなければ話になりませんよね? ですので、最初に構築すべきはあなたの活動やサービスを紹介するウェブサイト・ブログとなります。
② ITビジネスツール これらは、あなたの「店舗」であるウェブサイト・ブログにお客様を誘導するためのツールです。 お客様があなたのウェブサイト・ブログに訪問するルートには、
1)Googleによる検索からの流入
2)SNS(Facebook, Twitter, YouTube) からの流入
3)有料の広告(Facebook広告、Google Adworse)からの流入
があり、それぞれ目的によって使い分ける必要があります。
③ ITサービス提供 あなたが、お客様にITサービスを提供したい場合には、ウェブアプリやスマホアプリを開発する必要があり、基本的なプログラミングの知識とスキルが必要になります。 外注することもできますが、高額であり業者選定なども難易度が高いため、あなた自身が基本的なプログラミングの知識と経験を身につけていたほうがよいでしょう。
最初のプロトタイプくらいはご自身で挑戦してみることをオススメいたします。またITサービスの顧客獲得は非常に難易度が高いため、そういう意味でも初期投資は最低限にするべきです。④ リアルサービス提供 お客様に対面であなたのサービスを提供することをリアルサービスと呼びます。コーチングやセミナーに代表されるように初期投資が非常に低く済むため最初の入り口としてはオススメのルートです。 商品を提供される場合には、自社開発をせずに、既存の製品を仕入れて販売するスタイルから入ることで初期投資を抑えることができます。
リアルサービス提供ではITを使わないように見えますが、実際にはITリテラシーがあったほうが、実際のサービスの質と効率が上がったり、選択肢も増えることが多いです (例:コーチングの記録の共有にGoogle Driveを使う、など)。 このように、あなたがなんらかの活動をおこなって社会に対してOutputを行なうとする際には、活動のどの段階においてもITのスキルと知識、経験が必須であることがお分かりいただけたかと思います。 しかし、それは何年も勉強と経験を積んだプロにしかできないことではなく、ある程度であれば、素人である我々でも十分できるものであるということをお伝えしたいと思います。特に、長年の社会経験を通じて培ってきた専門知識をお持ちの中高年・シニアの方々は十分にITビジネスを始めるネタや実力をお持ちであると確信しています。プログラミングで定年崩壊に備える! あなただけの在宅での稼ぎ方をご提案