【50代中高年・シニアのためのプログラミング】 挫折の代名詞〜英語学習とプログラミング学習の共通点とは

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【50代中高年・シニアのためのプログラミング】 挫折の代名詞〜英語学習とプログラミング学習の共通点とは

かつて(今もそうかも)挫折する代表といえば「英会話・英語」だったと思います。私も昔4月になると書店に並ぶNHKのTVやラジオの英会話講座のテキストを買っては「これなら続けれられそう! テキストも高くないし少しづつやればそんなに時間もかからないよね♪」と張り切って始めるものの、良くて1週間しか続かないことが多かったですね。「あ、今日は録音忘れちゃった」「今日は残業だったし」とできない日が出てきて、「後でまとめてやって追いつこう」と思ううちに段々と嫌になっていく。。。というパターン。 NHKの英語教材は本当に安くて内容も充実していますし、テープやCDも出ているのでやりさえすれば挫折するはずないんですけどねえ。 Education school teaching technology and people co G726M9P 私も18−26歳くらいの間は漠然と「いつかは英語を話せるようになりたいな」くらいにしか思っておらず、町田にあったECC英会話スクールやNOVAに通ったり、思い出したようにNHKの講座に手を出しては挫折したり、といった具合でした。 それが変わるきっかけになったのが、26歳の時に勤務していた米系メーカーの研究所が撤退してしまい、英系トイレタリーメーカーへ転職したことです。「後がない」という不安と「海外に行きたい」という希望を胸に、まずはTOEIC 730点以上を目指して勉強を始めました。 その会社では海外研修の選抜などなにかとTOEICの点数を基準にしていたからです。 とにかく点数を上げれば良かったので問題集を3冊買って2回以上やったところ、6ヶ月後に770点を取ることができました。   その転職先では職場にイギリス人が常駐していたこともあり、電子メールや書類は英語で作成することになっていたので、次の目標はこれらを職場の人達(イギリス駐在帰りの人もいました)にひけをとらないようにこなすことでした。 1990年代半ば当時、今のように実務分野ごとの細かい教材はありませんでしたので、先輩や上司の過去の電子メールや書類を必死で真似しては上司の添削を受け、なんとか最低限のレベルに到達することができました。   次の目標は、「会議でプレゼンをして、質問に答えたり議論に参加する」ことでした。 この点では、勤務先で平日夜にビジネス英語のレッスンを受けられたのは大変有り難かったです 。使用していたLongman社のビジネス英語の教材が非常に良く、Presentation, Meeting&Discussionと勉強していきました。 更にもっと実践的な練習がしたくて同じマンションに住んでいた アメリカホンダ(オハイオ)から来ていたアメリカ人の奥さんに 2時間4000円くらい支払って、その教材や実際に自分で作成したプレゼンテーションの発表シュミレーションに付き合ってもらったりしました。その甲斐あって、1年後には英語で最低限の仕事や出張をこなすことができるようになり、3年後にイギリス駐在の切符をつかむことになります。 順風満帆みたいですけど、他にもいろんなことがあって当時は本当に大変でした。その話はまた別の機会に。ここでは私のキャリアを知っていただきたいのではなく、あなたに知ってもらいたいのは、   「何故1年足らずで英語で最低限の仕事や出張をこなすことができるようになったのか」   ということなんです。それまでだって、のべにすれば2−3年は英会話の勉強はしていたのに、なんで? ということです。この理由は英会話に限らずプログラミングでも何の学習でも基本的には同じだと考えています。   私の転職先での英語学習が成功したのは、以下の3つの要因によります。  

成功要因1 :大きな目標と小さな目標が明確だった

今思えば、大きな目標「海外に行きたい、住みたい」というのがまずありました。 これがあったので英語に限らず、WOWOWでメルローズ・プレイスを見たり海外文化を旺盛に吸収したり、グロービスに週末新幹線で宇都宮から東京まで通って、ビジネスの勉強をするエネルギーが湧いてきたと言えるでしょう。 そうそう、代々木のTOEFLEアカデミーにも通い、ハーバードMBAで投資銀行出身の アメリカ人名物講師(インパクトの強い人でした!)のエッセーやGMATの授業に出たりしましたっけ。 英語に関して言えば、小さな目標が明確だったのでどんな教材を使ってどんな勉強法を取ればいいかもわかりやすかったです。 目標① TOEFLE730点 勉強法 : 問題集を解きまくる 目標② 電子メールと書類 勉強法 : 上司のものを真似る & 上司に添削してもらう 目標③ プレゼンとディスカッション 勉強法 : Longmanの教材+アメリカ人とのシュミレーション練習  

成功要因2 :学習する環境と習慣があった

次に大きかったのは、これらの勉強法を実現するための環境があり、継続することを習慣化することができた点です。 目標① TOEFLE730点 環境:勤務先の評価対象だった 習慣:試験を受けた直後に次の試験を申し込んでいた。 目標② 電子メールと書類 環境:やらないと仕事が進まなかった。添削してれる上司がいた。 習慣:家に持ち帰ってでもやり遂げていた。 目標③ プレゼンとディスカッション 環境:勤務先で実践するチャンスがあった。 習慣:会社のレッスンを活用したり、自分でアメリカ人を雇ったりした。  

成功要因3 :学んだことをすぐに使えて、フィードバックがあった

そして頑張って形にしたことが、周りの人や組織に認められたことが自信になりました。 自分が成長していることが実感できると、次のステップに向けて更に頑張れましたね。 目標① TOEFLE730点 フィードバック :勤務先に提出し記録され、海外研修にも行くことができた。 目標② 電子メールと書類 フィードバック :海外から感謝の返信があったりした。 目標③ プレゼンとディスカッション フィードバック :上司やイギリス人から褒めてもらったりした。     この3つの成功法則は、プログラミング学習にもそのまま当てはまります。    

プログラミング学習 成功法則1 :大きな目標と小さな目標を作れ!

プログラミングを勉強してあなたが5年後あるいは10年後に「こうなったらいいな」という夢と希望を出してみてください。 ● 大きな目標例 : アプリを制作してサービスを立ち上げる。 ウェブサイトを通じて自分の好きなことで月10万円稼ぐ、など。 大きな目標のステップとなりそうな小さな目標を3つ考えてみてください。でも大きな目標に通じる道筋がなかなか具体的にわからないと思います。その際、エンジニア、ITビジネスをしている人、プログラミングスクールのスタッフ・講師などの専門家に聞いてみることをお勧めいたします。   ● 小さな目標例: プログラミングの勉強を1年続ける。 小さな試作品のアプリを3つ作る。WordPressでウェブサイトの試作品を作ってみる、など  

プログラミング学習 成功法則2 :学習する環境と習慣を確保せよ!

先程考えた小さな目標に向かって、勉強や活動をできる環境を確保しましょう。 プログラミング学習で言えば、 ● 技術的な指導をしてくれる、信頼できる先生の確保 目標達成のための道筋・カリキュラムをデザインしてくれるコーチや先生の確保が効率的な学習のためにはとても大切です。 また、学習を継続する習慣も意識して作っていく必要がありますので、 ● 強制的に勉強せざるを得ない場所に行く (スクールに通う、など) ● 他人の目を意識する環境で一緒に勉強することで、挫折しにくくする。 ● 同じような目標を持っている人がいるコミュニティに入って、仲間を作り励ましあう。   などの工夫が必要です。 人間、目標だけ立てても、何にもしないですよね〜 それはあなたも良くわかっていますよね。    

プログラミング学習 成功法則3 :学んだことをすぐに使ってフィードバックを求めよ!

そうやって頑張っても、何か結果が見えないとやる気も続かないものだし、勉強しないものですよね。 だ・か・ら、 学校にはテストがあるんです! テストの点数、というのは最もわかりやすいフィードバックと言えるでしょう。 プログラミング学習にそれを応用すると、 ● スクールやオンライン教材の〇〇基礎コース、△△応用コースなどのコースの修了を励みにする。 ● 書いたコードを先生に見てもらい、フィードバックをもらう(大抵褒めてくれます!)。 ● 作ったアプリやウェブサイト、執筆したブログをスクールやコミュニティの仲間に見てもらったり、使ってもらう。 のようになりますね。     このようにプログラミング学習の3つの成功法則を見てきましたが、どの法則においても ● 信頼できる先生 ● 同じ目的を持つ仲間   が重要な役割を果たしていることがおわかりでしょうか。 今更ですが、「学校」「スクール」という仕組みはそれなりに合理性があるものなのだと思います。 「学校なんかいらない」論を最近耳にすることも多くなりましたが、 私はそうは思いませんし、もし学校をなくすとしても必ず他の何かでこれらの役割を代替することになるでしょうね。