50代からプログラミングを始める中高年におすすめのパソコンとは?【2024年 Windows編】
更新日:2024.04.02目次
結論:おすすめのWindowsパソコンのスペックはメモリ:16GB、CPU:Corei5 or Ryzen5、ストレージ:512GB
50代からプログラミングを始める中高年におすすめのWindowsパソコンのスペックは、メモリ:16GB、CPU:Corei5 or Ryzen5、ストレージ:512GBです。このスペックであれば、プログラミング作業や一般的な事務作業には十分であるといえます。
パソコンにはWindowsやMac、Linuxなどの種類がありますが、Windowsは多くの企業で導入されているため、Windowsであれば使った経験があるという方も多いでしょう。
Windowsのパソコンには大きく分けてノートパソコンとデスクトップパソコンがありますが、持ち運びの機会が多い方はノートパソコン、自宅での作業がメインで設置スペースが十分にある方はデスクトップパソコンがおすすめです。
Windowsがおすすめの人とは?
Windowsは、パソコンのなかでも最も多くの会社・職場で使用されている代表的なパソコンの種類です。そのため、Windowsのパソコンであれば慣れているという人もいるでしょう。Windowsの大きな特徴は、汎用性と多様な機能・設定です。
特にMicrosoft OfficeはWindowsの代表的なアプリとも言え、さまざまな会社の業務でも利用されています。Microsoft Officeのヘビーユーザーの人やエクセルVBAを活用している人にとっては、Windowsがおすすめです。
また、PowerPlatform(PowerBIなど)を使う機会がある人にとっても、Windowsはおすすめのパソコンとなるでしょう。代表的なパソコンとしては他にもMacがありますが、MacとWindowsの比較については以下の関連記事でも説明していますので併せてご参照ください。
関連記事:MacかWindowsか ?
ノートパソコンとデスクトップパソコンとの違い、ポイントは?
続いて、ノートパソコンとデスクトップパソコンの違いについて比較していきます。ノートパソコンは、「ノート」のように薄くたためるタイプのパソコンであり、軽量で持ち運びしやすいことがメリットです。パソコンを持ち運ぶ機会が多い方や自宅にパソコンを設置する十分なスペースがない方などには、ノートパソコンがおすすめです。一方で、ノートパソコンはデスクトップパソコンと比べると、スペックに対して値段が高くなりやすい傾向にあります。
デスクトップパソコンは、「デスクトップ」(机の上)という言葉からもわかるとおり、設置するタイプのパソコンです。価格に対して高いスペックのパソコンを選べる点や画面が大きく作業しやすい点などがメリットです。デスクトップパソコンは、パソコンを持ち運ぶ機会が少ない方や自宅に十分な設定スペースがある方、大画面・ハイスペックなパソコンが欲しい方におすすめできます。
必要なスペック
プログラミング作業や一般的な事務作業で必要となるパソコンのスペックは、メモリ:16GB、CPU:Corei5 or Ryzen5、ストレージ:512GBです。こちらのスペックであれば、中高年のシニアがプログラミング作業や一般的な事務作業を行うには十分であるといえます。そのうえで、もし動画編集やeゲーム、グラフィック制作などをメインで考えている場合は、より高いスペックを準備したほうが良いケースもあります。
パソコンの基本スペックについては、以下の関連記事も併せてご参照ください。
関連記事:「50代初心者におすすめのプログラミング用パソコンのスペックは、メモリ16GB&3世代前までのCorei5 CPU」」
Microsoft製と他社製との違い、ポイントは?
パソコンの機種には、Windowsの開発元であるMicrosoftが開発・販売しているMicrosoft製や、各メーカーが開発・販売している他社製などがあります。さまざまな機種が販売されていますが、どの機種にすれば良いか迷っている人は、ハードとソフトが揃っているMicrosoft製がおすすめです。
Microsoft製のパソコン機種である「Surface」シリーズには、ほぼすべてのモデルにMicrosoft Officeが標準搭載されています。他社製の場合、Microsoft Officeのソフトを自分で追加購入してインストールしなければならないケースも多いですが、Microsoft製であれば標準搭載されているため、追加購入・インストールの手間なく購入後すぐにMicrosoft Officeを使用可能です。
また、「Surface」シリーズにはノートパソコン、デスクトップパソコン、タブレットパソコンなど、さまざまなタイプの端末があります。さらに全モデルにタッチパネルが採用されているため、マウスなしでも指先で画面を直感的に操作して使用することもできます。Microsoft製であれば、パソコン初心者の中高年でもスムーズに使えるようになるでしょう。
参照元:Joshin web「【おすすめ】Surface(サーフェス)のパソコンの比較&選び方!人気のモデルもご紹介」
Windowsノートパソコン紹介 2024年版
ここでは、おすすめのWindowsノートパソコン(2024年版)の一例を紹介していきます。パソコン選びで迷っている方は、ひとつの参考にしてみてください。
予算の余裕のある人向け
例:Microsoft Surface Laptop Go 3(12.4インチ Core i5 16GB 256GB SSD)
まずはMicrosoft Surface Laptop Go 3です。Microsoft Surface Laptop Go 3の主な特徴は、重量が1.13 kgと軽量であり、持ち運びに優れている点です。軽量でありながら最大 15 時間のバッテリー駆動時間があるため、さまざま場所で作業を行うことができます。
CPUは第12世代のCore i5であり、Windows11とOffice Home & Business 2021が搭載されています。軽量である分、画面サイズは12.4インチとやや小さく、ストレージも256GBとなるため、画面サイズやストレージ容量が気にならない方におすすめできます。2024年4月時点で、価格は16万円台となっています。
参照元:Microsoft「Microsoft Surface Laptop Go 3」
例:Microsoft Surface Laptop 5(13.5インチ Core i5 16GB 512GB SSD)
次にMicrosoft Surface Laptop 5です。Microsoft Surface Laptop Go 3の主な特徴は、持ち運びやすさと画面サイズのバランスに優れている点です。画面サイズが13.5インチであり先ほどのMicrosoft Surface Laptop Go 3よりもやや大きい分、作業がしやすくなります。それでいて最大 18 時間のバッテリー駆動時間があるため、持ち運びにも向いています。
CPUは第12世代のCore i5であり、Windows11とOffice Home & Business 2021が搭載されています。2024年4月時点で、価格は20万円台となっています。
参照元:Microsoft「Microsoft Surface Laptop 5」
予算を抑えたい人向け
アウトレット品がおすすめ10万円以下の購入も可能例:Lenovo ThinkBook 14 Gen 6 (AMD)(14インチ Ryzen 5 16GB 512GB SSD)
続いてLenovo ThinkBook 14 Gen 6です。Lenovo ThinkBook 14 Gen 6の主な特徴は、画面サイズが14インチであり、今回紹介するノートパソコンのなかでは最も画面サイズが大きい点です。なるべく大きい画面サイズを希望される方におすすめできます。CPUはAMD社製のRyzen 5であり、メモリ:16GB、ストレージ:512GBと問題ないスペックとなっています。2024年4月時点で、価格は7万円台となっています。
参照元:価格.com「Lenovo ThinkBook 14 Gen 6」
例:Inspiron 14 (14インチ Core i5 16GB 512GB SSD)
最後におすすめするのはDELLのInspiron 14です。DELL Inspiron 14の主な特徴は、画面サイズが14インチであり、先ほどのLenovo ThinkBook 14 Genと同様に比較的大きな画面で作業を行える点です。そのため、大きめの画面サイズのノートパソコンをお探しの方におすすめできます。
CPUは第13世代のCore i5、メモリ:16GB、ストレージ:512GBであり、スペック面も充実しています。2024年4月時点で、価格は8万円台となっています。
参照元:価格.com「Inspiron 14 Core i5 1335U・16GBメモリ・512GB SSD搭載モデル」
Windowsデスクトップパソコン紹介 2024年版
ここでは、おすすめのWindowsデスクトップパソコン(2024年版)の一例を紹介していきます。デスクトップパソコンの選択で迷っている方は、ひとつの参考にしてみてください。
例:パソコン工房 第12世代インテル® Core™ i5 プロセッサー搭載ミニタワーデスクトップパソコン(Corei5 16GB 500GB SSD)
Windowsのデスクトップパソコン選びでお悩みの方は、第12世代インテル® Core™ i5 プロセッサー搭載ミニタワーデスクトップパソコンがおすすめです。OSはWindows 11 Home、CPUは第12世代インテル® Core™ i5 プロセッサー搭載で、メモリ:16GB、ストレージ:500GBと十分なスペックを持っています。
デスクトップパソコンであるため、大きいディスプレイ画面や使いやすいキーボードなど、作業しやすい環境を自分でカスタマイズしやすい点も便利です。自宅中心の作業で、かつ設置スペースが十分にある方は、こちらのデスクトップパソコンを検討してみるのもよいでしょう。2024年4月時点で、価格は7万円台となっています。
以下リンクのパソコン工房での購入の場合、1年間の無料保証や電話・出張・全国の各店舗でのサポート対応を受けられるようになっているため、50代のパソコン初心者でも安心です。
参照元:パソコン工房「第12世代インテル® Core™ i5 プロセッサー搭載ミニタワーデスクトップパソコン」
まとめ
今回は、50代からプログラミングを始める中高年におすすめのWindowsパソコン(2024年版)をご紹介しました。Windowsは多くの企業で導入されているため、Windowsであれば使った経験があるという方も多いと思います。
Windowsのパソコンには大きく分けてノートパソコンとデスクトップパソコンがありますが、持ち運びの機会が多い方はノートパソコン、自宅での作業がメインで設置スペースが十分にある方はデスクトップパソコンを検討するとよいでしょう。
いずれの場合においても、プログラミング作業や一般的な事務作業で必要となるパソコンのスペックは、メモリ:16GB、CPU:Corei5 or Ryzen5、ストレージ:512GBです。今回ご紹介したパソコンの例も参考に、あなた自身に合ったパソコンを選んでいきましょう。
大手SIerおよび大手メーカーの情報システム部門で実務経験を積み、現在はITライターとして独立。DX・IT・Webマーケティング分野を中心に多数の記事やコラムを執筆。保有資格:ITストラテジスト、プロジェクトマネージャー、応用情報技術者など。