50代で楽しいことを見つけるための考え方や習慣、人付き合いは？定年後のセカンドキャリアを豊かにするには趣味と実益を兼ねるプログラミングがおすすめ！

更新日：2024.04.04

楽しいことは偶然見つかることもありますが、意識しないと見つかる可能性は低くなりがちです。定年後に楽しいことがなければ、毎日が退屈になり生きがいを失ってしまうでしょう。今回は、定年後の生活やセカンドキャリアを充実させられるよう、50代が楽しいことを引き寄せるための考え方や挑戦、習慣、人付き合い、楽しいことに専念するための準備などについて解説します。

定年が見えてきたのですが趣味がありません。定年後に生きがいを失ってしまいそうで心配になっています。どうすればよいでしょうか？

50代のうちから楽しいことを見つけておくと定年後の生活やセカンドキャリアが豊かになり、生きがいを増すことができます。50代であることに臆せず、さまざまなことにチャレンジして楽しいことを見つけておきましょう。自分自身で限界を設けるのをやめたり、新しくITスキルを学んだり、若者のトレンドを察知したりするなど、考え方や行動、習慣を変えてみてください。

1 結論：50代を言い訳にする考え方はNG！楽しいことに専念したいなら趣味と実益を兼ねたプログラミングに挑戦
2 50代が楽しいことを引き寄せるための考え方
3 50代が楽しいことを引き寄せるためのチャレンジ
4 50代が楽しいことを引き寄せるための習慣
5 50代が楽しいことを引き寄せるための人付き合い
6 50代が楽しいことに専念するための老後に向けた準備
7 まとめ

結論：50代を言い訳にする考え方はNG！楽しいことに専念したいなら趣味と実益を兼ねたプログラミングに挑戦

定年後の生活やセカンドキャリアを豊かにできるよう、50代が楽しいことを引き寄せるには考え方から変える必要があります。具体的には50代という年代に対するネガティブな考え方です。「50代からでは何をやっても遅い」という思い込みが楽しいことを遠ざける要因になります。

50代を言い訳にせず、可能性を信じ、自分で限界を設けなければ、新しいことにチャレンジしながら楽しいことを見つけていけるはずです。定年後にお金の不安を気にせず楽しいことに専念したいのであれば、趣味と実益を兼ねたプログラミングなどのITジャンルに挑戦してみてください。

50代が楽しいことを引き寄せるための考え方

まずは、50代が楽しいことを引き寄せるための考え方から解説します。

50代を「言い訳」にしない

50代になると体力が衰えてくるため、楽しいことが見つかっても年齢を言い訳にして諦めてしまいがちです。

しかし、50代になっても楽しいことに果敢に挑戦して充実した生活を送る方もいます。

たとえば、50代からYouTubeでテニスを独学して楽しんでいる方も珍しくありません。年齢に囚われない考え方を持って楽しいことを引き寄せましょう。

50代の「可能性」を信じる

50代になると趣味を始めても上達しないと思うかもしれませんが、決めつけるのはよくありません。

50代でギターを始めて毎日練習して上達し、路上でデビューする方もいます。自分の可能性を信じなければ、その瞬間に楽しいことが失われます。

楽しいことを引き寄せるために自分の可能性を信じましょう

50代に「限界」を設けない

50代になったときに勝手に自分の限界を決めてしまう方も少なくありません。しかし、限界を決めなければ楽しいことに出会える可能性が広がります。

定年目前でパソコンを学び、80歳でゲームアプリを開発した若宮正子さんという方が世間で注目されています。自分の限界を設けなければ、50代からでも楽しいことを純粋に楽しみ続けられるとわかります。

自分の限界を気にせず楽しいことを貫いた若宮正子さんについては「若宮正子さんとは？ 50代のうちに知っておきたい勉強法書籍などを紹介！母親の介護とパソコン購入がアプリ開発へとつながった！」の記事で紹介していますので、ぜひご覧になってください。

50代が楽しいことを引き寄せるためのチャレンジ

50代が楽しいことを引き寄せるためにはチャレンジが必要です。取り組んでほしいチャレンジについて解説します。

若者時代に挫折したことに再挑戦する

大学時代にプログラミング言語の授業を履修してFortranやBasicに取り組んだけれど、必要性がわからず挫折した方や授業だけで終わっている方もいるでしょう。

職場で多くの経験をしてきて、現場での活用を想定できる50代の今なら、プログラミングの必要性がわかり、楽しく学習できるはずです。実際にTechGardenSchoolでは、再度プログラミングに挑戦することを希望される中高年の方が多くいます。若いころに挫折したこと、チャレンジしていたことに再挑戦してみましょう。

興味があることをとことん突き詰める

ハンドメイド商品づくりや動画制作などのように、収益化まで期待できる趣味に挑戦すれば、定年後の生活が楽しくなるでしょう。

ただ、定年後は気力の低下により、好きなことでも継続できない恐れがあります。収益化の楽しみを知る前に挫折するかもしれません。興味があることをからとことん突き詰めてみましょう。

趣味を実益に結びつける方法を知りたい方は「定年後の趣味で実益を兼ねるには、50代がラストチャンス：好きで稼ぐメリットとデメリット」の記事を参考にしてみてください。

新しくITスキルを学ぶ

50代になると役職を外れて、仕事にやりがいを見い出せなくなることもありますよね。

ぜひITスキルを学んでみてください。たとえばExcelVBAを学ぶと、業務を自動化して職場に貢献できます。「今度はどの業務を自動化しようか」と、仕事で創造性を発揮するのはとても楽しいです。ブログを開設し、自分の作品を発信したり、趣味の成長過程を綴っていくと、共感を生んだり思わぬ依頼や相談があったりもします。

50代からでもITスキルを学べるプログラミング教室もあるので、ひとまず習い事の感覚で始めてみてはいかがでしょう。

50代が楽しいことを引き寄せるための習慣

50代が楽しいことを引き寄せるためには新たな習慣を取り入れることも重要です。明日から意識してほしい習慣をご紹介します。

ポジティブなイメージに変換する

新しいことを始めるときにネガティブな不安が出てきたらポジティブなイメージに置き換えましょう。たとえば、ITスキルをプログラミングスクールで学ぼうとしたとき、若者がたくさんいて場違いなイメージが湧くかもしれません。

その場合は、他の年代の知り合いが増える。他の年代の考え方に触れることができ、刺激を受けるといったポジティブな発想もできます。

ポジティブなイメージに変換するだけで、楽しいことにチャレンジしやすくなるはずです。

夢や願いをリストアップする

手帳やノートなどに夢や願いを少しずつリストアップしてみましょう。視覚化することで50代のうちから取り組んでみたい楽しいことが浮かび上がってくるでしょう。

最近ではSNSでやってみたいことリストを書く方も珍しくありません。情報発信がきっかけとなり、夢や願いを一緒に実現してくれる方が集まることもあるかもしれません。ブログを開設している方は実践してみてはどうでしょう。

若者のトレンドを察知する

最近はYouTubeやSNSなどのオンラインサービスが身近となり、若者がITを使いこなし動画や文章などを積極的に投稿する時代となりました。

ボーカロイドのように音声合成技術で歌を表現するクリエイターも登場するなど、50代の方がこれまで出会うことのなかったエンタメを発見できることもあります。

YouTubeやSNSなどで若者のトレンドを察知して、楽しいことはないか探してみましょう。

50代が楽しいことを引き寄せるための人付き合い

人との関係が広がると次第に楽しいことも増えていきます。50代が楽しいことを引き寄せるための人付き合いについて解説します。

旧友を大切にする

仕事や育児などで追われていると、これまで出会った友人と疎遠になってしまいがちです。

久しぶりに会えば定年後に一緒に趣味を楽しむ約束ができるかもしれません。50代で仕事が落ち着いて時間に余裕が出たら旧友に連絡をとってみるとよいでしょう。

あらためて旧友を大切にして、お互いに楽しめる関係性を深めてみてください。

夫婦で過ごす時間を増やす

50代になると子供が独立している場合が多く、時間にゆとりが生まれ始めます。夫婦で過ごす時間を意識的に増やしてみましょう。

買い物や外食などに出かけるうちに、楽しいことについて話し合う機会も増えます。一緒に挑戦できることや取り組むことがあると、さらに会話も増え、関係性も深まります。

独身ならパートナーを探すか独身を楽しく貫く

独身なら出会いを探すのもおすすめです。パートナーを見つけることで新たな趣味を発見できます。最近ではマッチングアプリに登録する50代も珍しくなくなってきたので、50代でも新たな出会いを気軽に探せるでしょう。また、趣味を通して知り合ったりということも多く、一緒に取り組むことで会話も自然と進みます。

自分のライフスタイルを崩したくない方は、独身生活を極めるという考え方もありです。お金と時間の余裕が出てくるので、思う存分楽しいこと探しに時間をかけられます。独身を楽しく貫くと決めて、趣味を一緒に楽しめる仲間を見つけましょう。

習い事で新しい友人や仲間を見つける

50代から新たに友人や仲間を見つけるのは難しいと思うかもしれませんが、習い事をきっかけに出会いが生まれることもあります。

たとえばスポーツクラブの体験授業で試合をするとき、一緒に参加した方とチームを組むこともあります。自己紹介をして趣味や性格が合いそうであれば、一緒に習い事を続けていくうちに長く付き合える仲になるかもしれません。

大勢で楽しいことに取り組みたい方や、独身を貫くと決めている方は、積極的に習い事の無料体験に参加して出会いを求めてみましょう。

具体的なスポーツクラブやカルチャースクールの例などは「【50代会社員向け】定年後に趣味がない人へのオススメは、まずはカルチャーセンターとスポーツクラブに話を聞きに行くこと」でもご紹介しています。

50代が楽しいことに専念するための老後に向けた準備

準備不足で定年すると、楽しいことが見つからなかったり、楽しいことに集中しづらくなったりする場合もあります。50代が楽しいことに専念するための老後に向けた準備を解説します。

夢中になれる趣味や定年後の仕事を見つけておく

50代になると仕事が落ち着き始めるので、夢中になれる趣味や定年後の仕事をじっくり探す時間が生まれます。

趣味の分野で楽しいことを見つけたいのであれば、XやInstagramなどの投稿をチェックしたり、スクールの体験レッスンに参加したりしましょう。定年後に熱中できる楽しい仕事を探したいのであれば、Indeedやハローワークのサイトで求人を閲覧してみてください。

50代で夢中になれるものの具体例については「50代で夢中になれるもの5選！定年前に趣味を見つける方法や見つからないときの対策を紹介」で解説しているので、参考にしてみてください。

老後のセカンドキャリアを考えておく

老後にお金が不足すると、安心して楽しいことに取り組めません。年金や退職金があっても、貯金を切り崩す生活は不安を感じてしまいがちです。

お金の不安を感じずに楽しいことに打ち込むには、定年後のセカンドキャリアを考えておくことが重要です。定年後は体力が衰えやすいので、基本的には在宅ワークができると望ましいでしょう。

定年後に在宅ワークをしたいなら、インターネットやパソコン、ツールなどを使いこなす必要があります。プログラミングができれば在宅ワークを受注できるチャンスもさらに増えます。50代のうちからITスキルも学び始めておきましょう。

生活習慣を見直して体調を整える

定年後に体調を崩してしまえば、楽しいことに取り組めなくなります。

50代から生活習慣を見直して体調を整えましょう。

たとえば、悪い脂肪に気をつけてオリーブオイルを食事に取り入れたり、有酸素運動や筋トレをしたりすることなどを心がけます。

定年後に楽しいことを諦めなくて済むように、50代から心と体を若く保つようにしましょう。

自分に素直になって楽しいことを見極める

同僚や友人などと一緒に趣味に取り組むとき、心の底から楽しめない場合もあるでしょう。惰性で続けてしまえば老後の貴重な時間を中途半端に消費してしまいます。

人付き合いを理由に続けている趣味などがあれば、50代のうちから少しずつ頻度を減らしてみましょう。

反対に自分に素直になれず楽しいことに挑戦できない方もいるはずです。自分に似合わないと思っているのは自分だけかもしれません。気になっているジャンルの趣味を同僚や友人、家族に少しずつ話し始めるなどしてきっかけを作ってみましょう。

50代が楽しいことで稼ぎたいならプログラミングがおすすめ！

50代が楽しいことで稼ぎたいならプログラミングがおすすめです。

プログラミングはホームページやゲーム、アプリなどを楽しく制作できるスキルであるとともに、職場の業務を改善したり在宅ワークで稼いだりできる実用的なスキルでもあります。

50代のうちから本格的に習得しておけば、定年後に趣味として続けられるだけでなく、収入も安定させやすくなるでしょう。

お金にもなって楽しめる趣味はなかなかありません。実益につながる楽しいことを探している方は、ぜひ新しいチャレンジとしてプログラミングを学び始めてみてください。

「50代から始める趣味なら、生きがいと実益を兼ねるプログラミングがおすすめ」の記事でもプログラミングを趣味にするメリットを解説しているので、チェックしてみてください。

まとめ

50代が定年に向けて楽しいことを引き寄せるには、50代を言い訳にせず可能性を信じて限界を設けない考え方が重要です。

そのうえで若いころに挫折したことに再挑戦したり、夢や願いをリストアップする習慣を取り入れたり、習い事で新しい仲間を見つけたりするなどすれば、楽しいことが見つかってくるでしょう。

ただ、老後にお金が不足すると楽しいことも楽しめなくなります。プログラミングのように楽しみながらお金を稼げる趣味も検討してみましょう。

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