【中高年・シニアのためのプログラミング学習ガイド】中高年がプログラミングの独学で躓きやすい挫折ポイント3選

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【中高年・シニアのためのプログラミング学習ガイド】中高年がプログラミングの独学で躓きやすい挫折ポイント3選

中高年が挫折しないプログラミング勉強法

中高年が独学でプログラミングを習得できますか? またどのように独学するのがおすすめですか?

最近の書籍やオンライン教材は大変充実しており、中高年からプログラミングの勉強をスタートすることは可能ですが、設定トラブルやエラー処理、文法を学んだ後、何をすればいいかわからない、など独学はいくつかの高いハードルがあります。
それらを乗り越え、正しい方法で学習を継続するためには、信頼できる専門家と仲間が必要です。
そのための選択肢として、ITコミュニティや勉強会などに所属する、専門家を家庭教師的に雇う、スクールに通う、などを独学と併用するのがおすすめです。

具体的な独学方法については記事:
「【中高年向けプログラミング勉強法】まるで体験レッスン!勉強手順とおすすめの教材紹介を具体的に解説」をご参照ください。

皆さん、テックガーデンスクールの高橋です。

日々中高年の方々からよく受ける質問に、「プログラミングを勉強するのに独学はやめたほうがいいですか?」というのがあります。

世間一般的にプログラミングやエンジニアに注目が集まっていることもありますし、早期退職や定年延長、老後のセカンドキャリアなどが取り上げられ、気になっている方が多いようです。

すでに定年を迎えているシニアの方々からも同様の質問を受けます。

今回は中高年向けのプログラミングスクールを運営してきた経験、そして中高年向けのプログラミング学習参考書を執筆してきた経験から、中高年のプログラミング勉強方法とよくある挫折ポイント3選をご紹介したいと思います。

これからプログラミングの勉強を始めようか検討している中高年の方々にぜひ読んでいただきたい記事です。

関連記事:

【中高年向けプログラミング勉強法】まるで体験レッスン!勉強手順とおすすめの教材紹介を具体的に解説

プログラミングの勉強を始めたい中高年におすすめのスクール

結論:プログラミングは独学で習得可能だが、万人向きではない

プログラミングは独学で習得可能ですが、万人向きではありません。計画性があり、分からない内容が出てきても自力で調べて解決できる人であれば独学も可能ですが、独学での習得が難しい人も多くいます。

特に中高年が独学で学ぼうとすると、そもそも何から始めてよいか分からず学習が進まないケースも少なくありません。分からないことがあっても質問や相談ができないため、途中で挫折してしまうことも多いでしょう。

中高年がプログラミングを効果的に学習していくためには、プログラミング学習における適切な目標設定を行い、モチベーションを維持するための学習環境の確保が重要です。そのためには、信頼できる専門家と同じ目標を持った仲間のいるスクールに通うことが有効な手段となるでしょう。

プログラミングは独学で習得可能か

未経験者には難しいと思われがちなプログラミングですが、独学で習得することは可能です。最近では、初心者向けのプログラミングの参考書や学習サイト、動画教材などが豊富に出てきているため、独学でも学びやすい環境が整っています。また、PC1台あれば学習を始められる手軽さも魅力であるといえるでしょう。

ただし、独学でのプログラミング習得は簡単ではなく、万人向きではありません。自分1人でモチベーションを保ち続けながら、新しい文法を覚えたりエラー発生時に対処をしたりする必要があるため、途中で挫折してしまう方も少なくないでしょう。

また、目指すレベルによっても独学でのプログラミングの習得難易度は異なります。簡単なプログラム作成だけであれば独学でも十分可能ですが、開発現場で活躍するレベルになるためには独学では難しいケースも出てくるでしょう。

独学ができる人の特徴

続いて、独学ができる人の特徴について解説します。独学ができる人の主な特徴は以下のとおりです。

・自分で計画を立てて日々の学習に取り組める

・プログラミングを習得したい目的がはっきりしている

・モチベーションの継続するために自分なりの工夫ができる

・集中力が高い

・学んだ知識をすぐにアウトプットしてみる習慣がついている

・分からないことは自分でWebや書籍などで調べることができる

上記に示すように、独学ができる人は学習目標を明確にしたうえで、自分で学習の計画を立てて日々の学習に取り組むことができます。また、学習に没頭するための集中力があり、モチベーションが低下した時でも自分なりに楽しむ工夫をして継続することが可能です。

自主性も備えており、分からないことは自分で調べ、新たに学んだ知識はすぐに実践してみる行動力も兼ね備えています。

参照元:TECH CAMP「プログラミング独学ができる人の4つの特徴!向いていない人への対処法も解説

独学で学ぶメリット・デメリット

ここでは、独学で学ぶメリット・デメリットについて解説します。

独学で学ぶメリット

独学で学ぶメリットは、主に以下のとおりです。

・学習費用があまりかからない

・自分で問題解決する力を培える

・自分のペースで学習を進められる

・自分1人で習得した達成感や自信が得られる

・自分で好きな書籍や動画を選んで学習できる

上記に挙げたように、独学であれば少ないコストで学ぶことができます。また、自分で好きな教材を選び、自分のペースで学習計画を立てて学べる点もメリットです。

独学を続けていくなかで、自然と問題解決能力も向上し、プログラミングを習得した頃には大きな達成感や自信が得られているでしょう。

独学で学ぶデメリット

反対に、独学で学ぶデメリットとしては、主に以下が挙げられます。

・何から始めてよいか分からず、学習が進まないおそれがある

・分からないことがあっても質問や相談ができない

・分からないことが解決しないままになってしまうリスクがある

・プログラミングを習得するまでに多くの時間がかかる

・モチベーションの維持が難しく、挫折しやすい

上記のとおり、独学で学ぼうとすると、そもそも何から始めてよいか分からず学習が進まないおそれがある点がデメリットです。また、分からないことがあっても質問や相談ができず、習得までに多くの時間を費やしてしまう可能性があります。

さらには、独学ではモチベーションの維持が難しいため、途中で挫折して学習が終わってしまう人も出てくるでしょう。メリットで挙げた事項は、あくまで自分で計画を立てて学習できる習慣のある人であり、独学が苦手な人にとってはデメリットのほうが大きいといえます。

中高年・シニアのプログラミング勉強方法

中高年・シニアの方がプログラミングの勉強をするにあたり、その順序と手法という点から説明します。

まずITリテラシーを身につけてからプログラミングの勉強へ

プログラミングやウェブサイトについて学び始める前に、まず最低限身につけないといけないことがあります。 それは、PCやインターネットの基本的な使い方と構造の理解です。

これをITリテラシーといいます。

日常生活の中でパソコンやスマホを使っていても、どういう仕組みで動いているのか理解していない方が大半ではないかと思います。

誰でもパソコンやスマホなどのIT機器やインターネットを使えるので便利になったと言える反面、プログラミングを学ぶにあたってはITリテラシーがないと使いこなせません。

ITリテラシーはプログラミングを勉強する際の土台となります。 PCやインターネットの使い方ができていないために、プログラミングとは関係のないトラブルやエラーが頻繁に発生して、なかなか本来のプログラミングの勉強が進まない、という場面を非常によく目にします。

具体的にどんなことを試してみれば良いかは【中高年向けプログラミング勉強法】まるで体験レッスン!勉強手順とおすすめの教材紹介を具体的に解説で詳しく解説していますのでぜひそちらをご覧ください。

プログラミングを学ぶのに独学かスクールか

プログラミングを学ぼうとした際、大きく分けて独学かスクールに通うかの選択をすることになります。

このブログを読んでくださっているみなさんも、日々の仕事や趣味など忙しく過ごしていて、なかなか定期的にスクールに通う時間が確保できないという方や、費用面で節約したいと考えている人がいると思います。

独学でプログラミング学習を進めることはもちろん可能ですが、人によって向き不向きがあることも事実です。

これまで多くの中高年を指導してきた経験から、中高年がプログラミング学習で躓きやすいポイントを3つご紹介します。

中高年がプログラミング学習で躓きやすいポイント3選

学習環境が確保できない

このブログを読んでくださっている皆さんはきっと仕事で中心的な役割や責任ある立場を担い、忙しく働かれていることでしょう。

また、家庭での役割が多かったり、趣味に真剣に取り組んでいる方もいると思います。そう、中高年というのは実はとても忙しいのです。

また、独学となると勉強するのはご家庭でということになりますが、家の中で勉強に集中する場所を確保できるでしょうか。

プログラミングの勉強においてはパソコン上でプログラミングをするための環境設定が難しいとよく言われるのですが、中高年にとってはそもそも学習の時間や場所を確保するための家での学習環境設定がとても大切。

継続的に勉強できる家庭環境が無いと、学習が不定期になり徐々にフェードアウトしてしまうという例がとても多いです。

プログラミングの独学を考えている人はまずは学習環境を準備できるかどうか検討しましょう。

書籍の説明と自分のPC画面の違いに戸惑う

独学用に発行されているプログラミングの参考書では、解説するために画面のスクリーンショットが掲載されているのが一般的です。

しかし、パソコンはOSの種類やバージョン、各自の設定によって千差万別、必ずしも同じ画面にはなりません。特にやっかいなのはOSや仮想サーバなどのバージョンで、頻繁に更新されるため、書籍などのスクリーンショット(画面の画像)とインターフェイス(操作するためのボタン配置など)は現実から遅れてしまうことが良くあるのです。

そのような状況のため、対面指導ではない書籍や教材において進め方を100%正確に伝えるのは困難を極めます。

また、PCやインターネットに慣れていない中高年の方々がプログラミング学習に取り組む際、書籍などの解説の画面と全く同じ画面であっても上手くいかないケースは現実にあります。

プログラミングで出てくる画面は初心者の方が操作するには、やや難しいインターフェイスですし、英語も多く出てきますので言語的なハードルもあります。

順調に進んだと思っても、PCの状態などによっては、うまく動かないことも起こり得ます。 このように、専門家(先生)の助けが必要な状況に陥ることも珍しくありません。

プログラミング学習における適切な目標設定が難しい

当ブログを運営している中高年に特化したプログラミングスクールであるTechGardenSchoolでは、初心者の方の最初のゴールを「自分に必要な書籍や情報を選択することができるようになる」、また「今の自分のスキルで挑戦できるレベルを把握できるようになる」ことに置いています。

これができると、プログラミングの醍醐味である「自分の思うように動かす楽しさ、快感」を味わえるようになります。

仕方のないことですが、多くの皆さんはプロの作ったアプリしか見たことがありません。
そのため、ついプロと同じような大作を無意識のうちに作ろうとしがちです。そしてあれもこれもと機能を追加しようとして未完成の時間が長くなり、モチベーションが続かなくなる。

そうこうしているうちに、「なんかデザインもかっこ悪いし、とても公開なんかできない」というネガティブなスパイラルに陥ってしまうことも。

最初はごく小さなものを2〜3個作ってそれを公開し、知り合いに使ってもらいましょう! まずは「公開する」、というハードルを超えることが鍵です。 人は「公開」を意識したとたんに、恥ずかしくないちゃんとしたもの(デザインも含めて)を作ろうと頑張るからです。

こうした成功体験と経験を積むことで、メキメキとプログラミングの腕は上達します。適切なレベル把握というのは初心者の方にはなかなか難しいので、知見のある人にうまくガイドしてもらえるかが大切です。

具体的なプログラミングの勉強内容は

ここまで説明してきた挫折ポイントを乗り越えられそうだという人は、プログラミングの独学に向けて第一歩目はクリアです。

次の記事【中高年向けプログラミング勉強法】まるで体験レッスン!勉強手順とおすすめの教材紹介を具体的に解説ではいよいよ具体的にどんな内容を勉強していくのかをお見せしたいと思います。

プログラミングの勉強手順から当スクール厳選したおすすめの教材やツールのご紹介まで、盛りだくさんとなっていますので、ぜひ読み進めてください。

独学したプログラミングで稼ぐことは可能なのか

独学で習得したプログラミングで稼ぐことは可能です。副業として月に5千円~1万円を稼ぐ程度であれば、これからプログラミングを習得したい中高年でも十分に狙えるでしょう。具体的には、学習と並行しながらクラウドソーシング上の簡単な案件に挑戦していき、徐々に実績や信頼を積み上げていく方法がおすすめです。

プログラミングで稼ぎたい中高年の方は、以下の関連記事も併せてご確認ください。関連記事:「50代プログラミング副業は「経験x業務効率化プログラミング」の3段階アプローチがオススメ!

スクールに通うことはプログラミング上達の近道

「私は独学は難しいかもしれない」と感じた方は、スクールへ通うことを選択肢に入れてみましょう。

スクールに通うことは独学よりも時間の確保に気を使ったり、費用が多くかかる側面もありますが、その分上達が早かったり、しっかりとした技術が身に付くなど、かけた投資を大きく上回るメリットがあります。

プログラミングの勉強を始めたい中高年におすすめのスクールではこれからプログラミングの勉強を始めたい中高年やシニアの方にはどのようなスクールがおすすめなのかを解説しています。ぜひ合わせてご覧ください。

まとめ

プログラミングは独学で習得可能ですが、万人向きとはいえません。モチベーションを維持しながら計画的に学び、不明点を自力で解決できる人であれば独学での習得も十分に可能です。

一方で、独学で学ぼうとすると、そもそも何から始めてよいか分からず学習が進まないという人も多いでしょう。習得までに多くの時間を費やしてしまったり、途中で挫折してしまったりする人が多いのも事実です。

独学が難しいと感じる人は、信頼できる専門家と同じ目標を持った仲間のいるスクールに通うことも有効な手段です。独学よりも多少費用はかかりますが、適切な学習環境を確保することで、しっかりと技術力を身に付けながら上達していくことができるでしょう。

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