【50代会社員必見!】年金を軸に考えるライフプラン、社会環境の変化に伴うワークスタイルや生活スタイルの変化に注意

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【50代会社員必見!】年金を軸に考えるライフプラン、社会環境の変化に伴うワークスタイルや生活スタイルの変化に注意

ライフプラン年金 ライフプランを考える上で軸となるのは年金額です。年金は現役時代の収入や会社員なのか自営業なのかによって大きく変動しますが、老後の収入の基軸となることに変わりはありません。自身の年金額を確認し、その後老後にどのようなライフイベントがあるかを考え、ライフプランを詳細化していきましょう。

50代会社員です。そろそろ年金受給年齢が近づいてきていて、年金を軸としたライフプランを検討したいです。年金額がどの程度でどのような家計になるのか、ライフプランの立てるに必要な考え方を教えてほしいです。

シニア世代にとって年金が収入の大きな軸となりますが、受給額は個人差があり、また、年金額自体も毎年改訂されます。老後の生活についても、近年、フリーランスに代表されるアウトプット型の働き方や引退せずに長く働くスタイルの増加など、社会環境に様々な変化が起きているため、これからの時代に対応した考え方が必要です。

ライフプランを考える上で最初に確認したいのが年金額

どのような生活を送っていくか、お金の面を中心に計画立てていくのがライフプランです。シニアの時代を考える場合、お金の面で中心となるのは年金です。当然、ライフプランも年金を軸に考えていくことになります。

年金額は個人差があり、ライフプラン検討前に確認が必須

日本の年金制度は3階建てと言われています。その中で、会社員・自営業などこれまでどのような働き方をしてきたのか、また、どの程度の収入があったのかによって、受け取る年金の額は大きく異なってきます。厚生労働省では毎年あたらに年金受給者となる者の年金額の例を公表していて、令和4年度では国民年金(老齢基礎年金満額1人分)が64,816円、厚生年金(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額)が219,593 円となっています(※)。 もっとも、この金額は夫婦のうち夫が平均標準報酬(賞与含む月額換算)43.9 万円で40年間就業した場合の試算であり、個人の状況により大きく異なってきます。ニュースや書籍などではモデル年金額で語られることが多いですが、ライフプランを考える前には必ずご自身の年金額を確認しましょう。 ※厚生労働省プレスリリース「令和4年度の年金額改定についてお知らせします」(令和4年1月21日)

年金額自体も社会環境を考慮して毎年改訂される

年金自体も現役世代の給与水準や物価変動に応じて改定率が加味され、毎年変わっていきます。例えば直近の2022年4月の厚生労働省の発表(※)によれば、令和4年度には物価変動や現役世代の賃金低下が加味され、年金額も0.4%ほど減少しています。これは月額で換算すると数百円程度となりますが、毎年の変動が積み重なると大きくなっていきますので、年金額自体も変動するということを頭に入れておきましょう。 ※厚生労働省プレスリリース「令和4年度の年金額改定についてお知らせします」(令和4年1月21日)

ライフプランを作成するにあたり、年金額を確認した後はライフイベントやシミュレーション方法を確認

ライフプラン検討の下準備として年金額を確認した後は、家族状況や生活環境によって起こるライフイベントを確認します。そしてそれらを踏まえてどのような生活をするか検討し、お金の面でシミュレーションを立てていきます。詳細については当ブログ内の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。 ・50代からのライフプランニング、必要なお金を計算してライフプランニングを立てよう50代以降のライフイベントは大きな出費が発生、どんなライフイベント例があるか考えて働き方も準備すべし
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年金額だけでなく、ライフプランの考え方にも大きな変化が

将来のことを考えた際、報道などでも度々話題に上がるため、年金額の変動や受給開始年齢の引き上げなどに目が行きがちです。しかし、政府はただ年金額を減らしたり、支給を遅らせているのではなく、人々の生活自体の変化を予測したり、または変化を促すような仕組み作りをして、合わせて年金制度についても変更を検討しています。ここからはシニア世代の生活像がどのように変化しているのか、主要な観点を見ていきます。

ライフプラン=気ままな年金暮らしの図式が変化

以前は60歳前後で定年退職となり、年金を受給しながら穏やかな生活を送るモデルが一般的でした。しかしながら、本ブログでも何度か言及しているように、日本人の寿命の伸長と定年延長やワークスタイルの変化などによって、これからの時代の老後は大きく変わっていくとされています。政府は高齢者雇用安定法を改正して60歳以降も働く場を確保する、いわゆる定年引き上げに動きました。 また、新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけとして在宅ワークが広がり、業務内容や、雇用ではなくフリーランスとして働く方も増えました。60歳以降も企業で雇用を継続する、または定年後は在宅でフリーランスとして働くといったケースが増えていくことが予想されます。

居住環境の検討にも変化

ライフプランを考える際に、老後の居住環境は大きな影響を与えます。生活スタイルの変化でご自身が希望される居住地にも変化があるかもしれませんが、ご家族も同様です。例えば進学や就業で東京や大阪に出ていたお子様がリモートの通学スタイルやワークスタイルによりご実家に戻ってくること、拠点を移すこともあるかもしれません。従来のライフイベント解説の中にはあまり入っていない項目ですが、与える影響が大きい項目だけに、一度十分に検討しておく必要があるでしょう。

ビジネスパーソンに求められる要素の変化

在宅ワークやリモートでのやりとりが増えると、ビジネスパーソンとして求められる要素も変わってきます。例えば、これまでは社内や取引先との阿吽の呼吸があり、調整ごとに優れた人も評価の対象となってきました。しかし、この能力はリモートの非同期コミュニケーションの環境下ではなかなか発揮しにくいものがあります。このような人間関係などのいわゆるソフトスキルに対し、知識や技術などのハードスキルを持った人は成果物をもって能力がより評価されやすくなったケースもあります。 リクルートマネジメントソリューションズの「テレワーク環境下における人事評価に関する意識調査」では、納得感が変化した理由として、曖昧だった人事評価がリモートワークを機に客観化され成果物ベースで見てもらえるようになったことを挙げていることが指摘されています。人事評価精度は企業により異なりますが、アウトプット重視の流れがあることは意識しておくべきでしょう。ライフプラン検討に当たって、アウトプットを出すためにはどのようなスキルが必要で、どのような形式で働くかということもポイントに挙げられます。

いつまでも稼ぎ続けて年金以外の収入を確保するシニア像とライフプラン

当スクールには様々な環境変化の中で自身のライフプランを考え、長く働き続け、仕事もプライベートも充実させていこうと考える生徒さんが多く在籍しています。また、中高年のキャリアに関する無料カウンセリングにいらしていただく方も、その多くが定年に縛られずに長く働き続けることを念頭において行動されている方が多いです。 少し前までは定年後もシニアが働き続けるというのは選択肢があまり多くありませんでしたが、現在は業務委託やフリーランスという働き方も一般的になってきた背景もあり、自分のペースで働くことが可能になってきています。仕事をしている方が収入面はもちろんですが、生活のメリハリや人間関係の充実という点でもメリットがあります。 「ライフプランをシミュレーションした結果、赤字になってしまうから」というネガティブな理由だけでなく、「シニアになっても末長く社会で活躍するには?」というポジティブな視点をもって将来のライフプランを検討してみてください。 現在は社会環境が大きく変化している時であり、今の中高年世代は将来の「新しいシニア像」を切り拓いていく立場です。前例が少ない中不安もありますが、このタイミングでじっくりとライフプランを検討し、充実したシニア像を実現してほしいと考えています。準備の方法については、ぜひ以下の記事をご覧ください。
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