シニアで活躍するキャリアの作り方。シニアのキャリアは「現状維持」では作れない。

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シニアで活躍するキャリアの作り方。シニアのキャリアは「現状維持」では作れない。

シニア最強のキャリアの作り方 シニアのキャリアとは高齢でも働き続ける人が増えてきた近年多く耳にするようになった言葉です。これからますますシニアが活躍していく時代になりますが、キャリアの考え方は若い世代とは異なります。活躍できるシニアになるために、どのようなキャリアプランを持っていれば良いか、見ていきましょう。

そろそろシニアと言われる年代が見えてきましたが、どのようなキャリアを歩めば良いのでしょうか。

シニアのキャリアはモデルケースがまだまだ少なく、そのあり方は時代の要請に応じて変化していくでしょう。決まった型がないということは、自分自身で切り開いていく必要があるということです。活躍するシニアになるために、ミドルと言われる世代のうちからシニアに向けてキャリアを考えておくことが大切です。

シニアのキャリアを考える:これからはシニアが活躍していく時代に

ひと昔前に比べるとシニアのイメージは大きく変わりました。年金暮らしの隠居生活では無く、バリバリと若々しく働いている人が増えています。「定年延長で仕方なく働いている」という人もいるとは思いますが、決してそういった人ばかりでは無く、「働けるうちは働きたい」という活力のあるシニアが増えていく時代になるでしょう。

シニア人材の増加と労働人口の減少

人口の高齢化についてはずっと昔から叫ばれてきましたが、当然、企業を構成する社員の高齢化も進んでいます。現在のミドル・シニア世代は大量採用された団塊ジュニア・バブルの世代に当たります。その後不景気の時代が続き、企業は採用を絞っていますので、必然的に社員構成も高齢化しています。パーソル総合研究所が実施した「企業のシニア人材マネジメントに関する実態調査(2020)」によれば、高齢者が多い組織の割合は84%にのぼります。社会に目を向ければ、少子化による労働人口の減少、それに伴うGDP減少が課題とされています。労働人口を増やす一つの策としてシニアにも働いてもらうことがあげられますので、将来的にもシニアの働き手を支援する政策が取られていくでしょう。

企業は活躍できるシニアかどうかを見ている

企業側から見ると、経営環境が厳しい中で高給与帯の人材を引き続き抱えることとなります。ここで懸念されるのが仕事と給与のミスマッチです。企業としてはたくさん仕事をこなし、活躍してくれる人材に給与を支払いたいものです。従来であれば定年していた年齢であるとは言え、若い世代と同じように評価しなければ企業側としても社員への説明が苦しいという事情もあります。50代頃にやってくる役職定年においても、名ばかり管理職などのポストに異動することがありましたが、高年齢の社員が増え、人件費が財務を圧迫しつつある今、企業は是正策を探しています。同一労働同一賃金という流れもありますので、職務の状況によっては大きく収入が減ることにも繋がりかねません。シニアであっても、業務で活躍し、企業に価値をもたらせるかどうかを企業側はしっかり見ていることを念頭に置いておくべきでしょう。

シニア年代まで含めたキャリアプランを作成して準備しよう

この記事を見ている人は50代前後の、いわゆるミドルと言われる年代の人が多いと思います。これまでそれぞれのキャリアプランを作成して職業人生を歩んできたところと思いますが、これからはシニアになったあとも働くことを前提としてプランを再設計する必要があります。企業側もシニアのキャリアパスをどう整備するか、頭を悩ませているところです。待っていると時間だけが過ぎてしまい間に合わなかったということにもなりかねませんので、自ら動き始めておきたいところです。

定年引上げに伴うシニア年代のキャリアプランの終着点修正が必須

定年引上げに伴い、当然ですがキャリアプランの終着点が変わってきます。なんとなく従来の定年の年のキャリアがそのまま継続すると考えている人が多いですが、実際は異なっています。そのままのポジションに留まる人は少なく、新しい道を切り開いて活躍していく人と、役職を外れて時には閑職に異動する人もいるなど、大きく道が分かれていきます。

明確なキャリアプランがあるかどうかが活躍できるシニア人材の分かれ道

シニア人材が活躍する秘訣は何でしょうか。シニア人材はこれまでの経験で培った知見や技術が求められます。しかし、それだけでは現代に通用しない、時代錯誤な発言をする「老害」として煙たがられてしまうケースも残念ながら存在します。そうならないためには、時代に必要な知識を吸収していく姿勢が求められます。新しい知識の習得は一朝一夕では実現しませんので、シニアになる前、50代のうちからキャリアプランを立て、徐々に準備をしておくことが大切です。

シニアのキャリアを充実させるキャリアプランの設計は50代のうちに

シニアのキャリアの成否は50代のうちの準備にかかっているといっても過言ではありません。なぜなら、ビジネスの環境や労働環境の転換期にある今、「現状のまま」では時代に置いて行かれてしまいます。50代の今のうちから、シニア年代のキャリアに向けたキャリアプランを作り、時代の変化に向けた準備をしておくことが大切です。「50代からのキャリアプランはスキルの掛け合わせで考える。シニア年代で活躍し続けるために大切なこと。」ではシニア年代で活躍するために必要なキャリアプランの考え方を解説しています。こちらもぜひご覧ください。  
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まとめ

シニアのキャリアはモデルケースがまだまだ少なく、そのあり方は時代の要請に応じて変化していくでしょう。決まった型がないということは、自分自身で切り開いていく必要があるということです。活躍するシニアになるために、ミドルと言われる世代のうちからシニアに向けてキャリアを考えておくことが大切です。

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