60代こそITスキルを習得したい理由 定年後の収入と生活を見据えて
更新日:2023.09.11
リタイア間近の60代です。スマホを使うのもままならないのに、今からITスキルを学び直す必要があるのでしょうか? プログラミングやITを私のようなレベルの人が学んでも収入にはつながらないような気がします。
確かに今からプログラマーなどのプロを目指すのはオススメしません。しかし、今後はDX化の流れを受けてどの業種、どの職種でも最低限のITスキルが必要なので、パートなどで在宅や派遣で仕事を獲得する際の必須条件になります。また、多少でもプログラミングやDXに関するITリテラシーがあれば、たとえシニアであっても、あなたの長年の経験と組合せることで好条件のやりがいのある仕事に就きやすくなると思います。

目次
60代からでも遅くない ITスキルを身につけるべき理由
①60代定年後の安定収入の確保 ITスキルの有無が明暗を分ける
60代が働く上で一番心配なのはやっぱりお金の問題。 そしてその次が体力・健康面ですよね。(※2) 60代で定年した後、実際にはどのような仕事や待遇が待っているのでしょうか? (※2 SUUMOジャーナル https://suumo.jp/journal/2016/07/01/113843/)再雇用や勤務延長制度の活用
長年働いた会社を60代で定年した後にあらためて雇用し直されたり、定年を先送りにする制度を利用して元いた勤め先に勤務し続ける方法です。 気心知れた会社に勤め続けられるので、新たに就職先を探すのに比べればハードルは低いかもしれません。 しかし、多くの場合給与は大幅に削減され、役職も外れるため部下との関係性が逆転することも。同業他社への転職
60代からでもキャリアを生かして同業他社に転職しようとする方も中にはいらっしゃいます。 不可能ではないですが、難易度は高いと思ったほうがよいでしょう。 採用されたとしても正社員になれるとは限らず、アルバイトやパートとしての雇用になる場合もあります。 よほど希少性の高いスキルでも持っていない限り、収入面は期待できません。他業種への転職
他業種への転職となると、当然ですが同業他社への転職よりも更にハードルが高くなります。 もちろん、それまでのキャリアを捨ててでもいいからとにかく少しでも収入を得たい、というのであれば仕事はあるかもしれませんが、待遇面は厳しいものがあります。 ITスキルがあれば、60代からの再就職も可能性が広がる 上記の通り、60代で定年してから就ける仕事は限られています。 いざ再就職しようとしてみると、現役時の収入から大きく下がってしまったり、体力的に厳しかったりと、条件の合う仕事を見つけるだけでも一苦労ですよね。 そこで役に立つのがITの知識とスキル。 今はどの業界でもITに関する基礎知識や基本的なスキルは必須項目。 特にプログラミングが出来るエンジニア系の人材は慢性的に不足しています。 安定した需要があるということは、安定した収入が得られるということ。 また、ITエンジニアでなくても、ITスキルがあれば在宅ワークもしやすくなり、収入面に加えて体力面でも安心材料になります。 中高年・シニアが具体的にどのようにセカンドキャリアや収入面でITスキルを活かせばよいのかについては、記事「ITスキルがあれば定年後も怖くない?生涯活躍できるシニアIT人材になるための失敗しない4つのポイント」をご参照ください。
ITスキルがあれば定年後も怖くない、という話をよく聞くけどほんとうなの? こんな風…
②ITは「できて当たり前」の時代へ 「60代だから」は通用しない
プログラミング科目の拡充とともに高まるIT教育の重要性
今、学校教育の現場ではIT分野、特にプログラミング教育の必修化が注目されています。 今後、段階的に小中高すべてでプログラミングが必修科目となり、大学入学共通テスト(旧センター試験)でも2025年度から「情報」が追加される見通しです。(※3) 世界的に見ると「IT後進国」と揶揄されることも少なくない日本ですが、今後若い世代にとってITは、「国語」や「数学」と同じくらい馴染みのあるもの、知っていて当然の知識となっていくのです。そしてそれにつれて、社会もITの知識やスキルがあって当たり前、の社会に変わっていきます。 (※3日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65261590R21C20A0CR8000/)IoTのさらなる普及により日常生活でもITがより身近に
ITはもはや日常生活と切っても切り離せないものになりつつあります。 もちろん、60代以上だからといって例外ではありません。記憶に新しいところで言えば、新型コロナウイルスのワクチンの接種予約などが良い例ではないでしょうか。 ITスキル、と呼ぶにはやや簡単過ぎるものではありますが、ITの基礎知識の有無から生じる情報格差によって生じた混乱とも言えるでしょう。 今後、あらゆるものがインターネットとつながるIoTに社会はシフトしていきます。 そうなると、ITの知識やスキルの差によって生まれる情報格差はますます大きくなっていくことが予想されます。 例え直接的にITを仕事にしなかったとしても、そして60代だったとしても、今後まだまだ先の長い残りの人生をスムーズに渡り歩いていくためにITは必須のスキルなのです。 では、最低限のITスキルをどのように身につければ良いのでしょうか。まずはパソコンとインターネットの正しい理解と使い方が基礎になります。その学習方法はこちらの記事「パソコンが得意な50代は仕事で有利!まずは「使えない」を克服!」をご参考にしてみてください。60代からITスキルを身につける方法
さて、では具体的にはどうやってITの知識やスキルを身につければよいのでしょうか。①独学で身につける
日本には初心者向けの優良なコンテンツが多く存在するので、書籍・オンライン教材などを利用して独学することも可能です。 独学のメリットは金銭的な負担が少なくて済むことや、時間配分を自由にコントロールできること。 但し、書籍にしろネットにしろITに関する情報は溢れかえっており、その中から自分にとって必要なものだけを正しく取捨選択するのは初心者にとっては難しいと思います。また、環境設定などで「一度つまずくとその後どうして良いかわからない」といった声もよく聞きます。、このような面もあるので、独学はITに関する知識がゼロの状態から身につけよう、という人には難しいかもしれません。②IT系のスクールに通う
パソコン教室やプログラミングスクールでは、個々のITスキルのレベルに併せて様々なプログラムが用意されています。 IT初心者は何から学習すればよいのか、どのように学習すれば効率的なのか、ということから相談できますし、仕事に活かしたい、という方にとっても最新の情報を入手できたり、就職・転職のアドバイスをしてくれるスクールもあります。 一定の費用と時間はかかりますが、確実に知識やスキルを身に着けたい人、仕事に繋げたい人にはこちらの方がオススメです。 シニアに特化したプログラミングスクールTechGardenSchoolでは、オンライン無料個別カウンセリングは随時受け付けておりますので、これからITスキルを身に着けたい60代の方はぜひお気軽にご参加ください!まとめ
これからはデジタル化を超えてDX化が更に進んで行く時代となりますので、たとえ60代であっても、仕事を続けていくためには最低限のITスキルが必要です。また、労働寿命が延びている今の状況で70歳近くまで働き続けることを考えると、プログラミングやDXに関するITリテラシーを身に着け、あなたの長年の経験と組合せることで好条件のやりがいのある仕事を目指すことが充実したセカンドキャリアの近道となるでしょう。 今は、60代のみ経験者であっても無料の教材やシニア向けのスクールなど、学び直し・リスキリングの環境が整っています。挑戦して得になることはあっても損になることはありません。ぜひ、挑戦してくださいね。60代でゼロからITを仕事に活かせるシニアに強いスクール
次に読みたい

ITスキルがあれば定年後も怖くない、という話をよく聞くけどほんとうなの? こんな風…
ITスキルの学び方の無料コンテンツもあります!
1967年生まれ。慶應義塾大学理工学部大学院修士課程卒。英国国立レスター大学MBA取得。2011年「起業家のためのプログラミング教室」Club86 Startup School(現TechGardenSchool)設立 2017年「中高年のためのプログラミング教室」開始 著書「図解 50代からのプログラミング –未開の能力を発掘♪」「教えて♪ プログラミング」など