50代で成果を実感しやすいリスキリング|クラウドワークスでPythonの案件を受注するためのポイントや案件例を解説
更新日:2023.02.17DX化の進む近年では、ビジネスにおいてデータ活用や自動化などの業務効率化の取り組みが進んでいることから、データ分析・業務効率化ができる人材のニーズが高まっています。
そのなかで、たとえ専門的なスキルを保有していない方でも、データの収集や加工、自動化など、データ分析や業務効率化に関する副業ができる環境が生まれています。しかし、「具体的にどう始めればよいのかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、データ分析・業務効率化ができる人材の重要性や個人でのPythonの学習・実践方法、クラウドワークスでPythonの案件を受注するポイントを解説します。
50代会社員です。DX化が進むなかで、Pythonなどを使ってデータ分析・業務効率化ができる人材の重要性について実感しています。ただ、50代の私でもデータ分析はできるのでしょうか。なんだか難しく聞こえてしまい、あまり前向きに慣れていないのが正直なところです。50代の初心者でもPythonを実践できる方法があれば教えていただきたいです。
ご質問のとおり、データ分析・業務効率化のニーズは高まる一方であり、手段となるPythonなどのプログラミング言語を習得することは重要です。50代初心者ということで不安な気持ちも理解できますが、臆する必要はありません。まずはクラウドワークスなど個人でも案件を受けれる環境で、簡単な案件から実践していくことが大切です。
目次
データ分析・業務効率化ができる人材のニーズは高まっている
デジタル化や少子高齢化を背景にDX化は急務となっており、DX化における重要な要素のひとつにデータ分析・業務効率化があります。
インターネット社会・デジタル社会の現代では、インターネット上にある膨大なデータから効果的に情報を抽出し、ビジネスに活用していくことが不可欠です。
データ分析・業務効率化を行う手段としては、プログラミング言語のなかでもPythonが有効です。Pythonは、機械学習やデータ分析など近年注目を集めている分野で大きく活躍する言語であり、初心者でも習得しやすいのが特徴となります。
個人でもデータ分析・業務効率化を実践できる環境が整っている
プログラミング言語の経験がない50代の初心者の方でも、Pythonを習得すればデータ分析・業務効率化を行うことは十分に可能です。ただ、どのように学び、実践していけばよいのかわからない方も多いでしょう。
現在は、個人でもクラウドワークスなどのクラウドソーシングを利用することで、副業や個人事業としてPythonの実務経験を積むことができます。
クラウドワークスは、日本最大級のクラウドソーシングサービスであり、500万人以上のワーカー(受注者)と80万社以上のクライアント(発注者)が利用しています。無料で登録できるため、Pythonの仕事を経験してみたい方はまずは登録してみるとよいでしょう。
クラウドワークスではどのような案件を探せばよいのか?
クラウドワークスに登録した後、どのような案件を探せばよいのか迷う方も出てくるはずです。ここで重要なのが、いきなり単価30万円の案件などのプロエンジニア向けの案件を狙わないことです。
Python未経験の50代の方がいきなり高単価の案件に応募するのは現実的ではありません。まずは、簡単なWebスクレイピングやデータクレンジングなど、初心者でも挑戦できる案件を見つけて応募するのがおすすめです。
たとえば、当面の目標としては、複数の初心者向け案件をこなして、合計で月5万円を稼げることを目標にするとよいでしょう。
クラウドワークスで応募する際のポイント
クラウドワークスで応募する際のポイントとしては、まずは「初心者歓迎」「簡単」などのキーワードが付いている案件から応募してみることです。募集要件で「Python経験者」と明記されている場合、未経験者だと採用されない可能性が高くなります。
また、応募する際は、募集内容に提示されている内容に沿って応募分を作成することが大切です。たとえば、「簡単な経歴」「月あたりの稼働時間の目安」などが応募時の情報として求められている場合は、1つ1つの項目にしっかりと答えていくように応募分を作成しましょう。
Pythonに関するクラウドワークスの案件例をご紹介
Pythonの仕事のイメージを掴むためには、実際に募集が出ている案件を見るのが近道です。ここでは、クラウドワークスで実際に募集が出ていたPythonの仕事の例を以下3つ紹介します。
・【長期のご依頼】Pythonによるデータ分析要員の募集
・Pythonをつかったエクセル作業の自動化
・スクレイピングの依頼【Python】
なお、募集は確認するタイミングによっては終了している場合も少なくありませんが、新しい募集が随時追加されていますので、定期的に確認してみるとよいでしょう。
【長期のご依頼】Pythonによるデータ分析要員の募集
本案件は、製造業・ヘルスケア向けのクライアントに対し、Pythonを使ってデータ分析のサポートをする仕事です。募集要件としてPythonの経験が必須となっているため、すでにPythonの経験を積んでいる方が対象となります。
単発ではなく中長期的な仕事となっているため、同じクライアントと継続的に仕事ができます。このような案件は、少しPythonに慣れてきた頃に応募してみるのがおすすめです。
詳しい内容については、以下のリンクをご参照ください。
https://crowdworks.jp/public/jobs/8376180
Pythonをつかったエクセル作業の自動化
本案件は、Pythonを活用してエクセルで行っている作業を自動化する案件です。依頼主のエクセル手作業を自動化するために、Pythonを活用できるワーカーを募集しています。
具体的には、エクセルで行っているデータ集計作業と表作成作業を、Pythonを使って自動化する依頼のようです。
特にPython経験者などの募集要件がないため、Python初心者でも応募できる案件だといえるでしょう。
詳しい内容については、以下のリンクをご参照ください。
https://crowdworks.jp/public/jobs/7566284
スクレイピングの依頼【Python】
本案件は、Pythonを使ってWebサイト上の特定のデータをスクレイピングし、エクセルまたはスプレッドシートに入力する案件です。
具体的には、依頼主が指定したWebサイトから企業の電話番号とメールアドレスを抽出し、抽出した情報をエクセルまたはスプレッドシートに入力します。報酬は10,000円(税抜)です。
こちらもPython経験者などの募集要件がないため、Python初心者でも応募できる案件だといえます。
詳しい内容については、以下のリンクをご参照ください。
https://crowdworks.jp/public/jobs/8722379
まとめ
DX化が進む現代では、データ分析・業務効率化を行える人材は貴重です。データ分析・業務効率化を行うための手段としては、プログラミング言語のPythonがおすすめであり、プログラミング言語初心者でも習得しやすいでしょう。
Pythonを使えるようになれば、50代の方でも十分に社内での活躍や転職、独立などが可能です。難しく感じるかもしれませんが、まずはクラウドワークスの簡単なPython案件から経験を積んでいくことで、着実にステップアップできるでしょう。
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