定年後も必要なITリテラシーとは?仕事でウェブを使いこなせる能力を身につけよう
更新日:2021.09.01
定年後も長く働き続けるには、ITリテラシーを身に着けることが重要です。
なぜなら、これからの時代はウェブやパソコンを使った仕事が増え、ITリテラシーはその基本となる知識だから。
また、定年後に地方で働きたい人やプライベートと両立したい人は「リモートワーク」で働くことが多いですが、ITリテラシーがなければトラブルに巻き込まれたり、クライアントの信用を失ったりしてしまいかねません。
この記事では、定年後に必要なITリテラシーの内容と身に着ける方法について解説します。
目次
定年後に身に着けておきたいITリテラシー3選
ITリテラシーの中でも、定年後に特に身に着けておきたい内容は以下の3つです。1)- 情報リテラシー
- コンピューターリテラシー
- セキュリティリテラシー
①:情報リテラシー
1つ目は「情報リテラシー」です。 情報リテラシーとは「欲しい情報を素早く収集し、正しく情報を活用する力」のことで、具体的には「必要な情報を適切なキーワードで検索する力」や「情報が正しいかどうかを正確に判断する力」のことです。 ネットでの検索やフォルダでの検索はもちろんのこと、SNSの正しい使い方も「現代では欠かせない、情報リテラシーの1つ」といえるでしょう。 大災害や某ウイルスのときに流れた「デマ」のような、ウソの情報を見分ける能力も重要ですし、 なにより自分が誤った情報の発信者にならないために必要な力です。②:コンピューターリテラシー
2つ目は「コンピューターリテラシー」です。 コンピューターリテラシーは「コンピューターをハード・ソフト両面から理解した上で、効率的に正しく使いこなす力」のことです。 業界や業種に関係なく、誰でも身についけているべきもので、社員全員がこれを身に着けていないと、会社全体の効率が落ちることになります。 例えば以下のことを知っているかどうかで、作業時間を大きく減らすことができます。- ZOOM中は他のアプリケーションを立ち下げておくと、動きが良くなる。
- ブラウザのタブをいっぱい開くと、動作が重くなる。
- 毎日PCをシャットダウンする必要はない。
- コピー履歴ツールを使えば、行ったりきたりせず、まとめて貼り付けできる。
- 外部ディスプレイや仮想デスクトップを使うと、非常に効率的。
③:セキュリティリテラシー
3つ目が「セキュリティリテラシー」です。 セキュリティリテラシーは「技術的な側面からセキュリティの基礎を理解し、1ユーザーとして気をつけるべきポイントを押さえて業務を遂行する力」のことで、リモートワーク主流の今では特に欠かせません。 なぜなら「顧客情報や、自社の機密情報を守るセキュリティ対策」は企業全体の信頼に関わってくるからです。 もし、セキュリティの知識不足により情報漏洩してしまうと「信用できない人(もしくは企業)」として取引がストップしてしまうこともあり得ますし、企業のトップが謝罪したり新聞報道されて社会問題化することも実際によく起こっています。 特に、自宅やカフェなど「職場以外」で働く機会が増えた今、これまで以上に情報漏えい防止を意識したセキュリティリテラシーが求められます。定年後に向けてITリテラシーを身に着ける方法
仕事でウェブを使いこなすために、定年後に身につけたいITリテラシーを学ぶ方法は以下の3つです。- 独学で学ぶ
- 研修・スクールで学ぶ
- 資格試験を受ける
方法①:独学で学ぶ
1つ目は「独学で学ぶ」方法です。 定年前の仕事で、パソコンを使いこなしていた人におすすめの方法です。 本屋さんに行けば、ITリテラシーやアプリケーション、セキュリティに関する書籍がたくさんありますので、自分のレベルに合ったテキストを選びましょう。 YouTubeにもPCスキルを無料で学べるチャンネルが多く存在しますので、まずは気楽にそれらを見てみるのもおすすめです。 また、書籍や動画を見るをだけでなく「実際に手を動かす」ことが重要です。 せっかく身に着けた知識も、実務で活かせなければ意味がないですからね。 自宅にパソコンがある人は、手を動かしながら学びましょう!方法②:研修・プログラミングスクールで学ぶ
2つ目は「研修を受けたり、プログラミングスクールで学ぶ」方法です。 特に、ITリテラシーだけでなく、プログラミングなども学びたい人におすすめ。 昨今では中高年向けのIT・DX研修が多く、もしかすると今勤めている会社でも受けられるかもしれません。 詳しい記事は近日中に公開予定ですので、よかったら読んでみてくださいね。 また、会社でIT・DX研修がないという場合、、個人でプログラミングスクールに通うという選択肢もあります。 パソコン教室ではパソコンの基礎的な使い方しか勉強できませんので、TechGardenSchoolのような中高年でも勉強できる環境で「プログラミングを学びながらITリテラシーやDX力をつける」ことがおすすめです! プログラミング講師はエンジニアだったりIT業界にいる人が多いので、PCの効率的な使い方や、最新のツールにとても詳しいです。 彼らの話を聞いているだけで、自然とITリテラシーが上がっていきますのでとても効果的ですし、気軽に質問できるのも嬉しいですよね。 今のご時世全国どこにいてもオンラインで受けることができますし、 プログラミングスクールなら1箇所で何個もスキルを取得できるのでコスパもいいと思います。方法③:資格試験を受ける
3つ目が「資格試験を受ける」方法です。 資格試験を受ける方法は、今まであまりパソコンを使って仕事をしなかった人におすすめです。 特に初心者におすすめなのは「ITパスポート」で、2)- パソコンをどれくらい使えるか
- 新しいIT技術にどのくらい適応力があるか
まとめ:定年後に必要なITリテラシーを早めに学ぼう
この記事では、定年後長く働くためには欠かせないITリテラシーの内容と、身に着ける方法について解説しました。 パソコンやウェブに仕事で触れる機会は、職種を問わずどんどん増えていきます。 近い将来「基本的なITリテラシーは、ビジネスマナーのような常識」と言われるようになるのは確実ですからね。 また、リモートワークやフリーランスなど、職場以外で働ける環境も増えてきています。 将来、そのような働き方を考えている人は「チャットツールやビデオ通話アプリの使い方」を身に着けておきましょう。 そして、ITリテラシーを身に着ける方法は「独学」「研修・プログラミングスクール」「資格」の3つ。 あなたのレベルに合った方法を選び、効率よく学んでいきましょう。 この記事が、定年後にITリテラシーを身につけたい人にとって、参考になれば幸いです。 参照元 1) 【ITリテラシーとは】2020年必須の具体的なスキルと高める方法を徹底解説【測る方法も解説】 2) 【初心者向け】Web系エンジニアに必要な資格 – IT求人ナビ簡単な自己紹介
2017年 3月 国公立大大学院 機械系専攻卒業
2017年 4月 メーカーへ就職 機械設計と新卒採用に携わる
2020年10月 Webライターのフリーランスに転職
2021年 3月 Webライターで月商10万達成
クラウドソーシングや直接契約で100件以上の案件を受注し、多彩なジャンルの記事執筆に携わっている。
またブログも働き方のブログ「じぶんぽっく」を筆頭に5つ運営し、月間1万PVを超える。