プログラミングを40代で始めるのは遅い?メリットと転職につなげるコツを紹介
更新日:2024.09.02
40代といえば会社やお仕事の最前線でバリバリ働かれているイメージですよね。
その一方で、会社や社会の仕組みもわかってきて「今の仕事って本当に自分のやりたいことだっけ?」「このまま今の仕事を続けていていいのかな?」と漠然と考え始める時期でもあります。 子供の進学は控えているし、家のローンもあるし。。。
そんな40代の方が、次のキャリアに向けてどのような準備をしたらよいかを、気になるプログラミングのスキルを軸に考えていきます。
とはいえ、プログラミングを40代の私が始めたいけど、遅いのでは……?と悩む人も多いのではないでしょうか。
結論から言いますと、プログラミングを40代で始めるのは全然遅くないです。
50歳になるまでに5年以上あるわけですから、働きながらコツコツ趣味程度に勉強してもかなりのレベルまで到達できるはず。
問題は「コツコツ継続できるかどうか」だけです(笑)
70歳定年法が施行され、定年後も業務委託契約として働く方法が増えた今こそ、プログラミングを学べば将来のキャリアが広がります。
継続するためにはスクールやコーチの力を借りることが有力です。時間とお金を投資しても働き盛りの40代、十分元が取れます。
とはいえ、20代や30代でも難しい未経験転職。
40代からだとますます難しくなることから、プログラミングを学ぶことはもちろん、キャリアに活かすコツを押さえておかなければなりません。
本記事では、プログラミングを40代が学ぶメリットと、転職につなげるためのコツを解説します。
目次
プログラミングを40代が学ぶメリット
まず、プログラミングを40代で学ぶメリットについてです。 プログラミングを40代で学ぶメリットには、以下の3つがあります。- キャリアの幅が広がる
- 副業で稼ぎやすい
- 在宅で働ける
メリット①:経験+ITでキャリアの幅が広がる
プログラミングを40代で学ぶ最大のメリットは「キャリアの幅が広がる」ことです。 今40代のあなたが定年退職を迎えるころには、以下のような働き方の変化が考えられます。- 週休3日制が導入され、副業や複業が当たり前になる
- AIに代わられてしまうことで、なくなる職業が多い
- 再雇用だけでなく、転職や業務委託契約という選択肢が増える
メリット②:副業で稼ぎやすい
2つ目が「副業で稼ぎやすい」ことなのですが、ちょっと注意が必要です。 一口にプログラミングといっても非常に幅が広く、人によってはホームページ制作をプログラミングに分類する方もいて定義の仕方は様々です。 皆さまの多くはプログラマーというとアプリ開発やシステム開発の仕事や最近では人工知能・機械学習系のAIエンジニアやデータサイエンティストを想像するかと思うのですが、 テックガーデンスクールでは、中高年がこのような分野のエンジニアになるのは不可能ではないが無理、というスタンスです。 これら分野の案件は希少性が高いスキルということもあり、高単価であることが多いのですが、未経験の中高年初心者がいきなり目標にするにはハードルが高すぎます。 例えば、クラウドソーシング大手の「クラウドワークス」では、以下のように数万円の案件が多いだけでなく、数十万円の案件もたくさんあります。 1) これら案件の中から、身の丈に合った技術レベルのできるだけ低い案件(低額であることが多いです)を選び、その獲得を目標にそこから「逆算して」学習内容を決めないと、後から「高い時間とお金をかけて勉強したのに全然案件がとれない」ということになってしまいますので、注意しましょう。 さらに、プログラミング関連の案件数は安定的に250~300件ほどありますが、スキルを活かして働く人の数はさほど多くありません。 よって、先程の注意点さえ押さえておけば、案件受注がしやすいゆえに、副業で稼ぎやすいといえます。 どうやって「逆算して」学習内容を決めればよいかを知りたい方は、当スクールの無料カウンセリングにご参加ください。あなたの過去のご経験と将来のご希望から最適な学習カリキュラムをオーダーメードでご提案させていただきます。メリット③:在宅で働ける
3つ目が「在宅で働ける」ことです。 昨今の情勢を踏まえて「在宅で働く」という選択肢がメジャーになってきました。 COVID19ウイルスが終息したとしても、在宅で働く選択肢が消えることはないでしょう。 特に40代のあなたは、以下のような理由から、在宅で働く選択肢を持っておいたほうがいいです。- 親の介護で働く時間が制限される
- 自分や家族が病気になり、通院しながら働くことが難しい
- 地方の仕事のチャンスと興味があっても、移住まですることは難しい
プログラミングを40代で学んだあと、転職を成功させるコツ
次に、プログラミングを40代で学んだあとの転職についてです。 20代や30代の場合では、ポテンシャルや実績を重視されやすいですが、40代ですと管理職候補として見られることも多いですよね。 エンジニアへの未経験転職は難しいですが、他にも方法は多くあります。 40代の人がプログラミングを学んだ後のキャリアチェンジにはコツがありますので、以下のコツを掴んで挑戦してみましょう。コツ①:前職のスキル+プログラミングという仕事を探す
40代で転職するための1番のおすすめのコツが「前職のスキル+プログラミング」です。 例えば、前職が銀行の経理職だった人は、中小企業の経理システム構築やDX化に対して、「経験+プログラミング」の力を発揮できるので、専門性のある即戦力として必要とされやすいと思います。 また、ベンチャーのIT企業ですと「プログラミングの知識はあるけれど業界の知識はさほど多くない」というケースもあります。 この場合は、エンジニアとしてのスキル以上に、業界の知識や経験の需要が高いですので、40代未経験でも転職しやすくなります。 さらに、マネジメント経験があるという人は、チームで開発する上で経験を大いに活かせるのでアピールするとよいでしょう。コツ②:転職活動の方法を多くする
40代で「経験+IT」としてプログラミング力を活かした転職をするなら、いわゆる大手の求人サイトだけに頼る方法ではちょっと不安です。 在宅勤務や地方のリモート案件など、魅力的な新しい働き方の案件を探すためには、全く別な情報源を持ち、常にアンテナを張っておく必要があります。 以下の記事に、そのための在宅・地方案件に特化したサービスや検索方法、中高年向けの転職エージェントなどを紹介していますので、ぜひお読みください。 70歳定年時代の中高年・シニアのための仕事の探し方(在宅勤務、地方案件有) テックガーデンスクールには「中高年のためのジョブハンティング」クラスがあり、あなたに最適な案件探しと応募をサポートしています。コツ③:プログラミングスクールに通う
最後に「プログラミングスクールに通う」方法です。 プログラミングスクールに通ったほうがいい理由は以下です。- 最短で正確にプログラミングスキルを身につけることができ、独学と違い挫折や遠回りするリスクが少ない
- スクールによってはキャリア面談を受けることができ、将来像を描きやすい
- 非公開求人をスクール独自で持っていることもある
まとめ
本記事では、プログラミングを40代から始めるメリットと、40代未経験でキャリアチェンジするためのコツについて解説しました。 プログラミングを40代から始めるのは遅くないですし、働き方の多様化や定年が引き上げられた今の時代でぜひ身につけておきたいスキルです。 一方で40代ともなると未経験での転職が厳しいので、自分の経験とプログラミングのスキルを融合させることや、転職サイト以外の方法で求人を見つける努力も欠かせません。 ぜひ、プログラミングを学んで将来の選択肢を増やしましょう。 本記事が、プログラミングを学ぶか悩んでいる40代の、参考になれば幸いです。 参照元:- クラウドワークス システム開発の仕事・求人一覧
簡単な自己紹介
2017年 3月 国公立大大学院 機械系専攻卒業
2017年 4月 メーカーへ就職 機械設計と新卒採用に携わる
2020年10月 Webライターのフリーランスに転職
2021年 3月 Webライターで月商10万達成
クラウドソーシングや直接契約で100件以上の案件を受注し、多彩なジャンルの記事執筆に携わっている。
またブログも働き方のブログ「じぶんぽっく」を筆頭に5つ運営し、月間1万PVを超える。