独学プログラミングで定年後に就職できる?事例と勉強法を紹介!

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独学プログラミングで定年後に就職できる?事例と勉強法を紹介!

独学プログラミングで定年後に就職する

定年後を視野に入れ、新たにプログラミングを学ぼうと考える40~50代の方が増えています。

2020年から小学校でプログラミングが必修科目になったこともあり、これからのプログラミングはより一般的な知識となるでしょう。プログラミングに触れる機会のなかった中高年にとっては、定年を控える今が学習に最適なタイミングです。しかし、年齢を重ねた今、新しいことを学ぶのに不安を感じることもあるでしょう。また、「独学で身につけたスキルは果たして就職できるレベルなのだろうか」と心配に感じるかもしれません。

この記事では、定年後にプログラミングを活用して仕事をする方法や成功事例、独学で学ぶ場合の進め方などを紹介します。プログラミングを学びたいと考える方にとって、これからの人生を考えるヒントになれば幸いです。

結論:独学のプログラミングスキルでも定年後再就職の役に立つ!

プログラミングは、年齢に関係なく学ぶことができるスキルであり、定年後の再就職にも大いに役立ちます。プログラマーは人材不足が深刻な社会問題となっており、独学で身につけた知識やスキルでも十分企業や社会から求められる人材となることでしょう。
ただし、定年後フリーランスとして活躍したり、副業としてすぐに収入を得たい場合は、独学ではなくプログラミングスクールに通うことをおすすめします。プログラミングスクールでは疑問をすぐに聞けたり、専門的なコースでプロによるアドバイスを受けられる環境が整っています。実践的な学習を進めることで効率的にプログラミングスキルが身につき、収入に直結する働き方ができるでしょう。

独学プログラミングで定年後に仕事をする方法

独学プログラミングで定年後に仕事をする方法

まずは、独学で得たプログラミング知識を定年後の仕事に活用する方法についてご紹介します。
定年後に仕事を続ける場合、「再就職」「再雇用」「フリーランス」という3パターンが考えられます。雇用契約の有無に注目し、それぞれプログラミングスキルをどう生かすのかを見ていきましょう。

企業のDX化に伴い、プログラマーが求められている

DX化とは「ITを活用してビジネスを展開すること」を指します。日本の企業でもDX化への取り組みが広がっており、ITスキルを持つ人材の需要が高まっています。
特にプログラマーは、人材不足が深刻とされており、独学で身につけた知識やスキルでも十分企業や社会から求められる人材となることでしょう。
特にPython・Java・JavaScriptなど、実務で使われることが多いプログラミング言語を習得している人材は、Web開発において欠かせない存在として、どこの業界でも重宝されています。

再就職・再雇用で仕事をする

今と同じ会社で嘱託社員として働く再雇用でも、新たな職場で働く再就職であっても、企業と雇用契約を結びます。その場合、社会保険や福利厚生費など、企業には給料以外のコストがかかります。

そのため、即戦力となりにくい業務未経験の方が、学んだプログラミングだけで就職するのは難しいでしょう。これまでの経験を生かした職種で再就職・再雇用を目指しつつ、自分の強みを補強できるようにプログラミングを学ぶのがおすすめです。

現在の業務を改善する、課題解決につながるアプリを作成するなど、今の業務をプログラミングでどう発展させるか考えましょう。

フリーランスとして仕事をする

企業との雇用関係を結ばず、フリーランスとして仕事をするのも定年後の1つの道です。

プログラミングを生かして仕事をするなら、クラウドソーシングサイトで単発の仕事を探すのもよいでしょう。自分のレベルに合う仕事を探せるため、学習しながら実践を積めます。

独学でプログラミングを勉強する場合、指針がないため「これでよいのか?」と迷ってしまいがちです。クラウドソーシングサイトなら、学んで得た知識を経験で補填できます。仕事にできたという自信が、より深い理解につながるでしょう。

定年後にフリーランスとして社員と変わらない程度に稼ぎたいなら、在職中に学びながら副業レベルで仕事を始めるのがおすすめです。少しずつ学習と実践を続ければ、定年退職時にはフリーランスとして稼げる実績と自信が付いています。

知り合いから仕事の依頼を受ける

独学でプログラミングを学んだ後、知り合いから仕事を紹介してもらうことも効果的な手段の一つです。ウェブサイトの制作やアプリ開発、データベースの構築など、あなたが学んだ知識について友人や知人に話してみましょう。思わぬつながりや可能性が生まれるかもしれません。
また、オンライン・オフライン問わずイベントやコミュニティに参加して他のプログラマーやクライアントとの人脈を広げることも大切です。信頼関係を生かして新たなキャリアを築いていくことができるでしょう。

小さい仕事からでも取り組む:わらしべ長者理論

「わらしべ長者」は、日本の昔話で、小さなことからコツコツと努力を重ねることで成功するという教訓が込められています。この理論は独学プログラミングと仕事にも応用することができるでしょう。
ウェブサイトの一部を改善する、友人の依頼でシンプルなアプリを作成するなど、小さな仕事から経験を積み重ねていくことでスキルを向上させたり実績を作ることができます。
次第に、企業のプロジェクトのメインプログラマーとして参加するなど大きな仕事につながり、高収入を得る可能性も出てくるでしょう。

わらしべ長者のように地道な努力を続けることで、定年後にも新たなキャリアを築くことが可能となります。

定年後に学んだプログラミングを仕事に活かした事例

定年後に学んだプログラミングを仕事に生かした事例

続いて、定年後に学んだプログラミングを仕事に生かした事例を紹介します。参考にして、自分のキャリアプランを考えてみましょう。

81歳でプログラミングを学びiPhoneアプリを開発

世界最高齢のプログラマーである若宮 正子さんは、81歳からiPhoneアプリの開発を始めました。開発したゲームアプリをきっかけに、Appleが毎年開催する開発者イベントに招待され、「世界最高齢のアプリ開発者」として紹介されています。

若宮さんがパソコンと出会ったのは、60歳の定年を目前にした58歳の頃でした。まだインターネットも普及していないパソコン通信の時代に、若宮さんは独学でパソコンを習得します。そこから、シニア世代でも楽しめるよう、Excel(エクセル)の罫線や塗りつぶしを用いた「Excel(エクセル)アート」を考案しました。Excel(エクセル)アートは、マイクロソフトから「Excel(エクセル)の新しい使い方」と評されています。若宮さんは、定年まで勤めた銀行でパソコンを使う機会はありませんでした。パソコンとの関わりをきっかけに、定年後に新たな世界を築いた事例だといえるでしょう。

起業の前段階として50代からプログラミングスクールに

テックガーデンスクールのITビジネスコースに通っていた小野澤 幸司さんは、セカンドキャリアのスタートとしてスクールに入学しました。

小野澤さんは、東京で起業したいという思いを胸に、30年勤めた銀行を52歳で退職します。東京で起業するにあたって、ITやプログラミングの知識が必要だと考え、スクールでの学習をスタートさせました。

現在は、起業した会社の代表取締役を務める小野澤さんは、スクールで学んだことを生かしてコーポレートサイトをWordPressで自作しています。その結果、ITリテラシーにも自信がつき、現在のビジネスにスキルを生かせています。プログラミングを始めとしたITスキルは、現在の業務や実現したい仕事に対する補佐としても役立ちます。小野澤さんのケースは、ITスキルを身に付けることで新たに仕事を始めることの自信となった好例です。

小野澤さんの事例に関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

スキル以外で未経験者に求められるもの

企業や社会が求めているものは、単なるプログラミングスキルだけではありません。今まで培ってきた職場での経験や業界の知識も一つの武器となります。特定の業界に長年携わってきた経験はそれだけで一つのスキルです。その知識と経験を生かしてプログラミングを組み合わせることで、新たな価値を生み出すことができるでしょう。

独学でプログラミングを学ぶ方法

独学でプログラミングを学ぶ方法

最後に、独学でプログラミングを学ぶ方法を紹介します。ただ学ぶだけでなく、定年後の仕事に生かすためのポイントをチェックしておきましょう。

テキストや無料学習サイトで基礎を学ぶ

初めてプログラミングを学習する場合は、テキストや無料学習サイトの利用がおすすめです。どこからどうやって学べばよいのかわからない状態でも、順番に進めていく形なら学びやすいでしょう。

全体的な基礎知識を学ぶなら、資格取得を目標にするという手もあります。その場合は、IT系資格の入り口となる「ITパスポート」から始めてみましょう。

実際に手を動かしてコードを書いてみる

基礎が理解できたら、次は実際に手を動かしてコードを書いてみましょう。理論だけでなく、実践しながら学んでいくことが大切です。

知識上では理解できていても、実際にコードを書いてみると思いがけないエラーが起こることもあります。エラーの解決方法を調べながらコードを書くことで、対応力が身に付きます。

やりたい事を実現するために必要な事項を調べながら、プログラムを1つ完成させてみましょう。

わからないことの解決法を考える

代表的なプログラミング言語であれば、検索すればサンプルコードやエラーの原因がわかるでしょう。しかし、時にはどう検索しても解決策が見つからないこともあります。

わからないことが解決できないと、先に進まず学習が嫌になるかもしれません。学習が止まってしまわないように、わからないことの解決法を考えておきましょう。

学びたいことが明確なら、できるようになるまでプログラミングスクールに通うのも1つの方法です。疑問をすぐに聞いて解決できる環境は、学習スピードを向上させます。

そのほか、すぐに解決できないかもしれませんが、質問に答えてくれるようなコミュニケーションサイトを探しておくのもおすすめです。

完成した制作物をまとめてポートフォリオを作る

プログラムを完成できるようになったら、制作物をまとめたポートフォリオを作成しておきましょう。プログラミングを学んでも、業務経験がないと求人応募時に十分なアピールができません。

作成したプログラムやアプリ、サイトなどの目的や製作期間、使用言語などをわかりやすくまとめましょう。ソースコードの一部を、サンプルとして掲載しておくのもおすすめです。

プログラミングで実務経験を積む方法

最後に、プログラミングで実務経験を積む方法について5点ご紹介します。プログラミング学習を終えただけで満足しないように、知識を実務経験に結びつける参考にしてください。

①職場で学んだことを活かす

今の職場でプログラミングが活用できるプロジェクトがあれば積極的に参加してみましょう。実際の課題に取り組むことで、実務スキルを向上させることができます。プログラミングスキルを持った同僚や上司からのフィードバックを受けることもでき、リアルな意見を聞ける貴重な機会になるでしょう。

②資格を取得する

プログラミングに関する資格試験を受けて合格すれば、スキルを公的に証明することができます。プログラミング言語の基礎知識を身につけるなら「プログラミング基本情報技術者試験」、Pythonを使ったデータ解析やAI開発に興味があれば「Pythonエンジニア認定試験」、業務効率化に役立てることができる「RPA(Robotic Process Automation)資格」などがおすすめです。

③コンペ・コンテストに応募する

コンペやプログラミングコンテストがあれば積極的に応募してみましょう。参加することで、実際の課題に対して解決策を提案し、経験を積むことができます。また、他の参加者との交流も得られるため情報交換の場としても活用できるでしょう。

④知り合いの会社を手伝う

知り合いの会社やスタートアップにボランティアとして参加させてもらうこともおすすめです。リアルな現場を経験できたり、先輩プログラマーの助言を受けながら実際のニーズに合った解決策を提供できれば、大きな実務経験を積むことができるでしょう。

クラウドソーシングサイトで仕事を請け負う

実際にプログラムを作成できるようになったら、クラウドソーシングサイトで仕事を受けてみましょう。クラウドソーシングサイトなら、今の自分のレベルに合わせて仕事を探せます。第三者と関わりながら仕事でプログラミングをすると、一気にレベルアップできるでしょう。クラウドソーシングサイトでの実績は、求人応募時のアピール材料としても最適です仕事ができたという実感が、スキルに対する自信につながります。

クラウドソーシングサイトでの実績は、求人応募時のアピール材料としても最適です仕事ができたという実感が、スキルに対する自信につながります。

まとめ

独学プログラミングで定年後の選択肢を広げよう

今回は定年前の40~50代の方が、独学でプログラミングを身につける方法やスキルを活用して実務経験を積む方法、仕事に生かした成功事例などをご紹介しました。

プログラミングは今後、より一般的な知識となり、求められるシーンもさらに増えるでしょう。また、定年を控えた40~50代の方にとっても、プログラミングを学びやすい環境が整っているといえます。

今のうちにプログラミングを学ぶことで、定年後の選択肢が広がります。プログラミングは独学でも十分に学べますので、これからの仕事にどう生かすかを考えていきましょう。

ただし、定年後にフリーランスになることや、副業としてすぐに収入に結び付けたいと考えているのであれば、独学ではなくプログラミングスクールがおすすめです。疑問をすぐに聞ける環境で実践的な学習を進めたほうが理解が深まり、効率的にプログラミングスキルを身につけることができるでしょう。