【50代から始めるべき】定年後のセカンドキャリアの選択肢「ゆる起業」とは?

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【50代から始めるべき】定年後のセカンドキャリアの選択肢「ゆる起業」とは?

近年、定年後のセカンドライフにおいて起業するシニアが増えているといいます。シニアが起業を成功させるためのキーワードとなるのが「ゆる起業」です。無理をせず、ストレスなくゆるりとした気持ちで始める「ゆる起業」とは、一体どのようなものなのでしょうか。その実態や、成功の秘訣について見ていきたいと思います。

定年後のセカンドキャリアについて調べ始めた、50代の会社員です。最近「ゆる起業」という言葉をよく聞きますが、普通の起業とは何が違うのでしょうか。また、ゆる起業とは具体的にどのような例がありますか?

ゆる起業とは、シニアが定年後年金の補助程度の収入をめどに、無理をせず好きなことを優先して起業することを指します。「ローリスク・ローリターン」であることが特徴で、具体的には自らの経験を活かしたコンサルタント業や小売業、セミナーなどの教育支援といった例があります。ネットやITなどを利用して支出を抑えることでリスクを軽減し「細く長い」ビジネスを目指すのもゆる起業の特徴です。

起業家の4人に1人は「50歳以上」の時代に

2021年度の日本政策金融公庫の調査によると、開業時の平均年齢は43.7歳で50歳以上は全体の25%以上を占めます。つまり、起業する人の4人に1人が50歳以上ということになります。また開業者全体へのアンケートで「現在の事業に決めた理由」の上位には、

・これまでの仕事の経験や技能を生かせるから
・身につけた資格や知識を生かせるから
・地域や社会が必要とする事業だから

などが挙げられました。現役時代の経験やスキルを糧として定年後に起業するシニアは、今後もますます多くなると考えられます。

2021年度新規開業実態調査.日本政策金融公庫総合研究所.2021-11-29

なぜ起業するシニアが増えているのか?

「セカンドキャリア」が当たり前の時代に

起業するシニアが増えている背景には、まず、寿命の伸長にともない「第二の人生」が長くなったことで、シニアが働くことがもはや当たり前となっている現状があります。定年後は仕事をリタイアしてゆっくりする…という価値観は、現代の元気で意欲あふれるシニアには合わなくなっているといえるでしょう。

起業のハードルが低くなった

なかでも起業する人が増えた理由には、起業のハードルが低くなったことがあります。設備投資や人件費の必要がないインターネットビジネスや、ネット上のプラットフォームを利用して仕事を受注するクラウドソーシングサービスなど、起業に必要な資金は以前に比べて減少しています。また、公的な支援制度を活用すれば、補助金を受け取ったり低金利で融資を受けることも可能です。

自由度の高さ

定年後のキャリアとしては、他に再雇用や再就職があります。しかし、時間や仕事内容の自由度の高さを魅力に感じて起業する道を選ぶ人は、少なからずいるようです。

「起業」と言っても実は幅広い

「起業する」と言っても、人それぞれイメージするものが大きく違います。 上場を目指すスタートアップから、一人で行う副業レベルのものまで非常に幅広い使われ方をしているような気がしています。ここでは、その整理をしていきます。

スタートアップ

言葉通り一から市場を開拓する新規事業です。主に投資家から資金調達し、短期間で大きくビジネスを成長させることを目指します。そのため先行投資も大きく、創業者の生活の安定は二の次となってしまうところが「ゆる起業」とは異なります。

開業

いわゆる飲食店や整骨院を開業するイメージのビジネスです。設備や人件費に大きな初期投資が必要なため、銀行などから融資を受け資金調達する必要があります。また、店や店舗数を拡大して収益を高めることを目的とするのも「ローリスク・ローリターン」を目指す「ゆる起業」とは異なるところです。

フランチャイズ

加盟店として事業を始めるフランチャイズは、売上げの見通しが比較的立てやすいものの、自ら開業する場合と同じように設備や人件費などに大きな初期投資が必要となります。また、利益の多寡にかかわらずロイヤリティを払い続けなければならないことや、親会社のマニュアルを守らなければならないという点で自由度は低めです。

士業・コンサルティング業

税理士資格を持つ人が開業するような、業界での専門知識と経験を活かして独立するイメージです。1人でも始められてビジネスの規模もコンパクト、創業者が生計を立てることが目的となることなどから、他と比べて先行投資は抑えられます。副業として比較的気軽に始められるため「ゆる起業」とは親和性が高いといえます。

「ゆる起業」とは?

ここで、ゆる起業の定義をおさらいしましょう。ゆる起業とは、定年後のシニアが無理をせず好きなことを優先しながら、生計の一部を支えてくれるようなビジネスを起業することを指します。「ローリスク・ローリターン」をモットーとし、大きな資金調達や事業の拡大は考えません。
ゆる起業には副業として始められる気軽さがあり、50代からの準備も可能です。

ではゆる起業のポイントについて、次節でもっと詳しく解説していきます。

定年後のゆる起業のポイントとは?

では、定年後の起業におけるポイントとは何でしょうか?

シニア起業のコンサルティングを行っている片桐実央氏は、シニアが起業する際には「自分のできることで起業し、日々小さな挑戦をしつつ、事業を広げることが理想」といいます。

ポイントとなるのは、以下の3つです。

利潤を優先しない

収入は年金の補助程度でよいと考え、あくまでも仕事の満足度ややりがいを重視する。事業を拡大しようとリスクをとるのではなく、事業の継続を優先する。

リスクをとらない、無理をしない

若い頃と違い、大きな失敗を取り戻すのは難しい。しっかりとした計画の上で市場の動向を柔軟に取り入れ、小さく軌道修正をする。健康を第一に考え、スケジュールを詰め込まない。

やりがい重視

仕事をする上で、自分なりに楽しめる部分や充実感を感じられなくては、事業は続けられない。それまでの経験やスキルを活かして、生き生きと仕事をすることが大切。

*片桐実央著『好きなことだけして楽をしながら起業しよう』マイナビ新書(2018.6)

「ゆる起業」のための計画や準備は?

では実際にゆる起業に挑戦する際に必要な準備についてみていきましょう。

事業計画

「リスクをとらない、無理をしない」ゆる起業だからこそ、事業計画は綿密に練る必要があります。事業を計画する際には、「自分のやりたいこと」「自分のできること(強み)」を明確にし、様々な資料から市場を分析しながら「誰を顧客としてターゲットにするのか」を絞り混みます。事業計画書のフォーマットなどを利用しながら、より具体的で綿密な計画を策定しましょう。また、思い込みや自分の考えに固執しすぎることは厳禁です。常に新しい情報や他人の意見に触れ、臨機応変に計画を変える柔軟な姿勢も求められます。

収支計画

「ローリスク・ローリターン」をモットーとするゆる起業の成功のために大切なのは「初期投資や経常費用をなるべく抑える」ことです。シェアオフィスを利用する、SNSやメールマガジンなどを利用してPR費用を抑える、「受注発注」「受注生産」で在庫はなるべく抱えないなど、経費をなるべく減らす計画を立てましょう。

資金準備

収支計画を立てたら、低金利の融資や補助金などを上手に利用して必要資金の準備を始めます。日本政策金融公庫などの政府系金融機関が提供する無担保・無保証での融資や、中小企業向けの補助金・給付金の申請などを検討してみましょう。

インターネット・IT

ビジネスを小さく始めることは、ゆる起業の成功の鍵となります。そのためには、自らのビジネスにインターネットやIT技術をうまく活用することが必須です。ネット販売の方法やブログやメルマガ、SNSの発信方法、オンラインイベントの開催方法などを習得しておきましょう。

その他の準備としては、「ビジネスの糧とするスキルや経験のブラッシュアップ」や「家族など周囲への協力依頼」などがあります。場合によっては、資格の取得なども必要となるでしょう。

インターネットを有効活用できる業界・業種がおすすめ!

50代会社員やシニアが無理のない規模やペースでビジネスを始める「ゆる起業」でぜひ活用していただきたいのがインターネットやITのスキルです。インターネットやITを活用すれば、ビジネスを始める費用や設備を小さく抑えたり、場所や時間の制約なく気軽に起業することが可能です。

ネットやITを利用したゆる起業の例には以下のようなものがあります。

ネットを使ったコンサルティング業

コンサルティング会社を設立し、オフィスを借りて・・・と初期投資が大きくなりがちなコンサルティング業も、「有料ブログでアドバイスする」「オンラインセミナーを開催」などにすれば、始めるハードルも低くなります。

持っているスキルで商品を製作し、ネット販売

リタイアした職人が、自分で手がけた商品をネットで販売するという例もあります。ハンドメイドやクラフトを個人販売するサイトも数多く存在し、実店舗を作らずに気軽に販売業が始められるようになりました。やりがいを重視するのであれば、趣味で制作した作品を販売するのもよいでしょう。

スクール・講師

オンラインならば、場所を借りるコストをかけずに教室を開催することができます。自らの知識や経験を活かして講師になるのはもちろん、先生を招いてスクールを運営するという方法も考えられます。自分のペースで開催すればよいという利点もあります。また、専門的な知識のある方なら、有料の記事を書いたり、オンラインで個別の相談を受けるという方法もあります。

まとめ

今回は、「ゆる起業」と他の起業についての違いや、なぜ定年後のシニアに「ゆる起業」がおすすめなのかについてみていきました。

「ゆる起業」が比較的挑戦しやすいものとはいえ、定年を迎えた後に焦って思いつきで始めるようでは、どのようなビジネスも成功しません。

50代の今から定年後に向けて、しっかりと計画を練り、できることから準備を始めてみてはいかがでしょうか。

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