【やってみた事例】50代サラリーマン男性が自分でライフプランシミュレーションをやってみた

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【やってみた事例】50代サラリーマン男性が自分でライフプランシミュレーションをやってみた

ライフプランシミュレーション

ライフプランについて色々と学び、いざ自分のライフプランシミュレーションを始めようとしたものの手が止まってしまっている方へ。最初は具体的なイメージが持てず、どこから手をつけて良いかわからないことも多いでしょう。そんなあなたのために、ライフプランシミュレーションの体験記をお届けします。

ライフプランをシミュレーションして作成しようと思いますが、具体的なものが浮かんでこず、手が止まってしまっています。

ライフプランの作成といっても最初はなかなかイメージしにくいものです。一度ウェブサイトなどで簡易的にシミュレーションを行い、コツを掴んでからあなた自身のシミュレーションをしてみましょう。

目次

結論:ライフプランは自分で作れる!まずは簡易的なシミュレーションを活用しよう

ライフプランを作成したいと思っても何から始めて良いかわからず、FPなどプロにお願いしようとしているあなた。ライフプランは自分で作成できます。


まずはウェブサイトなどで簡易的なシミュレーションを行い、コツをつかんでからプランを作成しましょう。その際、ライフプラン・マネープラン・キャリアプランの順で作成していくことで、より具体的な目標に向けた計画を立てることができます。

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ライフプランをシミュレーションする前に他の記事でライフプランの知識を身につけよう!

当ブログでは、ライフプランに関する記事を多数掲載、解説しています。まずはそれらの記事をご覧いただき、ライフプランについての基礎知識を学んでください。


記事「50代からのライフプランニング、必要なお金を計算してライフプランニングを立てよう」では、50代の方にとってなぜライフプランニングが大切なのかを解説しています。


記事「50代から始める! 3ステップでできるライフプラン表の作り方」では、実際にご自身でライフプランニングを進める際に必要な知識や考え方について解説しています。


記事「ライフプランを検討する際にカバーしなければならない支出項目は?三大支出から想定外の支出まで。」では、ライフプラン検討のベースとなる支出項目について解説しています。

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ライフプランのシミュレーションを実際にやってみよう

ライフプランについて基礎的な知識を学んだら、ご自身のライフプランを立てる準備は整いました。しかし、まだライフプランがどのようなものなのか、具体的なイメージを持てていない方も多いと思います。そこで本記事では当ブログのメイン読者の方と同じ、『50代男性サラリーマン』をモデルとして、実際にライフプランのシミュレーションを作成していきます。その過程を皆さんに順を追ってお見せしますので、ぜひ参考にしてください。

全国銀行協会のライフプランシミュレーションを体験!

今回は、全国銀行協会が公開している「自分で描く未来予想図 ライフプランシミュレーション」を体験していきます。シミュレーションサイトは他企業でも提供されていますが、全国銀行協会という、信頼のおけるしっかりとした団体が公開しているサイトである点と「基本シミュレーション」と「くわしくシミュレーション」の2つのタイプから選べる点から、こちらを使用してシミュレーションしていきます。

その他のおすすめのサイトをいくつかご紹介します。各企業、特長や特色がありますので、ご自身に合ったサイトを活用してみてください。



金融庁のライフプランシミュレーター:性別や学歴、年収などの条件を入力して、将来の収支状況をシミュレーションできます。


日本FP協会のライフプラン診断:9つの質問に答えるだけで、将来の家計を診断できます。


ライフプランコーチ:対話形式で質問に答えるだけで、生涯収支を簡単にシミュレーションできます。

松井証券のライフプランシミュレーション:資産運用や家計管理に役立つツールを提供しています。

まずは世帯構成や収入などライフプランのシミュレーションに必要な基本情報を入力

今回は「基本シミュレーション」を選択。モデルケースとして、最初に年齢50歳、年収950万、貯蓄1,500万と情報を入力します。次に妻の情報を年齢47歳、年収500万と入力。子どもについても入力を進めます。20歳の子どもは高校まで公立、大学は私立に通っていると仮定して入力していきます。これら家族についての基本情報がシミュレーションをする上でのベースとなりますのでしっかりと記載しましょう。

人生の三大支出でもあるマイホームについての質問項目が!

続いては記事「ライフプランを検討する際にカバーしなければならない支出項目は?三大支出から想定外の支出まで。」でも取り上げた三大支出の一つ、マイホームについてです。

「すでに保有している」・「これから購入する」・「賃貸住宅のままで、マイホームは購入しない」の中から選択していきます。神奈川県の郊外にマイホーム購入済みとして「すでに保有している」をチェックします。
最後に「あなたの性格は?」という質問があり、不意に聞かれてドキッとしました。やはりライフプランもその人の性格によって左右されるのでしょうか。いろいろなことに興味があるチャレンジ派として「新しいことに挑戦するのが好きで、出費がかさむことも多い」を選択しておきます。

他には「休日は出かけるよりも家で過ごすことが多く、それほど出費は多くない」と「趣味などにお金をかけることもあるが、普段は節約するメリハリ型」がありました。みなさんはどのタイプに当てはまりますか?

いよいよライフプランのシミュレーション、その結果は?

いよいよシミュレーションスタートです。

画面が切り替わると、グラフが表示され、「貯蓄」「収入」「支出」のグラフが徐々に描画されていきます。今回のモデルケースの場合、60歳に向けて収入は横ばいですが、子どもがまもなく社会人になり教育費がかからなくなることから支出が下回る状況が続きます。

そのため貯蓄は徐々に増えていき、退職金受給などもあり60歳を超えて貯蓄が最も多く8,000万円になります。その後65歳から年金受給がスタートすると貯蓄額は下降の一途を辿ります。幸い支出がわずかに年金収入を上回る程度の試算のため、貯蓄が不足するということはないようです。

ただ、シミュレーションが90歳で終わっていることと、大きな支出が3回の自動車購入しか計算されていないところに若干の不安を感じました。

人生100年時代と言われる今日、夫婦共に90歳を超えて生きることや、自動車購入以外にもマイホームのリフォームや子どもの結婚や出産などのライフイベントで大きなお金がかかることも考えられます。シミュレーショ結果は鵜吞みにせず参考程度に留めておきましょう。

シミュレーション結果に対して現役時代・退職後それぞれにプロからのアドバイスが

今回のシミュレーションについては、現役時代も退職後も順調で不安がないとのアドバイスがありました。ただしいずれの場合も無駄遣いを避けるために定期的な家計の点検が重要だと注記されています。

性格の選択欄で「新しいことに挑戦するのが好きで、出費がかさむことも多い」を選びましたが、新しい趣味を始めることで出費が増える可能性も考慮する必要がありそうです。
こまめなチェックを怠ると一気に家計が赤字に転じる可能性があります。

また、銀行の協会らしく『資産運用のおすすめ』についても書かれていました。

ライフプランについて考え直す


ライフプランは、人生の目標や希望を実現するための計画です。シミュレーションが完了したら、次のステップとして実際にライフプランについて考え直してみましょう。ここからはライフプランを考える際のコツやポイントなどを解説していきます。


ライフプラン、マネープラン、キャリアプランの3つを順に考えていく

人生設計を行う際は、ライフプラン・マネープラン・キャリアプランの3つを順に考えていくことが重要です。ライフシミュレーションでは、ライフプランだけでなくマネープラン・キャリアプランについても一緒にアドバイスされますので、結果を参考にしながら作成していきましょう。それぞれのプランについて詳しくご紹介します。

また、以下の記事に「なぜ人生設計やお金のことを考える必要があるのか」「どのように考えればよいか」などを詳しく解説しています。各プランを作成する前に是非参考にしてみてください。


参考:50代から考える老後の人生設計や家族の将来設計とお金の話

①ライフプラン:やりたいこと、ライフイベントを可視化する


まずは自分の人生全体について考えてみましょう。これから起こりうる人生のイベントの他に、どんな生活を送りたいか、どんな価値観を大切にしたいかを明確にすることが大切です。また、ライフプランを具体的に可視化するために、家族・趣味・健康・旅行などについて、目標やライフイベントをリストアップしていきましょう。これにより、具体的なステップを踏んで進めることができます。

②マネープラン:お金の支出、収入、収支の予測を可視化する


ライフプランでやりたいことや今後のライフイベントが洗い出せたら、次はお金について考えてみましょう。将来の目標や生活スタイルに合わせて、どれくらいの収入があり、必要な支出はどれくらいかを計画します。また、予想外の出費に備えて緊急基金を作成することも大切です。


③キャリアプラン:雇用形態、働き方を考える

マネープランが定まったら、最後にキャリアについて考えます。必要なお金を稼ぐための計画として、正社員・契約社員・フリーランスなど、自身の希望に合わせた雇用形態や働き方を検討しましょう。

これまでの経験や自分の強み、興味を活かせる仕事やキャリアパスを見つけることも大切です。キャリアプランは、仕事においてどのように成長し、自分の目標を達成するかを考えるものです。お金を稼ぐだけでなく、自己成長や満足感を追求しながらキャリアを進めていくことで、やりがいを感じることができるでしょう。

シミュレーションをやったことで見えてくる物

シミュレーションを実施することで、新たな視点が明らかになります。以下のポイントを意識しながら、シミュレーション結果をライフプラン作成に活用していきましょう。

意識すべきことを質問される

ライフプランシミュレーションを行う際、今後発生しうるライフイベント、家族の所得、お金の使い方や自身の性格など、深い所まで質問されます。具体的な質問に答えることで、自分自身のライフスタイルや将来のイメージ、何に意識を向けるべきかなどが見えてくるでしょう。

シミュレーションは条件を変えてまた試してみる

シミュレーションは一度だけで終わらせずに、期間を空けたり条件を変えて複数回試してみることをおすすめします。その際、修正や改善がしやすいように、エクセルやスプレッドシートなどを活用して管理しましょう。様々な条件で何度か試してみて、最適なプランを見つけてください。

あくまでシミュレーションなので自分で深く考えることが重要


シミュレーション結果はあまり深刻に受け止めず、「シミュレーション」と割り切ることが大切です。シミュレーションはあくまで予測であり、必ずしも現実と一致するとは限りません。結果を適切に解釈し、最後は自分で判断することが重要です。


出来ることからやっていく

シミュレーション結果を踏まえて、できることから始めていきましょう。
見えてきた課題や改善点を把握したら、具体的な行動に移します。目標を達成するために、小さなステップから始めて着実に進んでいきましょう。

まとめ

今回はライフプランシミュレーションについて、具体的なやり方や実際の手順、シミュレーション結果の活用方法などをご紹介しました。

ライフプランシミュレーションを使用すると、具体的にどのようなことがわかるのかイメージいただけたでしょうか。簡易的なシミュレーションでコツを掴んでから、具体的なライフプランを作成することをおすすめします。

そしてシミュレーション結果はあくまで出発点です。結果を元に自分のライフプランを作成する事、作成したプランに沿って実際に行動することが最も大切です。
また、必ずしも思った通りには進まないのが人生です。計画にズレが生じてきても焦らず、ライフプランを再設計しながら進んでいってください。

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