中高年がプログラマーを目指す方法#3
更新日:2024.02.07
今回はですね、中高年の皆さんがエンジニアを目指すにあたって、考えていただきたいことについてお話したいと思います。
未経験者からプロになるということはどういうことかっていうことなんですが、
まずですね新入社員でもそうですけれども、業務のごく一部の部分的な手伝いから始まりますよね。
そして、手伝いができるようになったら次にもう定形の作業を任されるようになります。
そして、定形の作業ができるようになったら、その塊であるですね、定形の業務を任されるようになりますよね。
このお仕事をいくつも繰り返して、アマを卒業していくというのが通常の職業人の流れだと思います。
それができるようになってですね、ようやく定形作業から不定形の作業に挑戦するようになります。
それもいろんな経験やスキルを踏まえてですねこなせるようになって、その不定形の作業の塊である不定形業務をこなせるようになると、
これはもうある程度独り立ちレベルなんじゃないかなと思いますよね。
さらにこのスペシャリストを超えてですね、チームとして結果を出せるようになる全体統括というのもできるようになると、
マネージャーとしてプロ領域になったと言えるんじゃないでしょうか?
ここで、未経験者がですね、プロになれるかなれないかっていうのは、アマ領域の部分的な手伝いや定形作業をさせてもらえる余地があるか、させてもらえる場所があるかどうかっていうところが大きく影響します。例えば、前回お話した、アプリ開発、システム開発などのエンジニアの職種、これについては、部分的にお手伝いや定形作業っていうのは非常に少ないんですね。
ほぼ全部が不定形な作業ですし、それが固まりになった不定形な業務になっています。
なので、アマチュアがお手伝いとして入り込む余地っていうのが非常に少ないし、
慣れるために定形の作業を黙々とやるっていうのも、テスターとかですね品質管理の分野ぐらいしかないわけなんです。
チャンスがあるというふうにお話したWEB制作のコーダーの分野、これについては、部分的な手伝いや定形作業や定形業務に入るので、十分チャンスがあると言ったのはそういう理由です。ただレイアウト等のデザイン分野は、完全にプロ領域の不定形作業、不定形業務にあたるので、アマチュアは手を出さない方がいいと言ったのはそういう理由です。
デザインのプロ領域の話をちょっとしますと、例えばですね、それは能力を言語化するのは非常に難しい分野だからおすすめしないわけなんです。例えば、同じ白いシャツでも全くデザインも同じに見える1000円の白いシャツと、2万円の白いシャツ、これ皆さん見分けつきますか?
どうでしょう?
これ見分けつきますよね!明らかにいいものははっきりわかり、紺のブレザーでもそうですけれども、シンプルなものであればあるほど、プロの仕事か、品質の低い仕事がばれやすいです。ただ、どこがどう違うのかっていうのを言語化するのが難しいですよね。というように、いきなりそのプロ領域の仕事をしかないような分野はおすすめしないという話になります。
この考え方に則って中高年が挑戦できる仕事はないのかっていう視点で他のお職種を見ていきたいと思います!
今日はここまでです。
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