未経験50代会社員でも業務効率化プログラマーなら、転職も副業も可能:50代のための勉強法も解説

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未経験50代会社員でも業務効率化プログラマーなら、転職も副業も可能:50代のための勉強法も解説

中高年プログラミング必勝法とキャリア

未経験50代がエンジニア・プログラマーになれますか? そのための勉強方法はなんですか? また、 勉強した後はどのようなキャリアが可能なのでしょうか?


未経験50代でも仕事が獲得しやすい分野(ウェブコーディング、エクセルVBA・Python、ノーコード分野など)を選んだ上で、ピンポイントで学習すれば、アマチュアのエンジニア・プログラマーとして仕事をすることが可能です。 そのための勉強方法としてはゴールから逆算してカリキュラムをオーダーメードする手法が時間短縮につながる効率的な方法です。 そのオーダーメードカリキュラムで勉強した後のキャリアは、1) クラウドワークスなどでフリーランスとして稼ぐ 2)「経験 x IT」でDX人材として在宅複業で稼ぐ 3) 今の職場でもDX人材として輝き続ける 4)好きで稼ぐ! の4つの可能性があります。

TechGardenSchool代表の高橋です。

当スクールの体験クラスにご参加いただく50代や60代以上の中高年・シニアの方々から、良くいただくご質問が 「50代の今からプログラミングを学んでプログラマーになれますか?」また、「その後のキャリアはどうなっていますか」 というものです。 みなさん新しくプログラミングにチャレンジしたいと思ったばかりの方なので、先のことがいろいろと気になるのだと思います。

もちろん、プログラミング自体を学ぶのに年齢は関係ありません。 本ブログを運営するTechGardenSchoolではこれまで2011年の開校以来数多くの50代プログラマーの成長を見届けてきました。

当スクール卒業生のように、50代以上の方でもプログラマーになることは可能です。 また、その後のキャリアもさまざまな働き方や活かし方があります。 そこで、本記事では50代など中高年に特化したプログラミングスクールとしてこれまで見てきた事例などを踏まえ、勉強法やキャリアについて解説していきます。

目次

結論:50代からプログラマーになるのは容易ではないが、未経験からでも獲得可能な仕事から逆算して学び直すのが効果的

プログラミングは年齢に関わらず学習でき、50代以上の中高年でもプログラマーになることは可能です。しかし、50代以上の中高年の未経験者にとってプログラミングの新規習得は容易ではなく、プロのエンジニアとして活躍するのは難しいといえます。
そのため、プログラミング未経験の50代がプログラマーとして活躍していくためには、アマチュアのエンジニア・プログラマーとして仕事に取り組むことが有効です。たとえば、エクセルVBA・Python、ノーコード分野などであれば、50代プログラマーでも仕事が獲得しやすいでしょう。

学習方法としてはゴールから逆算してカリキュラムをオーダーメードする手法が効率的であり、クラウドワークスなどで副業案件に挑戦してみることもおすすめです。

ニュース:岸田首相リスキリング支援表明(2022年10月3日)

岸田首相は2022年10月3日の衆院本会議での所信表明演説において、社会人になってからの新たなスキルの習得をするリスキリング(学び直し)の支援に、5年で1兆円を投じると表明しました。これからプログラミングを学びたいと考えている人も支援の対象になると想定されますので、随時詳細が分かり次第更新いたします。

経済産業省2025年の崖とITエンジニア不足

経済産業省は2025年までに国内企業がDXを成功させなければ、毎年12兆円の損失が発生する可能性があるとし、これを2025年の崖と読んでいます。一方、増大するITエンジニアのニーズに対し、その供給は不足するとされ、同省の「平成30年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(IT人材等育成支援のための調査分析事業)」では、IT人材が2018年時点で22万人の不足しており、2030年には最大で約79万人不足すると予測しています。つまり、プログラミングを学び技術を持ったプログラマーやITエンジニアはこれから大きな仕事のチャンスがあります。

50代プログラマーは使えないと言われる理由

ここでは、50代プログラマーが使えないと言われることがある理由について解説していきます。

プログラミングの習得するのに時間がかかる

50代プログラマーが使えないと言われる理由のひとつは、プログラミングの習得に時間がかかることです。50代の中高年にとっては、プログラミング言語などの新しい知識・スキルを習得することは容易ではなく、習得までに多くの時間や労力がかかることもあるでしょう。20代の若手プログラマーなどと比べるとどうしても知識・スキルの習得スピードは負けてしまうことが多いため、即戦力として評価されにくい可能性があります。

周辺知識など覚えることが多くある。ずっと学び続ける必要がある

プログラミングはコーディングの文法だけでなく、ライブラリや開発環境に対する理解など、覚えるべき周辺知識が多くあります。また、IT技術は常に進化していくため、一度習得したら終わりではなくずっと学び続けることが必要です。50代のプログラマーにとって常に新しい技術を習得し続けることは容易ではないため、結果的に使えないと評価されてしまう可能性があります。

単価と釣り合わない

50代プログラマーの場合、これまでに多くの現場や業界を経験していることから、単価も高くなっている傾向にあります。これまで慣れ親しんだ技術であれば高いパフォーマンスを発揮できる一方、IT技術の変化に伴って単価とパフォーマンスが釣り合わなくなるおそれもあり、結果的に採用されにくくなってしまう場合があります。

柔軟性がないと周りと上手く仕事を進められない

50代プログラマーは、これまで多くの経験や実績を持っていることから、自分自身のやり方にこだわる人もいます。しかし、業界動向やIT技術は日々変化していくため、これまでの経験・実績にこだわらず、柔軟な姿勢で対応していくことも重要です。柔軟性がない場合、周囲のメンバーと上手く仕事を進められず、人材評価を落としてしまう可能性があります。

場数が必要となる。(難しい課題やシチュエーションにチャレンジした数)

50代プログラマーを採用する場合、これまで難しい課題やシチュエーションにチャレンジしてきた数や経験値が求められます。ポテンシャル採用であれば20代プログラマーが優先されることになるため、50代プログラマーが市場価値をアピールするうえでは豊富な場数の経験が必要です。経験値の少ない50代プログラマーの場合、希望する職場に採用されることが難しくなってしまう可能性があります。

50代には中高年には精神的身体的負担が大きい

プログラマーは、品質や納期といったプレッシャーのかかる仕事です。納期までに間に合わせなければならない精神的負担や、残業が多くなった場合の身体的負担は無視できないでしょう。若いうちは多少無理をしてでも何とかなったかもしれませんが、50代の中高年にとっては納期直前の深夜残業などの精神的・身体的負担は大きなものとなります。体力面も含めて考慮した結果、不採用となってしまう場合もあるでしょう。

50代プログラマーで使えると言われる人の特徴

ここでは、50代プログラマーで使えると言われる人の特徴について解説します。

高いスキルと技術がある

50代プログラマーで使えると言われる人の特徴のひとつは、高いスキルと技術があることです。高いスキルと技術力があれば、難易度の高い設計や開発などが可能になります。プログラマーは年齢に関わらずスキルと技術力で評価される面が大きいため、高いスキルと技術を保有する50代プログラマーであれば20~30代のプログラマーにも負けない人材になれるでしょう。

プログラミングの技術だけでなく、他の専門知識を持ち合わせ、掛け合わせることができる

プログラマーは、もちろんプログラミングのスキル・技術力も重要ですが、それだけでは十分とはいえません。他の専門知識を持ち合わせ、それらの専門知識も掛け合わせていくことも大事なポイントです。たとえば、業界経験や職種経験、全般的なITリテラシーとプログラミングの技術力を掛け合わせることで、より幅広い価値を提供できる人材になれるでしょう。

人脈形成ができる

プログラマーは、ひたすらプログラミングを行っているような印象を持たれがちですが、プログラマーの仕事はプログラミングだけではありません。顧客や他のエンジニアとコミュニケーションを取りながら、協力して開発業務を行っていくことになります。そのため、関係メンバーと人脈形成ができるかどうかも重要な評価ポイントとなります。

チームでのポジションを理解して、期待以上の力を発揮できる

プログラマーはプロジェクトのなかでチームとして働くケースが多くなります。チームとして最大限の成果を発揮するうえでは、チームでのポジションを理解し、期待以上の力を発揮できるよう行動することが重要です。自らの役割や期待されている行動を理解し、率先して業務やコミュニケーションが取れる50代プログラマーは、プロジェクトのなかでも重宝される人材となるでしょう。

50代プログラミング未経験者が成功するためには

50代プログラミング未経験者が成功するためには、次の事項を押さえることがポイントとなります。

ITリテラシーの高さがプログラミングの土台になる

「未経験でも大丈夫ですか」といった質問は、とても多く聞かれる質問です。最初はだれでも未経験なので、もちろんこの質問に対する回答も「大丈夫です」となるのですが、人によって土台が異なるのがITリテラシーです。

プログラミングの勉強の土台となるITリテラシーをどれくらいお持ちでしょうか? 基礎的なところでは、 「パソコンの操作」 「アプリケーションとファイルの扱い」 「インターネットの使い方」 などがあります。 これらを身につけることは50代以上の方でもそんなに難しいことではありません。 もし、このあたりに不安がある方は、プログラミングの前にまずここから学習していきましょう。

逆に、すぐに職業としてプログラマーを目指したい!という50代以上の方は上記の基礎的な土台だけでなく、応用的な土台、「エクセルやVBAなどで簡単なプログラミング経験がある」 「大学や会社などでプログラミング周辺の業務(電子回路設計など)に携わったことがある」 「電子工作やゲーム作りをやったことがあり、趣味のアプリを作ったことがある」 などの経験があることが理想です。

トレンドに敏感になる

50代プログラミング未経験者が成功するうえでは、トレンドに敏感になることも重要です。IT分野は常に技術が進歩しており、時代とともにトレンドも変わっていきます。トレンドが変わることは、50代プログラミング未経験者にとってはチャンスと捉えることもできます。新しいトレンドの技術の習得においては、未経験者・経験者関係なくゼロからスタートとなる場合も多いので、これまでプログラミングの経験がなかった50代でも有識者になれるチャンスがあります。

常にスキルアップを考える

50代プログラミング未経験者が成功するためには、常にスキルアップを考えることが不可欠です。未経験者であることから、現時点でのスキル・技術力においては経験者に劣後しています。そのため、50代プログラミング未経験者が戦力として活躍していくうえでは、常にスキルアップを考え、自己研鑽を重ねていく姿勢と行動が大切です。

仕事を続けながら、勉強も続ける

50代プログラミング未経験者の多くは現在お勤めかと思いますので、仕事を続けながら、勉強も続けることになります。しかし、働きながら、平日夜や週末にスクールに通って勉強するというのは、そんなに簡単なことではありません。

特に50代以上の中高年の方にとっては初めてのプログラミングを仕事で疲れた頭と体に叩き込むのは、中々骨の折れる作業です。 60代になると仕事面で余裕が出てくる方がいらっしゃいますが、慣れないプログラミングというのはやはり苦戦するものです。

その点、過去に働きながら資格や英語などを習得した経験を持っていらっしゃる方は、ペース配分やモチベーションの維持方法をご存知ですので、比較的苦労が少なくて済むかもしれません。 これまで社会人になってから仕事と並行して資格勉強などをしたことがないという方に対しては、当スクールでも学習ペースを掴むまでを特に重点的にケアしていくようにしています。

プログラミングを副業で活かす方法

50代からプログラミングを学ぶ人のなかには、プログラミングを副業で活かしたいという人もいるでしょう。プログラミングを副業で活かしたい場合は、まずはクラウドソーシングなどで月数万円の副業から小さく始めるのがうまく進めるコツです。プロレベルの案件ではなく、アマチュアレベルの副業案件に取り組むようにしましょう。

たとえば、Pythonによるデータ分析案件やExce VBAによるマクロ開発案件、RPAによる自動化案件などがおすすめです。また、これまでのキャリアを活かし、そこにプログラミングを追加することで、DX人材になったり、よりハイレベルな人材になったりと、これからの時代はご自身のキャリアアップにプログラミングが大いに活きてきます。

プログラミングを副業で活かす方法については、以下の参考記事でも解説していますので併せてご参照ください。

参考記事:【50代会社員】「プログラミングの副業はやめとけ」はプロレベルの話。経験を活かしたアマレベルなら可能

プログラミングを学びたい理由が大切

ここまで解説してきた項目をクリアできるという人はすでに50代からのプログラミング勉強の必勝法を概ね手にしています。ですが最後の1ピースがとても重要です。それはなぜプログラミングを学ぶのかです。

「プログラマーになりたいから」と考える場合、ではなぜ50代でプログラマーになりたいと思ったのでしょうか?

「在宅ワークができそう」「報酬が高そう」という労働条件が最初に浮かんだ方は少し注意が必要かもしれません。

以前のブログ 「自宅でできるお仕事ってどんなものがあるの? 〜 フリーランス以外にも選択肢はある!」でもご紹介したように、 収入面や労働環境だけを考えるのであれば、ご自身の現在のお仕事分野でスキルを伸ばして機会を探した方が職業として50代からプログラマーを目指すよりも簡単で効率的かもしれません。

大きな人脈を手にしているであろう60代であればなおのことです。

逆に、「プログラミング自体が好き、興味がある」と思える方や、「プログラマーになって、自らの手で〇〇を作りたい、〇〇の仕事がしたい」という具体的なイメージが持てる方は是非チャレンジしてみることをおすすめします。

これはあくまで最初から職業としてプログラマーを目指す場合の話になりますが、ブログ「未経験者がエンジニアを目指す3つのルートとは?」でお話ししたように、エンジニアになるにはスクールレベルと実務レベルのギャップを現場で埋めていく必要があります。

50代の方にとっては、決して高くない報酬で、自分よりも若い先輩について現場の仕事を2−3年くらいはこなす覚悟が必要です。

もちろん、必ずしも最初からそこを目指す必要はありません。

焦らずご自身のペースでプログラミング学習を進めていった延長線上に、時間をかけて少しずつ仕事として出来ることを増やしていく、というのも一つの方法です。

60代で定年しているという場合には、良き同伴者に巡り合い、クラウドソーシングなどを使いゆっくりのペースで実戦力を磨いていくケースもあります。

ただしいずれの場合でも下積み時代を経験することになります。

この下積み時代を支えてくれるのが「プログラミングが好き」という興味や「◯◯を作りたい」という意欲です。


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ここまで読んできていかがでしたでしょうか。

「自分ならできる」と思った方にも、「自分には難しいかも」と思った方にも、ぜひ一度具体的な勉強内容とキャリアの目指し方を知っていただきたいと思います。 中高年がプログラマーを目指す方法シリーズで順番に説明していますのでぜひ読んでみてください!

図解 50代からのプログラミング –未開の能力を発掘♪

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まとめ

プログラミング自体を学ぶのに年齢は関係なく、50代以上の方でもプログラマーになることは可能です。ただし、50代プログラマーはプログラミングの習得に時間がかかったり、プログラミング業務の精神的身体的負担が大きかったりすることから、エンジニアとして評価されるのが容易ではない側面もあります。

プログラミング未経験の50代がプログラマーとして活躍していくためには、エクセルVBA・Python、ノーコード分野といった仕事が獲得しやすい分野を選んだうえでピンポイントで学習し、アマチュアのエンジニア・プログラマーとして仕事に取り組むことがおすすめです。

プログラミングの勉強方法としては、ゴールから逆算してカリキュラムをオーダーメードする手法が効率的であり、勉強しながらクラウドワークスなどで副業案件にもチャレンジしていくとよいでしょう。