子供向けプログラミング講師の仕事内容は？ メリットや需要が高まる理由、目指す方法を解説！
更新日：2023.03.01
セカンドキャリアに向けてプログラミングを学んでみたいけれど、開発の仕事は難しそうに感じる50代の方もいるでしょう。その場合は、子供向けプログラミング講師を目指す方法を検討してみるとよいかもしれません。
今回は子供向けプログラミング講師の仕事内容やメリット、需要が高まる理由、目指す方法などについて解説します。定年後にプログラミングスキルを活かして働きたい方はぜひご一読ください。
子供向けプログラミング講師はどのような仕事なのか気になっています。 IT未経験の50代でも務まるのでしょうか？
子供向けプログラミング講師は、子供にプログラミングを楽しく教えたり、目標設定をサポートしたりする仕事です。用意された教材を使って授業をする教室もあるので、最低限のプログラミングスキルとPC操作スキルを習得すれば、IT未経験の50代の方でも活躍できる可能性があります。
目次
子供向けプログラミング講師の仕事とは？
早速、子供向けプログラミング講師の仕事内容や、指導するカリキュラムの例について解説します。
仕事内容
子供向けプログラミング講師の仕事は、子供たちが楽しくプログラミングを学べる環境を作ることです。
具体的な仕事内容として、授業運営や質問対応、目標設定のサポートなどがあります。講師未経験でも授業が行えるよう教材を用意している教室もあります。
現役の大学生や大学院生がメンターとして指導することもあり、プロのエンジニアでなくても務まる仕事です。プログラミングスキルを習得すれば50代の方でも目指せます。
カリキュラムの例
小学校1年生レベルの基礎コースだと、マウスの操作やキーボードの数字打ち込みなどから学びます。見本通りに作ったプログラムの動作をチェックして、命令の処理内容を理解していく流れです。
応用コースになると、エンジニアが実際に使うプログラミング言語で本格的なゲームを作成することもあります。
参照元：ヒューマンアカデミージュニア.カリキュラム・コース紹介.
https://kids.athuman.com/programming/course/
子供向けプログラミング講師のメリット
子供向けプログラミング講師の仕事内容がわかり、興味を持っていただけたでしょう。引き続き、子供向けプログラミング講師を目指すメリットを解説します。
メリット1．「教える」というスキルを活かせる
転職や副業を目的としたプログラミングスクールだと、講師の選考も厳しくなりやすいです。
子供向けプログラミング教室は、プログラミングの楽しさについて知ってもらうことを目的とする場合もあります。
最低限のプログラミングスキルと基本的なPC操作スキルがあれば歓迎されやすく、「教える」というスキルを気軽に活かせる可能性があります。
エンジニア経験がないけれど、人に教えることが好きな方や何かしらの指導経験を持つ方は、子供向けプログラミング講師を検討してみるとよいでしょう。
メリット2．時給が高い仕事が見つかりやすい
子供向けプログラミング講師は、時給が高い仕事が見つかりやすくなっています。
たとえば、キッズプログラミング教材の生徒指導や生徒面談、教材開発の仕事には、時給が最大2,300円に設定された求人があります。ちなみにシニアも活躍している仕事です。
東京都の最低賃金が1,072円（2022年10月1日～）であることから、高時給であることがわかります。
定年後に高時給を目指したい50代の方も、子供向けプログラミング講師を目指してみてください。
参照元：東京労働局労働基準部賃金課.”東京都最低賃金を1,072円に引上げます”.東京労働局
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/news_topics/houdou/20220901chinginka.html
indeed.パソコンインストラクターの求人
子供向けプログラミング講師の需要が高まる理由
GMOメディア株式会社が運営するプログラミング教育ポータルサイト「コエテコ byGMO」では、経営コンサルサービスを提供する船井総合研究所と共同で「2022年 プログラミング教育市場規模調査」を実施しました。
調査によると、子供向けプログラミング教育市場規模の推移は下記の通りです。
子供向けプログラミング教育市場規模は着実に増加しており、子供向けプログラミング講師が活躍できるチャンスも拡がりそうです。
2025年の大学入学共通テストからプログラミングを含む「情報」が教科として導入されるため、将来的には受験対策としてプログラミングを学べる教室、プログラミングを教えられる講師などの需要も高まるかもしれません。
早い段階で子供向けプログラミング講師を目指せば、転職や再就職などを有利に進めやすくなるでしょう。
参照元：”2022年 プログラミング教育市場規模調査”.GMOメディア.2022-6-20
https://www.gmo.media/archives/4324/
子供向けプログラミング講師を目指す方法
子供向けプログラミング講師の将来性は高いですが、どのように目指せばよいのか気になった方もいるでしょう。
ここからは、子供向けプログラミング講師になるための方法を解説します。
プログラミングスクールを利用する
プログラミングスキルを習得する方法として、プログラミングスクールを利用する方法があります。
いずれのコースでもプログラミングの考え方を学べますが、子供向けプログラミング講師を目指すのであれば、オーダーメイドのカリキュラムを組んでくれるプログラミングスクールがおすすめです。
50代の方の中には、PC操作に不安を抱える方もいます。一般的なプログラミングスクールだと、PC操作の習得まで対応してもらえない恐れもあります。
ITに苦手意識のある方は、PC操作の習得に対応した中高年向けのプログラミングスクールを探してみてください。
教えるスキルを習得する
プログラミングが得意になっても、子供にうまく教えられるとは限りません。
というのも、プログラミングではさまざまな専門用語が登場するので、子供にわかりやすくかみ砕いて伝える能力が必要になるからです。
”人に教えるためには、相手が理解しやすいようにかみ砕いて伝える能力が重要です。特に、専門的な知識を分かりやすく説明できる能力を持つ方は重宝されます。”
参照元：酒巻 智宏.”50代でも「教える仕事」に就ける？必要なスキルや仕事の種類も解説”.
TechGardenSchool.2022-11-18
https://techgardenschool.com/blog/fifty_teacher#i-3
難しい言葉をわかりやすく伝えるスキルは仕事でも習得できます。職場で部下や後輩に仕事を教えるときは、専門用語をなるべく使わないように意識してみましょう。
まずはパソコン教室で働いてみる
プログラミングスクールでプログラミングを学習したあと、パソコン教室のインストラクターとして働きながら、将来的にプログラミング言語の講師を目指している方もいます。
”エクセルVBAやPythonのようなプログラム言語についても、ゆくゆくは教えられるようになりたいと思っております。 そのような本格的なプログラミング言語を教えられるようになると、時給も上がってくるようなので是非チャレンジしたいですね。”
参照元：高橋 与志.”【60代 再就職 事例】 エクセル・VBA・Pythonを学び、地元のパソコン教室のインストラクターとして再就職に成功しました。 〜 新しい職場で輝く！”.
https://techgardenschool.com/blog/case_instructor
インストラクターとして学んだ指導スキルや接客スキルなどは、子供向けプログラミング講師にも活かせます。
いきなりプログラミングを教える自信がないという方は、パソコンスクールのインストラクターとして働いてみるのも1つの選択肢です。
まとめ
今回は、子供向けプログラミング講師の仕事内容やメリット、目指す方法などについて解説しました。
プログラミング講師の仕事は、子供が楽しくプログラミングを学べるように、授業運営や質問対応、目標設定のサポートなどを行うことです。
講師未経験者に対して教材が用意されている教室もあり、最低限のプログラミングスキルやPC操作スキルを習得しておけば歓迎されることがあります。
子供向けプログラミング講師を目指したい方は、プログラミングスクールでプログラミングスキルやPC操作スキルを学んでみましょう。
子供向けプログラミング講師を目指すならTechGardenSchoolがオススメ！
20代・30代のエンジニア養成を目的としたスクールと違って、50代の会社員が自分の目的に応じてプログラミングを学べるように、オーダーカリキュラムを提供しています。
子供向けプログラミング講師を目指すのに必要なプログラミングスキルやPCスキルを無理なく習得できます。
セカンドキャリアとして子供向けプログラミング講師を目指すのであれば、ぜひTechGardenSchoolまでご相談ください。
子供向けプログラミング講師を目指すのに役立つ無料コンテンツもあります！
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立教大学卒。プログラマーの職種を経験し、現在はフリーライターとして活動中。使用経験のあるプログラミング言語はC言語やJava、VBA、HTML、Delphiなど。基本情報技術者やファイナンシャルプランニング技能士二級などの資格を活かし、働き方やキャリア設計に役立つ記事を執筆している。
