【定年前に学ぶべきパソコンのリテラシー】ITやネットが苦手な中高年へ
更新日:2022.11.17
ITやネットが苦手な中高年は多いです。
特に「スマホは何とか使いこなせるけど、パソコンは仕事で使う最低限のことしかできない」という人はたくさんいます。
しかし、意外かもしれませんが、定年前にパソコンとインターネットのリテラシーこそ学ぶべきです。
なぜなら、長く働くためにはパソコンを使いこなすことが重要で、苦手意識を持っていては終身雇用崩壊の今を生き抜くことは難しいから。
この記事では、中高年がITやネットが苦手な理由と、克服する方法について紹介します。
気になる方は読んでみてください。
目次
中高年がITやネットが苦手な理由
中高年がITやネットを苦手としている理由は、以下の3つです。- 同じアプリしか使えない
- パソコンに関する知識や情報が少ない
- スマホに依存している
理由①:同じアプリ・フォーマットしか使えない
1つ目は「同じアプリや既定のフォーマットしか使えない」ことです。 会社でパソコンを使うと言っても、以下のような人も多いのではないでしょうか。- ワードやエクセルしか使わない
- すでにフォーマット化されたものに入力するだけ
- 社内専用アプリを使って仕事
理由②:パソコンに関する知識が少ない
2つ目は「パソコンに関する知識が少ない」ことです。 仕事道具としてパソコンを使っている人でも、ネットワークやセキュリティなどのリテラシーについて把握している人はとても少ないです。 例えば、以下のようなことをあなたは知っていますか?- ブラウザのタブをいっぱい開くと動作が重くなる
- 毎日PCをシャットダウンする必要はない
- 在宅勤務ではオフィス以上にセキュリティに気を配る必要がある
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理由③:スマホに依存しすぎている
3つ目は「スマホに依存しすぎている」ことです。 ホリエモンでおなじみの堀江貴文さんも、著書『時間革命』で以下のように述べています。「スマホで完結するようになると、ムダなスキマ時間がなくなる」 堀江貴文『時間革命』(朝日新聞出版、2019年)場所や時間にとらわれずに仕事ができるという点は合っていると思いますが、スマホだけで仕事をするのは難しいことが多いです。 例えば、ブログに記事を投稿するため、数千文字を入力するとしましょう。 パソコンだと論文やマニュアルで1000文字以上打った経験がある人も多いですよね。 ただし、スマホで1000文字以上打ったという人は少ないのではないでしょうか。 画面が小さいので文字が見にくいですし、そもそもフリック入力で長文を打つと疲れてしまいます。 これは極端な例ですが、スマホが更に普及する将来においても、パソコンがなくなることはおそらくないでしょう。 また、スペック面でもまだまだパソコンのほうが上です。 プログラミングや動画・画像編集をサクサクとこなすためには、スマホのスペックではやや物足りない印象ですからね。 将来、自分で稼ぐ力を身につけたい人ほど、パソコンは切っても切れないでしょう。
中高年がIT・ネットへの苦手意識を克服する方法
そんな中高年がIT・ネットへの苦手意識を克服するにはどうしたらいいでしょうか。 以下の3つの方法を紹介します。- スマホとPCを使い分ける
- SNSグループやネットコミュニティに入る
- パソコンを使って学ぶ
方法①:スマホとPCを使い分ける
1つ目は「スマホとPCを使い分ける」ことです。 パソコンを使いこなせるようになるためには、まずは「パソコンに触れる時間を増やす」ことが必要です。 例えば、以下のように分けることができます。 【旅行好きの人】- SNSや出先での検索はスマホ
- 自宅で計画を立てるときやブログを書く時はパソコン
- 日々の支出管理はスマホの家計簿アプリ
- 確定申告用の帳簿付けはパソコン
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方法②:SNSグループやネットコミュニティに入る
2つ目は「SNSグループやネットコミュニティに入る」ことです。 昨今ではSNSの発達により、中高年向けのグループもたくさんあります。 例えばFacebookグループで「50代」と検索してみると、友達作りや交流、働き方相談所など多種多様。 そういったグループを活用しながらパソコンを使う練習をするのもいいでしょう。 また、昨今では「オンラインサロン」も流行しています。 習い事のように月謝を支払うことで、オーナーやメンバーとの情報共有や交流などができます。 ビジネス系はもちろん、健康や趣味のことなど、幅広いジャンルのサロンがあります。 気になったものがあれば、入会してみると良いかもしれません。新しい世界が開けるだけでなく、パソコンやインターネットのスキルも自然と向上することが期待できます。方法③:パソコンを使って学ぶ
3つ目は「パソコンを使って学ぶ」ことです。 基本的な知識やリテラシーはもちろんのこと、ゆくゆくは「ネットで何かを作る勉強」をすることがおすすめ。 ライターや動画編集者、プログラマーなど、「ネットでものを作る仕事」はますます主流になってくるでしょう。 「乗り遅れないように始める」というのでは遅くて、なるべく早めに学び始めて周囲と差をつけることが長く働く秘訣。 特におすすめなのが「プログラミング」です。- クラウドソーシングで案件を獲得しやすい
- DX人材として転職も有利に進められる
- 自分で仕事を作り出すこともできる
ITやネットが苦手な中高年がプログラミングを学ぶなら「Tech Garden School」
とはいえ「ITやネットがそもそも苦手なんだけど、大丈夫かな?」と悩む中高年も多いですよね。 そんなあなたには、中高年のためのプログラミング教室「Tech Garden School」がおすすめ。 Tech Garden Schoolがおすすめの理由は、以下の3つです。- 中高年専門の講師によるきめ細やかな指導
- 一人ひとりのゴールやレベルに合わせたカリキュラム
- オンライン講座ゆえにチャットツールや会議システムの練習にもなる
- プログラミングの基本も学ぶことができる
- チャットツールを使って講師にいつでも質問できる
- 受講者限定のワークショップや懇親会に参加できる
簡単な自己紹介
2017年 3月 国公立大大学院 機械系専攻卒業
2017年 4月 メーカーへ就職 機械設計と新卒採用に携わる
2020年10月 Webライターのフリーランスに転職
2021年 3月 Webライターで月商10万達成
クラウドソーシングや直接契約で100件以上の案件を受注し、多彩なジャンルの記事執筆に携わっている。
またブログも働き方のブログ「じぶんぽっく」を筆頭に5つ運営し、月間1万PVを超える。