【2024年開始】Python 3 エンジニア認定データ分析実践試験 と公式教科書:Python 3 エンジニア認定データ分析試験との違いも解説
更新日:2024.03.17
2023年9月にPython3 エンジニア認定データ分析実践試験の新設が発表されました。Python3 エンジニア認定データ分析実践試験の受験を検討している方のなかには、「2024年から始まるPython3 エンジニア認定データ分析実践試験について知りたい。既存のPython3 エンジニア認定データ分析試験との違いが気になる」という方もいるのではないでしょうか。
本記事では、Python3 エンジニア認定データ分析実践試験の概要やPython3 エンジニア認定データ分析試験との違い、勉強方法と試験対策などについて解説します。

50代会社員です。2024年から始まるPython3 エンジニア認定データ分析実践試験の受験を考えています。本試験の概要や既存のPython3 エンジニア認定データ分析試験との違いなどを教えてください。
2024年から始まるPython 3 エンジニア認定データ分析実践試験は、Pythonを使ったデータ分析の実践的なテクニックが問われる試験です。データ分析の基本的な知識や方法が問われる既存のPython 3 エンジニア認定データ分析試験の上位版にあたります。Python 3 エンジニア認定データ分析実践試験には公式教科書も出版されているため、受験の際は試験対策として活用していきましょう。

目次
結論
2024年から始まるPython 3 エンジニア認定データ分析実践試験では、Pythonの実践的なデータ処理技術やデータ構造の知識・テクニックが問われます。データ分析の基本的な知識や方法が問われる既存のPython 3 エンジニア認定データ分析試験の上位版にあたる試験です。
Python 3 エンジニア認定データ分析実践試験には公式教科書が出版されているため、受験にあたっては公式教科書の活用が効果的です。また、既存のPython 3 エンジニア認定基礎試験やPython 3 エンジニア認定データ分析試験を先に受験し、Pythonの知識やスキルを高めておくことも有効な手段となるでしょう。
Python 3 エンジニア認定データ分析実践試験の概要
Pythonエンジニア育成推進協会は、2023年9月に「Python 3 エンジニア認定データ分析実践試験」のベータ試験と本試験を2024年に実施することを発表しました。
既存の「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」は累計で1万人以上が受験していますが、より実践的なデータ加工のテクニックを測るために2024年から新試験が開催されることになります。
Python 3 エンジニア認定データ分析実践試験の概要は以下のとおりです。
試験名 | Python3 エンジニア認定データ分析実践試験 |
試験内容 | Pythonでデータ分析を実践的に行うためのデータ処理技術 データ構造の知識を問う試験 |
受験料 | 13,200円(税込) 学割適用の場合は6,600円(税込) |
問題数 | 40問(選択式) |
試験時間 | 75分 |
合格ライン | 正答率70% |
参照元:Pythonエンジニア育成推進協会「「Python 3 エンジニア認定データ分析実践試験」を発表」
Python 3 エンジニア認定データ分析試験との違い
2024年から始まるPython 3 エンジニア認定データ分析実践試験は、現行のPython 3 エンジニア認定データ分析試験の上位版の試験となります。
具体的には、現行のPython 3 エンジニア認定データ分析試験ではデータ分析の基本的な知識や方法が問われるのに対し、Python 3 エンジニア認定データ分析実践試験では実践的なデータ処理技術やデータ構造の知識・テクニックが問われます。
また、受験料に関しても現行のPython 3 エンジニア認定データ分析試験が11,000円(税込)/学割5,500円(税込)であるのに対し、Python 3 エンジニア認定データ分析実践試験は13,200円(税込)/学割6,600円(税込)となっています。
公式教科書の概要
Python 3 エンジニア認定データ分析実践試験では、公式教科書も発表されています。公式教科書の概要は以下のとおりです。
書籍名 | Pythonデータ分析 実践ハンドブック 実務で使えるデータ加工のテクニック |
発売日 | 2023/9/22 |
出版社 | インプレス |
値段 | 3,300円(税込) |
著者 | 寺田 学、神沢 雄大、@driller、辻 真吾 |
公式教科書では、Pythonを使ったデータの読み込みや加工、可視化、評価など、実践的なデータ分析のノウハウがまとまっています。また、データ分析に必要な数学の知識に関しても学ぶことができます。
参照元:インプレスブックス「Pythonデータ分析 実践ハンドブック 実務で使えるデータ加工のテクニック」
勉強方法と試験対策
ここでは、Python 3 エンジニア認定データ分析実践試験の合格に向けた勉強方法と試験対策について解説していきます。主な勉強方法・試験対策としては以下が挙げられます。
・公式教科書で学習する
・Python 3 エンジニア認定基礎試験/Python 3 エンジニア認定データ分析試験を受験する
公式教科書で学習する
Python 3 エンジニア認定データ分析実践試験に合格するためには、公式教科書で学習することが最も基本的な方法です。
本記事で紹介した公式教科書を使って学ぶことで、Pythonの実践的なデータ分析のノウハウやテクニックを習得することができるでしょう。また、公式教科書を通じて、線形代数など試験で問われる数学の知識も習得することが可能です。
Python 3 エンジニア認定基礎試験/Python 3 エンジニア認定データ分析試験を受験する
Python 3 エンジニア認定データ分析実践試験の合格に向けては、現在実施されているPython 3 エンジニア認定基礎試験/Python 3 エンジニア認定データ分析試験を先に受験することも効果的です。
Python 3 エンジニア認定基礎試験は、Python文法基礎を問う試験であり、Python初心者やこれからPythonを実務で活用していきたい方に適しています。合格率は約8割と高いため、まずは本試験に合格して自信をつけていくのもよいでしょう。
Python 3 エンジニア認定基礎試験については、以下の関連記事も併せてご確認ください。
関連記事:50代会社員はPython3 エンジニア認定基礎試験に挑戦すべき?難易度や勉強方法、メリットを解説
また、Python 3 エンジニア認定データ分析試験は、 Pythonを使ったデータ分析の基礎や方法を問う試験であり、Python 3 エンジニア認定データ分析実践試験よりも基礎的な内容が出題されます。そのため、まずはPythonの基礎的なデータ分析の知識やテクニックを習得したい方は、先に本試験を受けてみることをおすすめします。
Python 3 エンジニア認定データ分析試験については、以下の関連記事も併せてご確認ください。
関連記事:50代Python資格はPython3 エンジニア認定データ分析試験で決まり!:試験合格対策とセカンドキャリアでの活用法
まとめ
本記事では、2024年から始まるPython 3 エンジニア認定データ分析実践試験の概要や既存のPython3 エンジニア認定データ分析試験との違いなどについて解説しました。
Python 3 エンジニア認定データ分析実践試験は、データ分析の基本的な知識や方法が問われる既存のPython 3 エンジニア認定データ分析試験の上位版にあたり、実践的なデータ処理技術やデータ構造の知識・テクニックが問われます。
Python 3 エンジニア認定データ分析実践試験には公式教科書が出版されているため、基本的には公式教科書を使って勉強を進めていくとよいでしょう。また、先にPython 3 エンジニア認定基礎試験やPython 3 エンジニア認定データ分析試験を受験し、Pythonの知識やスキルを高めておくことも効果的です。
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大手SIerおよび大手メーカーの情報システム部門で実務経験を積み、現在はITライターとして独立。DX・IT・Webマーケティング分野を中心に多数の記事やコラムを執筆。保有資格:ITストラテジスト、プロジェクトマネージャー、応用情報技術者など。