Excel(エクセル)でデータ分析を行うなら「分析ツール」アドインがおすすめ!導入と使い方を解説

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Excel(エクセル)でデータ分析を行うなら「分析ツール」アドインがおすすめ!導入と使い方を解説

日本も政府自ら推進するDX化の重要な要素であるAIにはビッグデータの活用が必要であり、データ分析に取り組まなくてはなりません。実はデータ分析は身近なExcelではじめられることをご存じでしょうか。Excelでデータ分析をはじめる方法を解説します。


データ分析をExcelではじめてみたいのですが、可能でしょうか? またどのような分析ができるのか知りたいです。

データ分析はExcelではじめられます。「データ分析ツール」アドインを導入すれば、かなり高度なデータ分析と可視化が可能です。Excelで対応できない機能については、プログラミング言語のExcel VBAやPythonの使用を検討するのがよいでしょう。

データ分析はExcelからはじめられる

データ分析というと難しく聞こえるかもしれませんが、実は身近なExcelではじめられます。

まずはExcelでデータ分析をはじめる方法をご紹介しましょう。

「分析ツール」アドインを導入しよう

Excelでデータ分析をおこなうには、「分析ツール」アドインの導入が必要です。

Excel 「分析ツール」とは

分析ツールとは、Excel公式のアドインプログラムであり、導入することでその名のとおりデータ分析をおこなえるようになります。分析ツールはExcelが利用可能であれば追加費用を支払うことなく導入可能です。

Excel 「分析ツール」アドインの導入方法

分析ツールアドインを導入するには、まず、「ファイル」タブの「オプション」を選択します。

そして、「アドイン」→「分析ツール」を選択し、「設定」を押してください。

表示されたダイアログボックスのなかに「分析ツール」にチェックを入れ、OKを押すと「データ」タブの右端に「データ分析」が表示されるはずです。

参照元:Office Hack ”Excel(エクセル)で分析ツールを使用してデータ分析する方法” 2023-03-03

「分析ツール」でできること

「分析ツール」でおこなえるデータ分析について解説します。

最大/最少/平均値などが求められる「基本統計量」

データ分析だけでなく日常業務でも役立つのが「基本統計量」の計算です。

このなかには最大、最小、平均値といった統計が含まれており、さまざまな場面で活用できます。

分布を視覚化する「ヒストグラム」

データの特徴を視覚的に把握するのに役立つのが「ヒストグラム」です。

これはたとえばグラフの横軸をデータ、縦軸を頻度に取ったものであり、データの傾向を一目で判断できます。視覚効果が重要なプレゼンテーション資料の作成にも役立つでしょう。

2つのデータの関係性を分析する「回帰分析」「相関分析」

より高度なデータ分析としては、「回帰分析」や「相関分析」などを利用できます。

「回帰分析」は2つの要素の関係性を式で求めるためのものです。

たとえばスマホの性能と価格、勉強時間とテストの点数など、物事の因果関係を明らかにするのに役立ちます。

「相関分析」はある程度同じような動きをする2つの要素の関係性を求めるためのものです。

2つの要素のどちらが原因とは考えず、2つの要素の関係性を見いだします。

ここで紹介したのはほんの一例であり、Excelではほかにもさまざまな分析手法が利用可能です。

参照元:NTT Communications.”データ分析とは?メリット・デメリットや具体的な方法を紹介”

統計ER ”回帰分析と相関分析の違いは何か?” 2018-08-30

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Excelはデータの前処理にも必須

データ分析やAIなどにデータを用いる際、一般的にデータをそのまま使うことができず、前処理が必要となります。Excelはこの用途にも利用可能です。

データの前処理とは

企業にはさまざまなデータが集まりますが、それらのフォーマットは一般的に統一されていません。

また、データ分析に必要のないデータが含まれていたり、異常値が含まれていたりと、素のデータのままでは分析に使えないケースがほとんどです。


そこでデータ分析に適した形式に変換したり、データを取捨選択したりする作業が必要となり、これを前処理と呼びます。

Excelでのデータの前処理のやり方

プログラミングでデータの前処理をおこなうことも可能ですが、Excelならより直感的に前処理ができます。

たとえば列全体を選択すると、ステータスバーにデータの個数、数値の個数、最小値、最大数が表示されますので、データの個数と数値の個数が一致していなければ数値以外のデータが含まれていることがわかり、最大値や最小値が想定外の数であれば異常値が含まれていると判断できるでしょう。

また、空白を除去するTRIM関数、アルファベットをすべて大文字に統一するUPPER関数、ひらがなや半角カタカナを全角カタカナに変換するPHONETIC関数などによって文字列データのフォーマット統一も図れます。

参照元:総務省動画チャンネル ”【総務省ICTスキル総合習得プログラム(教材検証用)】eラーニング講座3-2「データのクレンジングと可視化」” 2018-07-16

Excelデータ分析ツールでできない機能

Excelのデータ分析ツールは万能ではなく、場合によってはほかのツールを使わなくてはなりません。その例を2つ紹介します。

自動化

Excelのデータ分析ツールは処理を1つ1つ逐次実行するのは得意ですが、複数の処理をまとめて自動的に実行することはできません。

このため、データ分析に関わる一連の処理を自動化するなら、VBAというプログラミング言語でマクロを組むか、Pythonというプログラミング言語でのExcelの操作が必要になります。

いずれもプログラミングの知識が必要になりますが、業務効率化やDX化にもつなげられ、本業でも副業でも活用できますので次のステップとしてぜひ習得したいスキルです。

Excel VBAとその学習法については記事「50代で成果を実感しやすいリスキリング|エクセルVBAのおすすめ学習方法を紹介」をご参照ください。

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エクセルVBAとは、業務効率化にも有効なプログラミング言語です。実際の業務に活用しやすいことから、…

10万件以上のビッグデータを扱う

Excelが扱えるデータのサイズは、行数が1,048,576行まで、列数が16,384列までという制限があります。

さらにExcelは非常に多機能な表計算ソフトだけにメモリを必要以上に大きく消費するのも難点です。

10万件以上のビッグデータを扱うなら、データ分析やAIの分野でよく使われるプログラミング言語のPythonを使うとよいでしょう。

Pythonにはデータ分析関連のライブラリが豊富に用意されており、数学の深い知識がなくてもデータ分析が可能です。

また、PythonからExcelの操作が可能ですので、Excelでのデータ分析スキルを無駄にすることなく適材適所で使い分けられます。

Pythonとその学習法、データ分析については
記事「Pythonで何ができる?50代が初めて学ぶプログラミング言語におすすめの理由」
「Pythonでデータ分析を始める!50代でもDX人材として活躍するために」をご参照ください。

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参照元:Useful-Python ”なぜデータ分析においてExcelではなくPythonを使うのか?” 2022-11-11

Microsoft ”Excelの仕様と制限”

まとめ

この記事ではこれからのビジネスで必要とされるデータ分析について、身近にあるExcelでも十分可能であることを解説しました。

まずはExcelの「分析ツール」アドインを導入してどのようなことができるのか試してみるとよいでしょう。

また、Excelはデータ分析だけでなく、その前処理にも活用可能です。

Excelでのデータ分析に慣れ、自動化やビッグデータに挑戦したいならVBAやPythonといったプログラミング言語のスキルを習得すると本業にも副業にも活用できますよ。

TechGardenSchoolならExcel VBA、Pythonにステップアップ可能です。

データ分析のスキルを1つから習得したいなら中高年専門のプログラミングスクールであるTechGardenSchoolがおすすめです。


一人ひとりに最適化したオーダーメイドカリキュラムをご提案しますので、Excel、VBA、Pythonとこの記事で紹介したようにステップアップ形式でデータ分析スキルを習得できます。 さらに習得したスキルを活かした副業案件獲得もサポートしますので、退職後の収入源確保にも役立つでしょう。

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