【50代セカンドキャリア】UdemyのDX/業務効率化 目的別Pyhtonおすすめ講座一覧
更新日:2024.06.16近年、セカンドキャリアで仕事を獲得するために、Pythonを学ぼうとしている方も多いでしょう。Pythonを動画で気軽に学べるオンライン学習サービスがUdemyです。今回はUdemyを用いたPythonの学習ロードマップとともに、実績を作る流れやおすすめの講座などを解説します。
UdemyでPythonを学べるようですが、どのように活用すればよいでしょうか?
Udemyでは初心者向けにPythonの基本を解説している動画があります。プログラミング環境を講師が準備している場合もあるので活用してみましょう。セカンドキャリアでPythonを活かすには実績を積んでおく必要があります。職場のExcel作業を自動化することなどを検討してみましょう。ト
目次
結論:UdemyにはPythonを理解しやすく、幅広く動画コンテンツがそろっているのでオススメ
Udemyでは、Pythonに関するさまざまなオンライン動画が提供されています。Pythonの独学に有効活用できるでしょう。ただ、Pythonはデータベースや人工知能、各種ライブラリなど、学ぶべきことが多く、全てを学ぼうとすると、初心者だと混乱しやすいです。初心者向けの講座で、Pythonの使い方や全体像を確認し、自分の興味ある分野や仕事にもつながるところから学んでいくことをおすすめします。
動画で学んで終わりではなく、自分で実践していくことが重要となり、セカンドキャリアも意識する場合には、勤務先の仕事に活かしたり、資格やコンペに挑戦することも実績を作ることにつながっていきます。
動画だけでは、つまづいたり、活かし方がわからないことも多いと思いますので、相談できるようにメンターサービスやプログラミングスクールを利用することも検討が必要です。
PythonでできるDX分野の全体像とライブラリ
PythonをビジネスのDX分野に役立てる全体像は下記の通りです。
・業務アプリやWebサイトなどから会社情報やアクセス数などのデータを収集する
・データベースに蓄積された大規模データを集計する
・予測結果の根拠となるデータを表やグラフにして可視化する
・可視化されたデータをもとに人が意思決定を行いビジネスに反映させる
Pythonを利用するときに役立つライブラリは下記の通りです。
プロセス | ライブラリ | 内容 |
データ分析 | Pandas/NumPy | ・データの前処理モジュール ・数値計算に役立つ |
グラフ作成 | Matplotlib | グラフ描画ツール |
エクセル自動化 | Openpyxl | Excelファイルの読み書きができる |
ウェブスクレイピング | Beautiful Soup | HTMLからデータを取得・解析できる |
機械学習 | scikit-learn | 分析・予測モデルを作るための機械学習用ライブラリ |
Udemyを活用したPython学習ロードマップ
まずはUdemyの初心者向け動画でPythonの原理に慣れましょう。演習環境を講師が準備してくれている動画がおすすめです。
慣れてきたら環境設定のプロセスに進みますが、50代の方だと環境をうまく準備できずに戸惑ってしまうかもしれません。環境設定をせずに学習を始めるには、GoogleCollaboratoryが適しています。
GoogleCollaboratoryは、Googleアカウントがあれば、インストールをせずに無料でPythonや機械学習の環境を準備可能です。
GoogleCollaboratoryをベースとしてPythonの動作を試します。すでに紹介したライブラリを用いながら、データ分析・グラフ作成・Excel自動化・スクレイピングなどのプロセスを経験しましょう。
Pythonをセカンドキャリアに活かす実績を作るための 流れ
Pythonをセカンドキャリアに活かすには、少しでも多く実務に役立つ経験を積んでおくことが重要です。Pythonをセカンドキャリアに活かす実績を作る流れをご紹介します。
勤務先の仕事に活かす
PythonはOpenpyxlによってExcelを操作できます。Excelを参照して指定のファイルにデータを転記・保存するという作業を自動化することが可能です。職場の業務を効率化した実績は、50代で再就職や案件獲得を目指すときの強力な武器となるでしょう。
資格を取得する
再就職や案件獲得を達成するには、会社やクライアントに信頼してもらう必要があります。Pythonの専門知識は、Pythonエンジニア認定試験などで証明することが可能です。Pythonのスキルを証明できるように合格を目指してみてはいかがでしょう。
コンペ・コンテストに応募する
Pythonに関するコンペ・コンテストに応募して、サービスやアプリケーションを審査してもらう方法があります。企業が主催するコンテストでは優秀賞に対して賞金が用意されているだけでなく、キャリア採用イベントの案内をされるケースもあるようです。Pythonに関する実績を積みたい方は、コンペ・コンテストを探して参加を検討してみましょう。
クラウドワークスで実績を積む
クラウドワークスのようなお仕事マッチングサービスでは、企業がPythonに関する案件を公開しています。たとえば、PythonでTwitterにツイートするプログラムを作成する案件がありました。自分ができそうな案件を受注して実績を高めていきましょう。
Pythonを学ぶときにおすすめのUdemy講座
Pythonを学ぶときにおすすめのUdemy講座をご紹介します。
プログラミングの原理を体験できる講座
講座1. 「『超初心者のためのPythonキホンのキホンのキホン』〜楽しくてわかりやすい!見て学んで体験し褒めてもらうコース〜」小野宏司 (Koji ONO)
Pythonの簡単なプログラムとともにルールやよくあるエラーなどを学びます。演習環境は講師が用意しています。
講座2.「はじめてのPython 少しずつ丁寧に学ぶプログラミング言語Python3のエッセンス」我妻 幸長
AIとデータサイエンスの講座を受講するための基礎知識を学びます。Pythonで文章を加工したり解析したりできる力が身につきます。
ビッグデータの集計と自動化に関する講座
講座3.「独学で身につけるPython〜基礎編〜【業務効率化・自動化で残業を無くそう!】」安井 亮平
Pythonプログラミングの基礎とともに、Excel操作やブラウザ操作の自動化を学びます。基礎を定着させるオリジナル問題にも挑戦できます。
講座4.「独学で身につけるPython〜Excel自動化編〜【業務効率化・自動化で残業を無くそう!】」安井 亮平
PythonでExcel業務を効率化・自動化する手法を学習します。データを自動で入力・転記する方法を理解できます。
講座5.「圧倒的に効率を上げる Pythonによるデータ収集と活用」ぽちろう プログラマ
Pythonでスクレイピングをする方法やpandasでデータ加工する方法、APIでデータ収集する方法などを学びます。
講座6.「Pythonによるビジネスに役立つWebスクレイピング」清水 義孝
Python3のスクレイピング用ライブラリであるBeautifulSoup・Selenium・Requests・Newspaper3k・Pandas(read_html)が扱えるレベルを目指します。演習問題でスクレイピングの理解をさらに深めることが可能です。
講座7.「PythonでWebスクレイピング・クローリングを極めよう!(Scrapy・Selenium 編)」清水 義孝
Python3のスクレイピング専用フレームワークScrapyの機能を用いて、効率的にスクレイピング・クローリングできるスキルを習得します。開発・運用をスムーズに行えるようにデバッグ方法も学べます。
データの可視化に関する講座
講座8.「【夢月流】Pythonでグラフ作成自由自在 ~Matplotlibの使い方~」 速水 夢月
Pythonでグラフを自由自在に作成する方法を学習できます。matplotlibの使い方をはじめ、棒グラフや折れ線グラフ、円グラフなどの作成方法を習得可能です。
講座9.「pandasの基礎 – 再入門 – / 本当に使えるようになるための実習」中村 勝則
Pythonによるデータサイエンスや、統計処理のためのフロントエンドであるpandasの機能を学習できます。日付・時刻の情報を取り扱えるようになります。
講座10.「【超速習】グラフ思考〜誰でもできる図解ビジネス未来予測〜」拓 渡辺
グラフによる図解で説明に説得力を持たせる考え方を学習できます。ビジネスにおける判断スピードを高めたい方に最適です。
データの整理・前処理に関する講座
講座11.「やさしい実用統計 Pythonによるデータ分析入門」大内 雅晴
Pythonによるデータ分析の基本を学習できます。ほかでは学べないデータクレンジングのノウハウを知ることもできます。
機械学習による予測に関する講座
講座12.「【データ分析初心者向け】Pythonで学ぶ「超実践」ビジネスデータ分析」宏晃 森
Pythonを使ったデータ分析方法とともに、Google Collaboratoryの使い方も理解できます。
講座13.「【データサイエンティスト育成講座】Python初心者も歓迎!機械学習を駆使してビジネス課題を解決するためのエッセンス」Haya Ken
機械学習を実装するのに必要なPythonの基礎知識を習得します。Prophetで異常検知プログラムも作成します。
人工知能の理解に関する講座
講座14.「【1日で学べる】専門用語を使わない「AI/人工知能」ビジネス活用講座」宏晃 森
ビジネスに必要なAIの仕組みや利用方法などを学習できます。専門用語を使わないように配慮されているので、IT業界に属していない方でもAIについて理解しやすいです。
コンペに関する講座
講座15.【初学者向け】データ分析コンペで楽しみながら学べるPython×データ分析講座
データ分析コンペの中古マンション売買データを題材にPythonの実践知識を学習します。
講座16.みんなのKaggle講座 -Pythonのコードと共にコンパクトに学ぶKaggleの始め方-
データに関する課題を競うプラットフォームKaggleの基本知識を学習します。Kaggleで本格的な課題に取り組めるレベルを目指す内容です。
講座17.【ゼロから始めるデータ分析】 ビジネスケースで学ぶPythonデータサイエンス入門
分析コンペに参加しながら、回帰分析による売上予測や機械学習での顧客ターゲティングなど、ビジネスで求められるデータ分析の流れを習得します。
UdemyでPythonを学ぶときに挫折しないための対策
Udemyでは、無料コースでQ&A機能を利用できません。また、有料コースであっても講師に対面で質問できるわけではないようなので、プログラミングの悩みを気軽に相談するのは難しいでしょう。
したがって、UdemyでPythonを学ぶときに挫折しないためには、メンターを見つけることが重要です。
最近では、プロにマンツーマンで学習の悩みを相談できる「MENTA」や、指導スキルを売り買いできる「ココナラ」など、気軽にメンターを見つけられるサービスがあります。
また、いつでも不明点について聞けるメンターが常駐するプログラミングスクールもあります。UdemyでPythonを独学するとき少しでも不安があれば、メンターサービスやプログラミングスクールの利用も検討してみてください。
そのほか、オンライン学習サービスを利用するときに挫折しないための対策は、下記の記事でも解説しています。気になった方はチェックしてみてください。
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まとめ
Udemyでは、初心者向け動画でPythonの基本から学べます。演習環境を講師が準備してくれている動画もあり、50代の方でも気軽に学習を始められるでしょう。
ただ、PythonをビジネスのDX分野に活かすには、データ分析・グラフ作成・Excel自動化・Webスクレイピングなどのプロセスも学ばなければなりません。
学ぶべきことがたくさんあるので、挫折してしまう不安があればメンターサービスやプログラミングスクールの利用を検討しましょう。
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立教大学卒。プログラマーの職種を経験し、現在はフリーライターとして活動中。使用経験のあるプログラミング言語はC言語やJava、VBA、HTML、Delphiなど。基本情報技術者やファイナンシャルプランニング技能士二級などの資格を活かし、働き方やキャリア設計に役立つ記事を執筆している。