【ブランクありでも大丈夫!】50代パート採用されやすい履歴書の書き方・コツを徹底解説!

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【ブランクありでも大丈夫!】50代パート採用されやすい履歴書の書き方・コツを徹底解説!

パートやアルバイトで就職したいと考えた時、まず最初に必要になるのが履歴書の作成です。今回は「採用されやすい履歴書の書き方・コツ」について、お話していきたいと思います。
正規雇用と違いパート・アルバイトの面接は応募から日数が少なく、「面接時に履歴書持参」というケースも多くあります。書き方のコツを押さえて、しっかり準備しましょう。

50代主婦です。子供たちも独立・進学して自由な時間が増えたので、将来の年金の足しにパートで働くことを考えています。応募書類の履歴書を書こうと思ったのですが、記入例が自分に合わず(50代でブランクがある)書き方がわかりません。
採用されやすい履歴書の書き方やコツ・気を付けるポイントなどがあれば教えて下さい。

パート・アルバイトの履歴書には特有の記入方法があり、一般的な履歴書の記入例をそのまま参考にしても違和感が出てしまいます。
また、年齢(50代)や職歴にブランクがあってもマイナスの印象を与えない、採用されやすい志望動機や自己PRの書き方にはコツがあります。面接に繋がる履歴書の書き方・コツを覚えていきましょう。

目次

結論

50代の方がパート・アルバイトで採用されやすい履歴書を書くにはコツが必要です。記入例通りに書いてしまうと、面接官に見破られてしまい、採用が難しくなることがあります。本記事で紹介した履歴書のチェックポイントや書き方のコツをチェックして、年齢や職歴にブランクがあってもマイナスの印象を与えない、面接に繋がる履歴書を作成しましょう。

履歴書のフォーマット・具体的な作成手順もご紹介していますので参考にしてください。また「職務経歴書」も併せて用意することをおすすめします。

50代主婦が履歴書でチェックされるポイント

まずは採用担当者が、50代の履歴書からチェックしているポイントについて3点解説します。

チェックポイント①どんな業界・業種で働いていたか

職歴欄から「今までどんな業界や業種で働いてきたか」をチェックしています。
「同じ飲食業界での勤務経験」「保険会社ではないが銀行に勤めた経験がある」など、募集企業と同じ、もしくは関係性の深い業界や業種に勤めた経験がある場合は志望動機、自己PR欄でアピールしましょう。

チェックポイント②どのような経験を持っているか

職歴欄から「どのような経験をしてきたか」を見ています。
50代シニア層は若者やミドル世代よりもキャリアが長い分、自分の経験と募集企業の求める物が合致する可能性が高くなります。

「商品販売の経験」「事務経験」など、募集職種に活かせるような経験を持っている場合は志望動機・自己PR欄に積極的に記載しましょう。

チェックポイント③どのようなスキルを持っているか

資格・免許欄から「どのようなスキルを持っているか」を確認しています。特に事務職の場合「どの程度パソコンスキルがあるか」を重視していますので、専門的なスキルが無くてもExcelを始めビジネスシーンで使われる機会が多いソフトのスキルを具体的に記載しましょう。

チェックポイント④企業にメリットがある内容になっているか

最後に全体から「企業にメリットがある内容か」を確認しています。
たくさんの資格や経験を持っていたとしても、それが募集している職種・業種とかけ離れた物であれば採用担当者からは「企業が必要とする人材ではない」と判断される可能性があります。

履歴書には募集に沿った資格や経験・スキルを記載して、適切にアピールするようにしましょう。

面接に呼ばれやすい履歴書の書き方・コツ

次に採用されやすい履歴書の書き方・コツを5つご紹介していきます。

書き方のコツ①誠実さや真面目さを伝える

履歴書作成は「丁寧に見やすく書くこと」を心がけましょう。
採用担当者は履歴書から「あなたの人柄、仕事ぶり」も見抜いています。

まず誤字脱字のある履歴書はワード・手書きともに絶対NGです。1000人規模の正社員・アルバイト面接の経験がある「ぶちえらいチャンネル」youtuberの藤村典史さんは「誤字脱字がある人は100%採用しない」とハッキリ話しています。漢字や送り仮名に自信がない時はネット辞書などを活用して誤字脱字を確実に防ぎましょう。

他にも、二重線での訂正や修正液を使用した履歴書も採用担当者の心象が悪くなる恐れがあります。面倒でも新しい履歴書に書き直して「誠実さ・真面目さ」が伝わる履歴書を作成しましょう。


参照元:youtube【履歴書から性格を読み解く方法②】趣味特技、志望動機、誤字脱字、字の綺麗汚い

書き方のコツ②幅広く柔軟に仕事をお願いできることを伝える

募集業務の他に社員の頼まれごとなど幅広い業務に対応ができると、人材として重宝され、採用される確率がグッと上がります。
「前職で電話応対・お使いなど庶務業務の経験があります。」など、柔軟に対応できることを自己PR欄に記載しましょう。

書き方のコツ③労働条件に制約が多くないことを伝える

勤務時間など労働条件に制約がない場合、自己PR欄・本人希望欄に記載しましょう。急な残業などにも柔軟に対応できることはアピールポイントになります。

また、制約がある場合も履歴書作成の段階では書かないことがポイントです。面接の最後や合格後、就職までには伝えるようにしましょう。

書き方のコツ④過去の経験や趣味などをからめて人柄を伝える

過去の経験や趣味をからめたエピソードを入れる事で、自身の人柄や業務上貢献できることを伝えましょう。

例えば「キャンプが趣味で、火おこしやテント設営などコツコツとした地道な作業を進んで行った」といったエピソードは、自己管理能力やコミュニケーション能力をアピールできます。また「PTAで役員を経験したことがあり、人前で話したり大勢の意見をまとめた。」といったエピソードは、リーダーシップやマネジメント能力をアピールできます。

書き方のコツ⑤自己PRは「企業が求めている人材」を逆算して書く

自己PR欄は、募集企業に自分のアピールポイントを伝える大切な項目です。

書き始める前に募集要項や企業のウェブサイトから「今力をいれようとしている分野」を読み解き、、企業の業務上のニーズに応えることを意識しながら記載するのがコツです。例えば、販売・サービス職分野のニーズとして、営業アシスタントなら「気遣いができる・円滑なコミュニケーションが取れること」一般事務であれば「正確性、ルールを守ること」といった点を、経験を交えて記載します。

思い浮かばない時は「周りから褒められたエピソード」を書くのもおススメです。

事務職のパートを狙う方は記事「パソコン苦手な40代女性が事務職に採用されるための3ステップ」もご参照ください。

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志望動機でNGな例文

ここからは履歴書の「志望動機欄」の記載について、NGな例文を4つご紹介していきます。

 応募理由があいまいになっている

応募理由があいまいな文章は採用担当者に「判断材料が不十分」と感じられ、評価が低くなる傾向にあります。

例えば「この業界に興味があるから応募しました」というような具体的な理由がない場合「志望度が低い」と判断される可能性があります。応募理由を明確にして志望度が高いことを採用担当者にアピールしていきましょう。

経験を積みたいだけにしか思えない

経験を積みたいだけ、と思われかねない文章も避けましょう。

例えば「貴社で経験を積みたいと思い応募しました」というような、自分自身の成長やスキルアップにのみフォーカスした志望動機では「うちの企業で働く意欲が低い」と判断される可能性があります。

「経験に基づく自分自身の成長」と「企業に貢献できること」を両立させた志望動機を作成することが大切です。

自分の希望ばかりが書かれている

自分の希望ばかり書かれている文章も「うちの企業で働く意欲が低い」と判断される可能性があります。例えば「自分に合った職場で働きたいと思い応募しました」というように、自分自身の希望ばかりを並べた志望動機は、企業にとって魅力的な人材には映りません。「自分自身の希望」に合わせて「希望が叶う事で企業にどう貢献できるか」が提案できるような志望動機を作成しましょう。

前の職場への不満が含まれている

前の職場への不満が含まれる志望動機は「また不満を持って退社されるのではないか」「トラブルを起こすのではないか」と判断される可能性があります。
例えば「前の職場での人間関係がうまくいかなかったため、貴社に応募しました」といった志望動機は企業にとって心配材料にしかなりません。

前職に触れる場合、前向きな理由や発展性のある事柄を含んだ志望動機にすることが大切です。

履歴書に関するQ&A

続いて、履歴書に関しての質問や疑問をQ&A方式でご紹介していきます。

履歴書作成の際、参考にしてください。

パソコンと手書きだとどちらがよい?

パソコン・手書き、どちらが良いかは応募する企業や職種によって回答が異なります。一般的にはパソコンで作成した履歴書の方が見やすく修正がしやすいというメリットがありますが、手書きの履歴書は個性や人柄を表現できるという違った魅力があります。

応募先の企業が指定している場合はその指示に従い、指定が無い場合は自分の得意な方法で作成することをおすすめします。

記入することがない箇所は空欄でもよい?

基本的に履歴書の項目は全て埋めた状態が望ましいです。空欄箇所は採用担当者から「記入漏れ」や「不備」と見られる可能性があります。どうしても記入することがない場合は、空欄ではなく「該当なし」や「無し」と記入しましょう。

職歴にブランクがあるときはどうればよい?

職歴にブランクがある場合は、その期間と理由を正直に書きましょう。ブランクの理由は「家庭の事情」や「病気療養」など具体的に記述してください。

また、ブランクの期間中に行った活動や学びがあれば、それらも併せて伝えることをおすすめします。

ブランクを隠したり、虚偽の内容を記入するのは控えましょう。

職歴がない場合でも大丈夫?

職歴がない場合でも、自分の強みや適性をアピールする方法があります。

例えば、こどもの学校での活動や、資格・免許取得などに時間を使った経験があればそれらを履歴書に書きましょう。

資格・免許の場合は、いつ取得したか・どのレベルかなどを詳しく記述してください。「職歴がなくても問題ない」ということを伝えることができます。

 未経験の業種に応募する場合にはどうするとよい?


未経験の業種に応募する場合には、以下の点に気をつけましょう。

・応募する業種や企業について、事前に調べて知識を身につける

・自分の強みや志望動機を明確に伝える

・未経験でも学ぶ意欲や成長したいという姿勢をアピールする

・過去の経験やスキルを、応募する業種や職種に関連付けてアウトプットする

採用担当者から「未経験ではあるけれど企業に貢献してくれそうな人材だ」と印象付けられるよう、しっかり準備した上で履歴書を作成しましょう。

 証明写真は、普段着でも大丈夫?

証明写真は一般的には普段着でも問題ありませんが、以下のマナーを守って撮影しましょう。

・背景色は白や青などシンプルなものにする

・帽子やマスクなど顔周りのものは外す

・髪型は清潔感があって顔が見えるものにする

・服装は無地かシンプルな柄のもので、露出が多くないものにする

・写真は3か月以内に撮影したものを使用する

気になる場合は募集企業に直接確認することをおすすめします。

実際の準備について

ここからは履歴書作成の実際の準備について説明します。

まずは履歴書をワードで作成しておく

誤字脱字や細かいミスを防ぐために、事前に履歴書をパソコンで作成しておきましょう。複数の企業に応募する場合やネットで大量に登録する時に役立ちます。

パソコンでの履歴書作成は難しく感じるかもしれませんが、文章作成ソフト「Word(ワード)」があれば履歴書の無料テンプレートをダウンロードして簡単に作成できます。

応募先に応じて志望動機欄、自己PR欄を修正

ワードで作成した履歴書は学歴・職歴欄等、基本情報はそのまま使用して、志望動機・自己PR欄等は応募先企業の特徴や求める人材に合わせて修正して使用します。

日付欄も記載することを忘れないようにしてください。

このように、全ての情報をそのまま使い回すのは避け、応募企業1社にあなたが向き合っている、本気で採用されたいと思っていることを伝えてください。

写真は命!  プロに頼もう

履歴書の写真は、採用担当者があなたの第一印象を決める際の重要な要素になります。
規定のサイズ、最新のものを使用することはもちろん、スマホやスピード写真で気軽に撮った写真ではなく、写真スタジオでプロに依頼したものを使用しましょう。

履歴書作成手順 :ワード/PDF 編 

次に履歴書を作成する際の手順について、ワードやPDF特有の注意点や各項目のご紹介、文例をお伝えしていきます。

ワードで作成する場合の注意点とNG行為

①誤字脱字は絶対NG

履歴書は、自分自身をアピールする大切な書類です。誤字脱字があると面接官に「誤字脱字をする=仕事でも抜けや漏れがある人」という印象を与えてしまいます。作成後は何度も読み返して必ず校正を行いましょう。

②ページ区切り

履歴書は、1ページにまとめることが望ましいです。2ページ以上になった場合は、1ページに収まるようにレイアウトを調整するか、必ずページ区切りを行いましょう。

③フォントと大きさ

フォントや大きさにも気を配りましょう。フォントは明朝体、ゴシック体など、読みやすいものを選び、大きさは一般的な10~12ポイントで作成します。文頭を揃えるなどレイアウトが整然としていることも大切なポイントです。

④PDF化する際の注意点

履歴書をPDF化する際は、ファイルサイズが大きくなりすぎないように注意しましょう。顔写真を貼り付けた場合、レイアウトが崩れていないか、事前に確認しておくことも大切です。また、写真を貼り付ける場合は、画質に注意しましょう。

⑤ファイル名の付け方

履歴書をファイルで送付する場合ファイル名も大切です。ファイル名は「山田太郎_履歴書.pdf」のように自分の名前と履歴書であることがわかるような名前をつけましょう。受け手がすぐに内容を把握できます。

履歴書の型式についてとひな型リンク集

履歴書の型式には、「年表形式」「職能別形式」「組み合わせ形式」の3つがあります。「年表形式」は、基本情報欄の後に学歴と職務経験を記載する、最も一般的な履歴書のタイプです。
「職能別形式」は、スキルや受賞歴、功績などをより重視するタイプで、比較的自由なフォーマットで作成することができます。
「組み合わせ形式」は、年表形式と職能別形式を組み合わせたタイプで、職歴や学歴、スキルや実績などの詳細を記入する欄が広く設けられています。

※履歴書ひな型のリンクを掲載しましたので、ダウンロードしてご使用ください。

〈履歴書ひな型リンク〉

マイナビジョブ20’ 履歴書・職務経歴書テンプレートダウンロード 
履歴書テンプレート~ダウンロードしてすぐに使える~ |転職ならdoda(デューダ)
転職に役立つ情報が満載「かんたん履歴書メーカー」を紹介|excite転職 |

履歴書項目の入力事項

基本情報欄

氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレスなどの基本情報を記入します。

 学歴欄

最終学歴の学校名、学部・学科名、卒業年月日、学位・学年・成績などを記入します。

 職歴欄

今まで勤めた会社名、部署名、職種名、在籍期間、業務内容などを記入します。社会人になってからの略歴は面接官にとって一番のチェックポイントです。辞めた理由もしっかり書くようにしましょう。

志望動機欄

志望する企業に対する意欲や興味を入力します。「私は、お客様とのコミュニケーションを大切にし、笑顔で接客することができます。」「チームワークを大切に、お互いを助け合いながら仕事を進めることができます。
貴社で一緒に働けることを楽しみにしております。」というような具体的な内容を、自分の経験を交えながら自身の言葉で書く事が大切です。

〈文例リンク〉

パート・アルバイトの志望動機例文10選!面接対策にも! | パート・アルバイト求人情報サイト【an】 (an-part.com)

【パートの履歴書】採用担当者に響く志望動機の書き方は?基本的な書き方のマナーも紹介 | Indeed (インディード)

【パートの履歴書】採用されやすい「志望動機」の書き方と例文を紹介! | タウンワーク (townwork.net)

自己PR

自分自身の強みやアピールポイントを入力します。「コミュニケーション能力が高く、チームワークを大切にしています。」「前職での経験を活かし、お客様に笑顔を提供することができました。」といった具体的な内容が良いでしょう。志望動機同様、自分の経験と言葉で書くことが重要です。

〈文例リンク〉 

バイト・パート用/履歴書 自己PRの書き方 | Indeed (インディード)

【アルバイト・パート】履歴書の自己PRの書き方を徹底解説|インディード (indeed.com)

パートの履歴書/自己PRの書き方・例文(主婦・主夫編) | バイトル (baitoru.com)

 趣味・特技

ご自身の趣味や特技を記入して自分の個性や特徴をアピールします。すぐに思い浮かばない場合も空欄にはせずに、何かしら記入しましょう。ただし、あまり個性的すぎるものは避けるのが無難です。例えば「読書や映画鑑賞が好きです。」「英会話に興味があり、TOEICスコアは800点です。」といった具体的な内容が良いでしょう。

本人希望欄

希望する職種などを入力します。パートタイマーの場合、出勤希望の時間帯や曜日も書きましょう。ご家庭の事情で残業ができない場合は「何時までに退社希望か」を伝えておくことも必要です。家族の協力が得られる場合は「週2日程度は残業が可能です。」とアピールしましょう。働く意欲があり、一定の融通が利くことを示すことが大切です。

履歴書作成手順 :手書き編

ここからは履歴書を作成する際の手順について、手書き作成特有のコツや注意点をご紹介します。

手書きする場合のコツ・注意点9選

中小企業では多くの場合、一回の面談で合否が決まります。手書きの履歴書は見やすく採用の合否がスピーディーに判断できるため、中小企業では手書き履歴書が重宝されています。今回は、飲食店経営者として700人~1,000人の正社員・アルバイト面接を行ったユーチューバー藤村典史さんによるyoutube「ぶちえらいチャンネル」動画を参考に「面接官の目線から見た履歴書作成のコツ・注意点」を9点ご紹介していきます。

①履歴書の型式と購入リンク

パート・アルバイトの面接で使用するなら、「パート・アルバイト用」に作られた専用の履歴書が断然おすすめです。パートタイマーにとって重要な、出勤希望の時間帯や曜日などを記入する「シフト希望欄」が付いていたり、学歴や職務経歴の記入欄がシンプルな作りになっていたりと、気負わずに書きやすい仕様になっています。商品はおススメはこちらになります。

協和紙工 履歴書 パート・アルバイト用 A4片面
コクヨ 履歴書 パート・アルバイト用 4枚 A4サイズ シン-9

②ペン・万年筆の選び方

履歴書を作成する際、ボールペンや万年筆を使用することが一般的です。原則として「黒」のボールペンを使い、インクは油性インクまたはゲルインクを使うのが良いでしょう。0.5mmか0.7mmの太さが見やすくおすすめです。消せるボールペン、鉛筆・シャープペンは使用を控えましょう。

万年筆で履歴書を書く場合、金額がボールペンより高い、インクの乾きが遅く裏移りしやすいなどのデメリットがあります。初心者は書き方に注意が必要です。

きれいで好印象を与える手書き履歴書を作成するため、履歴書に適したペン・万年筆を選びましょう。

③修正液使用・訂正二重線はNG

履歴書を作成していて誤字・脱字を見つけた場合、修正液や訂正二重線で修正するのはやめましょう。面接官は適当な修正や訂正を見て「仕事でも適当に修正をしたり、同じようなことをする」「ミスをした時ごまかそうとするのでは」などマイナスの印象を受けてしまいます。面倒でも新しい履歴書に書き直しましょう。

④鉛筆で下書きをする場合、しっかりと消しゴムで消す

細かい話にはなりますが、下書きを鉛筆で書いて上からボールペンでなぞって清書する場合、下書きは消しゴムでしっかり消しましょう。消し切れていない履歴書を見た面接官に「仕事でも詰めが甘い人なんだな」「最後まで確認しないで仕事を進めるのだろうな」というマイナスの印象を持たれてしまいます。しっかりと消しゴムで消した上で提出しましょう。

⑤誤字脱字は絶対NG

ワード・PDFの履歴書同様、誤字脱字は絶対NGです。面接官から「仕事でも誤字脱字をするのでは」「誤字脱字に気付けないなら仕事も雑なんだろうな」と思われてしまいます。漢字の間違いは万が一許されたとしても、仮名の間違えはかなり印象が悪くなります。何度も読み返したり家族・友人に見てもらって、誤字脱字を防ぎましょう。

⑥字の綺麗さよりも、丁寧に真摯に書くことを意識する

履歴書はできるだけ丁寧に書くようにしましょう。綺麗な字で書かれた履歴書はそれだけで「頭が良い・仕事ができる」という印象を持たれやすい事は事実です。しかし、例え字に自信がなかったとしても丁寧に書かれてある文字は「誠実で真面目である」という印象を与える事もまた事実です。

面接する側が見ているのは「いかに真面目に取り組んでもらえるか」です。字の綺麗さよりも丁寧に書くことに意識を向けましょう。

⑦日付は必ず記入する

履歴書の日付は必ず記入しましょう。空欄になっている履歴書は、受け手側に「この履歴書は使い回されているのかな」という印象を与えてしまいます。更に「今までどこも決まらなくて当社に応募してきたのかな」という目で見られ、警戒されてしまいます。日付を空欄にしても何一つ良い事はありません。必ず記入した上で提出しましょう。

参照元:Youtubeぶちえらいチャンネル【履歴書から性格を読み解く方法①】日付、写真、経歴から
【履歴書から性格を読み解く方法②】趣味特技、志望動機、誤字脱字、字の綺麗汚い

⑧郵送時の封筒の選び方

履歴書を郵送する際は「レターパックライト」の利用をおすすめします。普通郵便では配達の履歴が残らず、書留郵便では会社側が不在で受け取れなかった時、再配達のわずらわしさが出てしまいます。

その点「レターパックライト」なら、配達の履歴が残り、かつポストに投函されるため先方が不在の際も再配達の不便さを感じさせることなく受け取ってもらえます。 

レターパックには「レターパックプラス(赤色)」と「レターパックライト(青色)」の二種類がありますが、履歴書送付の場合は受領印不要の「レターパックライト(青色)」を選びましょう。

参照元:レターパック|日本郵便株式会社

⑨送付状を同封する

履歴書を郵送する場合は必ず「送付状」を同封しましょう。送付状には、「(1)日付、(2)宛先、(3)署名(自分の名前と連絡先)、(4)前文、(5)本文(応募の経緯・自己PRなど)、(6)同封書類についての箇条書き」の6点を記入します。(5)本文には「履歴書と職務経歴書を同封いたしましたのでご確認いただけますようお願い申し上げます」といった一文を入れましょう。

こちらの記事に送付状の書き方見本やテンプレートが掲載されています。作成する際の参考にしてください。

参照元:【履歴書の送付状・添え状】書き方見本と郵送マナー(ダウンロードテンプレート付)|タウンワークマガジン

職務経歴書は必ず添付しよう!

履歴書を提出する際は、併せて「職務経歴書」も添付しましょう。「履歴書のみで結構です」「職務経歴書は不要です」と言われない限り、作成することをおすすめします。

履歴書はプロフィールを確認するため、職務経歴書は具体的にどのような経験や能力を持っているかを確認するため、それぞれ異なる目的があります。職務経歴書は企業があなたのこれまでの経験やスキル、実績を確認し、選考での判断材料にする重要な書類です。

まず職務経歴書を作成し、詳細に記載した内容を履歴書で要約するのが効率的です。職務経歴書の書き方やコツを詳しくご紹介していますので、こちらの記事「50代パート就職を成功させる職務経歴書とは?書き方・コツを徹底解説! 」を参考に作成してみてください。

50代パート就職を成功させる職務経歴書とは?書き方・コツを徹底解説! 

履歴書の書き方 オススメ動画

最後に、履歴書の書き方について詳しく解説をしているオススメ動画を二つご紹介します。ぜひ参考にして作成のコツやテクニックを身につけて下さい。

①現役人事が教えるキャリアの教科書

一つ目は、『現役人事が教えるキャリアの教科書チャンネル』の「【転職】元人事が教える履歴書の書き方<前編>」と「【転職】元人事が教える履歴書の書き方<後編>」です。この動画では、元人事が自身の経験をもとに、履歴書の基本的な構成やポイント、具体的な例文や注意点などを分かりやすく説明しています。

前編では、写真や個人情報、学歴や職歴などをどう書くかについて、後編では、自己PRや志望動機などの書き方について詳しく解説されています。

履歴書の書き方に自信がない方や、より効果的な履歴書を作りたい方にオススメです。


参照:

【転職】元人事が教える履歴書の書き方<前編>
【転職】元人事が教える履歴書の書き方<後編>

②ぶちえらいチャンネル 

二つ目は『ぶちえらいチャンネル』の「【履歴書から性格を読み解く方法①】日付、写真、経歴から」と「【履歴書から性格を読み解く方法②】趣味特技、志望動機、誤字脱字、字の綺麗汚い」です。

この動画では、人事が履歴書からどんな性格や能力を判断するかについて、具体的な例を交えて紹介しています。日付や写真、経歴や趣味特技、志望動機や誤字脱字、字の綺麗さや汚さなど、履歴書の細かい部分から人事はあなたの人柄から想定される仕事ぶりまで見ていることがわかります。

履歴書で自分の魅力を最大限に伝えるために、この動画で紹介されるポイントをしっかり押さえて作成していきましょう。


参照:【履歴書から性格を読み解く方法①】日付、写真、経歴から
【履歴書から性格を読み解く方法②】趣味特技、志望動機、誤字脱字、字の綺麗汚い

まとめ

この記事では、50代でも採用されやすい履歴書の書き方やコツなどをお伝えしました。パート・アルバイトに応募する際の履歴書は特有の記入方法があり、一般的な記入例の通りに書いてしまうと面接官に見破られてしまい、採用が難しくなることがあります。

また志望動機のNG例文や履歴書作成のオススメ動画、Q&Aなどを通して、採用担当者に好印象を与えるポイントを詳しく解説しました。

履歴書はあなた自身の広告です。ぜひ本記事を参考にして、、年齢や職歴にブランクがあってもマイナスの印象を与えない、面接に進めるような履歴書を作成してください。

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