MOS資格が定年後に役に立たないと言われる理由|直接役に立つのはパソコン講師と秘書くらい

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MOS資格が定年後に役に立たないと言われる理由|直接役に立つのはパソコン講師と秘書くらい

DX人材の重要性やIT技術の進化を目の当たりにして、「自分もスキルを身につけなければ」と焦っている方も多いのではないでしょうか。特にセカンドキャリアの構築を意識する50代の方は、実用性の高いITスキルを身につけて将来の再就職や在宅勤務に活かすことが考えられます。ITスキルを身につけて、新しいキャリアの実現を目指すことも検討されるでしょう。

ITスキルの習得時には、関連資格を取得して能力を証明することが重要です。例えばマイクロソフトのツールを活用するスキルを証明できる「MOS」の資格を取得して、再就職や在宅勤務での案件獲得に活かすことが考えられます。しかし、MOSは有名な資格である一方、「取得しても役に立たない」と評されることがあります。

そこで本記事では、MOSは役に立たないと言われる理由と、50代から資格を有効活用する方法について解説します。

50代から本格的にITスキルを身につけるためにMOSの資格取得を考えていますが、「役に立たない」という話を聞きました。MOSは実際に、50代以降のキャリアには役に立たない資格なのでしょうか?

MOSは、決して役に立たない資格ではありません。しかし、MOSの取得を目的にしても、実用的なITスキルを身につけることは難しいです。MOSの資格取得をきっかけにして、具体的なスキルや技術の習得につなげていく工夫が必要です。また、MOS以外にも50代から取得できるIT資格は多数あるため、優先度が低くなるケースもあります。いずれにせよMOSを有効活用するためには、事前の準備が重要です。

目次

結論 :MOS資格が定年後に役に立たない人は既に経験があり、先生の仕事に興味がない人

MOS(Microsoft Office Specialist)資格は、マイクロソフトのエクセル・ワードなどのソフトを活用し、実務に活かせるスキルを持つことを証明できる資格です。50代からMicrosoft Officeを使えるようになりたいパソコン初心者や基礎的なITリテラシーを身につけたい人、秘書・パソコン講師に興味がある人にはおすすめできます。

一方で、MOSの資格は秘書・パソコン講師を目指す人か、事務でエクセルを使う人、Officeを全く使ったことがない人で学習の必要性のある人以外には「直接的には」役に立たないと言えます。

また、DX人材としてのセカンドキャリアを目指す50代にとっては、「データ分析」「可視化と予測」「自動化」などを扱うPython, Excel VBA, RPA, BIツール関連の資格のほうが役に立つと言えるでしょう。

MOSの資格取得が「直接的に」役に立たない人とは
・勤務先である程度Office製品を使っていて業務に支障のない人
・転職やセカンドキャリアを秘書・パソコン講師以外で目指したい人
・事務でエクセルを使う人で、昨今のDX推進に伴って、データ分析や人工知能、自動化などのリスキリングを優先したい人

MOSの資格取得が「直接的に」役に立つ人とは
・秘書・パソコン講師を目指す人
・事務でエクセルを使う人
・Officeを全く使ったことがない人で学習の必要性のある人

DX人材を目指す人に「直接的に」役に立つ資格とは
・VBAエキスパート
・Python3 エンジニア認定データ分析試験
・UiPath RPAアソシエイト資格試験(UiRPA)  &  UiPath RPAデベロッパー上級資格試験(UiARD)
・WinActor RPA技術者検定 アソシエイト  &  RPA技術者検定 エキスパート
・Power BI データ アナリスト  アソシエイト
・BIツール Tableau認定資格

MOSの資格が「役に立たない」と評価される理由

MOSの資格が役に立たないと評価される理由には、以下のようなものがあります。

直接的にセカンドキャリアに結びつく職種が限られている

MOSの資格を取得しても、直接的にセカンドキャリアに結びつく職種が限られています。具体的には、秘書やパソコン講師などです。これらを目指す人、もしくは事務でエクセルを使う人、Officeを全く使ったことがない人であれば役に立つでしょう。

しかし、DX人材としてのセカンドキャリアを目指す50代にとっては、MOSよりも「データ分析」「可視化と予測」「自動化」などを扱うPython, Excel VBA, RPA, BIツール関連の資格のほうが役に立つと言えます。

50代からのセカンドキャリアに役立つ資格の詳細については、以下の記事

「【50代リスキリング資格】実務実績にプラスアルファできる資格でセカンドキャリアの選択肢を拡げよう!」

「【50代リスキリング】DX人材になるためにはIT+ビジネススキルが必要。Python分析資格とITコーディネーターがおすすめ」
もご参照ください。

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取得しても今の業務が劇的に改善されるわけではない

MOSを取得したからといって、現在の業務が劇的に改善されるわけではありません。エクセルの操作効率などが上がり、多少は業務スピードが向上するかもしれませんが、大幅な業務改善が期待できるほどではないでしょう。

業務を劇的に改善したい場合は、MOSよりもDX人材に向けてPython, Excel VBA, RPA, BIツール関連の資格を取得するほうが適しています。

Excel VBAやPython,BIツールなどに関する資格の詳細については、以下の記事もご参照ください。

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DX化推進で他のITスキルの評価・ニーズのほうが高い

DX化推進の重要性が高まる現代では、MOSよりも他のITスキルの評価・ニーズのほうが高い現状があります。DX時代においては、データ分析などのスキルによって業務改革に貢献するDX人材のほうがニーズが高いのです。

たとえば、Python, Excel VBA, RPA, BIツールなどのスキルを習得し、データ分析や可視化・自動化などを行える人材のほうが高い評価・ニーズを獲得できます。

取得難易度が低いため差別化につながらない

MOSは比較的難易度の低いIT資格として知られているため、多くの人が受験・資格取得をしています。累計受験者数は480万人を超え、累計認定者数はエクセル、ワード、パワーポイント、アウトルックのうち3教科を取得した「MOS Associate」が13,710人、MOS Associateの認定と上級レベルの2教科を取得した「MOS Expert」が2,712人となっています。(2022年12月31日時点)

MOSの合格率は非公表ですが、一般で約80%、上級で約60%程度と言われています。一般の合格率が高いため、仮に合格できても希少性が低く、他者と差別化できない点が「役に立たない」と言われる理由の1つです。

例えばエクセルVBAエキスパートや、Python3 エンジニア認定基礎試験/エンジニア認定データ分析試験など、取得することで他のIT技術者と差別化できる可能性のある資格は他にもあります。他の資格を取得した方が良いと判断されるケースが多いゆえに、MOSの資格は「役に立たない」と言われてしまうのでしょう。

参照元:
試験に関するデータ.マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)
MOS資格の難易度は?合格点や合格率、独学の勉強方法を徹底解説.資格のキャリカレ

資格取得=ITスキル/実務スキルが身につくわけではない

MOSは取得=ITスキルが身につく資格ではありません。あくまでエクセルやワードの技術を認定し、活用できる知識があることを証明する資格です。また、MOSの資格の試験が1問1答形式であることもあり、知識は身につきますがすぐに実務に対応できるわけではありません。

エクセルの実務スキルという点で言えば、Excel®表計算処理技能認定試験 1−3級のほうがおすすめです。 この資格は単なるエクセルの使い方や知識を問う試験ではなく、あくまでもビジネス実務での使い方を問う試験で最終的に1つのプロセスを作品として提出させる形式になっているので、実務でエクセルを使いこなせることを証明するとともに、明日からすぐに使えるスキルを身につけることができます。 

このように、資格取得後すぐに実務に活用できるわけではない点も、MOSが「役に立たない」と言われる理由の1つです。

50代がセカンドキャリアにMOS資格を有効活用する方法とは

50代からMOSの資格を有効活用するには、以下の方法がポイントになります。

MOSを取得してからの目的を決める

MOSを取得しただけで、就職や在宅業務ができるようになるわけではありません。MOSを取得する際に学んだことをどう活かし、具体的にどんなことを成し遂げるのかといった目的を定めることで、資格を有効活用できます。

MOSは、あくまでパソコンの基礎知識やマイクロソフトオフィスのスキルを証明する資格です。その証明されたスキルを活かす方法を考えることができれば、MOSは「役に立たない」資格ではなくなります。

MOS資格が求められる求人事例

MOS資格が求められる求人事例を調査することも重要です。具体的な求人事例を調べることで、MOS資格を取得した後に活躍するビジョンを明確にイメージできます。

たとえば、MOS資格が求められる求人事例には、パソコン講師や専門学校の学生指導、一般事務・営業事務スタッフなどが挙げられます。これらの求人に興味のある方であれば、MOS資格を有効活用できるでしょう。

事務職にはMOS資格が有効

セカンドキャリアとして事務職に就きたい50代の方は、MOS資格の取得が有効です。事務職の採用にあたって重視されるポイントのひとつは、Microsoft Officeの操作スキルです。日常業務でExcelやWordなどのソフトを使うことになるため、MOS資格を取得していることで必要なスキルを備えた人材であることをアピールできるでしょう。

MOS資格を取得してパソコンを教える仕事に活用する

MOS資格の取得は、パソコン操作の基礎であるITリテラシーを学んだ証明になります。そのためMOSの取得をきっかけに、パソコンを教える仕事で活躍できる可能性があります。ITリテラシーは、IT系のスキルを学ぶために必要な基礎となります。MOSを活かすのなら、資格取得によって得たITリテラシーの知識を応用することも考えられます。

50代から教える仕事に就きたい方は、記事「50代でも「教える仕事」に就ける?必要なスキルや仕事の種類も解説」もご参照ください。

また、当スクールの生徒さんのなかでも、プログラミングを学ぶなかでITリテラシーを身につけ、定年後の60代・70代の方がパソコン講師の仕事に就いた事例があります。事例の詳細については、以下の記事もご参照ください。

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他の資格と組み合わせてDX人材を目指す

MOSだけでなく、他の資格と組み合わせて就職や在宅勤務に活用するのも1つの方法です。例えば先に紹介したエクセルVBAエキスパートや、Python3 エンジニア認定基礎試験/エンジニア認定データ分析試験などの学習も進め、資格取得することでより自身の評価を高められます。

エクセルVBAエキスパートやPython3 エンジニア認定基礎試験/エンジニア認定データ分析試験も実用性が高く、専門的な業務に対応できるスキルを学べる資格であるため、この機会に学習を検討してみるのがおすすめです。

MOS資格の概要

ここでは、MOS資格の概要や種類、難易度について解説していきます。

MOS資格とは?

MOS(Microsoft Office Specialist)資格は、マイクロソフトのエクセル・ワードなどのソフトを活用し、実務に活かせるスキルを持つことを証明できる資格です。客観的にパソコンスキルを証明するきっかけになるため、ITスキルを学び始めたばかりの方に人気の資格となっています。

エクセルやワードを使用する職場は多く、専門知識を持つ人材が重宝されるケースも珍しくありません。業務効率化や生産性向上などに影響を与える可能性があることから、IT系の仕事を始める際に取得する人もいます。

MOSの2つの種類

MOSには「一般」と「上級(エキスパート)」の2種類があり、それぞれ取得によって認識される技術レベルが異なります。Odysseyが開示している試験に関するデータによると、一般も上級(エキスパート)も取得しているのは10〜20代が多くなっています。上級になると30代の取得者も増えますが、基本的に若年層の取得が目立つ点が特徴です。

参照元:試験に関するデータ.マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)

MOS資格の種類別のレベル

MOSの公式サイトによると、一般レベルと上級レベル(エキスパート)のそれぞれのレベルの定義は以下のとおりです。

引用元:Microsoft Office Specialist「試験レベルについて

上記より、一般レベルは表やグラフ、関数の作成などの基本的な操作を理解しているレベルであり、上級レベル(エキスパート)はデータの取り込みや分析、マクロの作成などの高度な機能を理解しているレベルとなっています。まずは実務で使える基本的な操作を習得したい方は、一般レベルの取得が適しています。

一方で、データ分析やマクロといった高度な機能を駆使して業務の効率化を図りたい人は、上級レベル(エキスパート)の取得を目指していくとよいでしょう。余裕のある方は、一般レベルと上級レベル(エキスパート)の両方に合格することで、基礎スキルと応用スキルを兼ね備えた人材であることをアピールできます。

MOSの合格率・難易度

MOS資格の合格点や合格率は公式に発表されていませんが、合格点は7割にあたる700点以上、合格率は一般レベルで約80%、上級レベル(エキスパート)で約60%とされています。一般レベルでは5人中4人が、上級レベル(エキスパート)では5人中3人が合格する計算となるため、合格率から考えれば難易度はそこまで高くないといえるでしょう。

ただし、たとえばエクセルの上級レベル(エキスパート)ではマクロの作成・編集といった高度な機能が出題されるため、合格に向けてしっかりと学習することは必要です。

参照元:生涯学習のユーキャン「MOS資格の試験の合格率や難易度は?勉強方法や試験詳細まで解説

MOSの試験要件

MOSには「全国一斉試験」と「随時試験」の2つの受験方法があります。受験料や試験内容、合格認定証などはどちらも同じであり、申込方法のみ異なります。

全国一斉試験は毎月1~2回の開催となり、オンラインで申し込んで全国の一斉試験実施会場で受験します。

随時試験はほぼ毎日開催しており、全国約1500の会場のなかから最寄りの試験会場を選び、会場に直接申し込んで受験可能です。

どちらの受験方法も申し込み後は受験IDを当日までに登録したうえで、当日試験会場で受験する流れとなります。試験時間は50分で、受験資格は特になく年齢や職業、国籍などを問わず誰でも受験できます。

受験料は一般レベル(Word・Excel)が10,780円(税込)、上級レベル(エキスパート)(Word・Excel)が12,980円(税込)です。詳細はこちらの公式ページをご参照ください。

参照元:Microsoft Office Specialist「受験するには

MOS資格取得に向いている人

MOSはパソコンの基礎操作やマイクロソフトオフィスのスキルを学ぶには有益な資格となっています。特に初歩からITスキルを身につけようとしている50代の方にとっては、MOSの取得にメリットがあるでしょう。MOS資格取得に向いている人の特徴は次のとおりです。

50代からマイクロソフトオフィス(Microsoft Office)を使えるようになりたい人

MOSの取得によって習得できるエクセルやワードのスキルは、実用性の高いものになります。そのため50代からマイクロソフトオフィスを使えるようになりたい方にとって、MOSはうってつけの資格になるでしょう。

実際の業務に活用できるスキルも多数学べるため、現在の職場に応用して作業効率化を図ることも可能です。MOSをきっかけに技術を磨いていけば、エクセルを使った業務を在宅で請け負えるようになる可能性もあります。

基礎的なITリテラシーを向上させたい人

MOSは、基礎的なITリテラシーを向上させたい人にも向いています。パソコンの基本的な使い方から学びたい50代の方は、MOSを目標にすることでITリテラシーの基礎を固められるでしょう。「ITに興味があるけれど、いきなり難しいことは分からない」といった方にとって、MOSは有益な資格となります。ITリテラシーはプログラミングやPythonによる勉強の土台にもなるので、習得しておきたいスキルとなります。

パソコン教室のインストラクターや先生の仕事に興味がある人

将来パソコン教室でインストラクターや先生の仕事に就きたい人にも、MOSはおすすめできます。セカンドキャリアや再就職を見据えて、マイクロソフトオフィス(Microsoft Office)を使えるようになりたい中高年の方は多くいます。MOSを取得すれば、そのようなパソコンの入門者や初心者に向けてソフトの操作方法などを教える立場になることもできるでしょう。

MOS資格取得に向いていない人

一方で、次の条件に該当する人にとっては、MOS資格の取得は向いていないといえます。

既にマイクロソフトオフィス(Microsoft Office)を使っている人

既にマイクロソフトオフィス(Microsoft Office)を日常的に使っている人の場合は、MOS資格を受験する必要性はあまり高くないといえるでしょう。なぜなら、MOS資格の取得に向けて学習しなくても、すでに一定以上のスキルを保有しているケースが多いためです。そのことを理解したうえで、自分自身のスキルを客観的に証明するために取得するという目的であれば良いと思います。

ITリテラシーの高い人

ITリテラシーの高い人も、MOS資格の取得にはあまり向いていません。MOSはITリテラシーの基礎知識を向上させたい人にとって適した試験であり、高いITリテラシーを持つ人にとっては物足りない資格であるといえます。すでに高いITリテラシーを持っている場合は、より高度なIT資格の取得を目指して学習したほうが有効な時間の使い方となるでしょう。

他のプログラミング資格取得と迷っている人

他のプログラミング資格取得とMOS資格の取得どちらにしようか迷っている人の場合も、MOS資格取得の優先度は低くなります。他のプログラミング資格取得とは、たとえばエクセルVBAエキスパートやPython3 エンジニア認定データ分析試験などです。プログラミング資格を持っていれば、マイクロソフトオフィスにも精通していると考えられます。

また、転職や再就職では、MOS資格よりもPythonなどの実践的なプログラミング資格のほうが高い評価を得やすくなります。そのため、プログラミング資格にも興味を持っている人であれば、プログラミング資格の取得に力を注いだほうが得策であるといえるでしょう。

MOS資格の取得方法

ここでは、MOS資格の取得方法について解説します。

独学

まずは独学による方法です。MOSは知名度の高い資格であるため、さまざまな参考書籍が販売されています。また、公式の対策教材もバージョンごとに用意されているため、ある程度の基礎知識がある方であれば独学で取得することもできるでしょう。

公式の対策教材サイト
https://mos.odyssey-com.co.jp/study/index.html

通信・動画講座

テキストによる独学だけでは不安な方は、通信・動画講座による学習方法もあります。たとえば、公式のオデッセイ コミュニケーションズからMOS 365 エクセル向けの動画講座なども用意されています。

通信・動画講座を活用することで、よりわかりやすい形式で学習を進められるでしょう。

オデッセイ コミュニケーションズ:MOS 365 エクセル向けの動画講座
https://aoten.jp/store/detail.html?no=a500i_o230418

パソコン教室

Officeを全く使ったことがない人などは、テキストによる独学やオンラインの通信・動画講座だけでも不安かもしれません。その場合は、パソコン教室を活用することも有効です。

パソコン教室では、さまざまなパソコンスキルの人に合わせた丁寧な個別指導を行っています。まずは初歩的な部分から理解したい方は、パソコン教室の利用も検討してみるとよいでしょう。

まとめ

MOS(Microsoft Office Specialist)資格は、マイクロソフトのエクセル・ワードなどのソフトを活用し、実務に活かせるスキルを持つことを証明できる資格です。一般レベルと上級レベル(エキスパート)に分かれており、年齢や国籍など問わず誰でも受験できます。

MOSの資格が「役に立たない」かどうかは、本人のキャリアプランや業務内容によります。秘書・パソコン講師を目指す人か、事務でエクセルを使う人、Officeを全く使ったことがない人で学習の必要性のある人であれば、直接的に役に立つでしょう。

しかし、それ以外の方の場合は、「直接的には」役に立たないと言えます。MOSの取得を検討する際は、資格取得後の仕事や活用方法を明確にイメージし、改めて資格としての価値を確認してみてください。

また、DX人材としてのセカンドキャリアを目指す50代にとっては、「データ分析」「可視化と予測」「自動化」などを扱うPython, Excel VBA, RPA, BIツール関連の資格のほうが役に立つと言えるでしょう。

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