【50代リスキリング資格】実務実績にプラスアルファできる資格でセカンドキャリアの選択肢を拡げよう!

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【50代リスキリング資格】実務実績にプラスアルファできる資格でセカンドキャリアの選択肢を拡げよう!

国がDXを推進し、企業がDX人材を求めている現代では、リスキリングによってITリテラシーなど新たな知識・スキルを獲得していくことが重要です。人生100年時代や70歳定年なども踏まえると、50代でもリスキリングを行うことは不可欠だといえるでしょう。リスキリングを行う際は、実務経験と資格の両方の視点から自分のスキルアップを図ることが大切です。

50代会社員です。DX化を受け、職場でもリスキリングが重要視されてきています。私も社会の流れについていけるようリスキリングをしていきたいのですが、リスキリングに役立つ資格やリスキリングのポイントを教えてください。

「リスキリング」は単なる知識の学び直しではなく、これからのキャリアに更なる価値を創出していくためにスキルを身に着けることです。リスキリングに役立つ資格は大きくIT系資格(ITパスポート、MOSなど)と非IT系資格(宅建、簿記など)に分かれます。資格取得の際は、これまでの実務経験と掛け合わせ、資格+実務実績の両方を兼ね備えた人材を目指すことが大切です。

結論 :50歳からでも実務実績にプラスアルファできる資格でセカンドキャリアの選択肢を拡げることは可能です。

人生100年時代・70歳定年を迎えつつある現代では、50代でもリスキリングを行うことは重要です。リスキリングに役立つ資格は、大きくIT系資格(ITパスポート、MOSなど)と非IT系資格(宅建、簿記など)に分かれます。

資格取得を目指す際は、今までの実務経験と組み合わせて、資格+実務実績の両方を兼ね備えていくことを意識しましょう。資格取得とともに実績も積んでいくことで、セカンドキャリアに活かせるリスキリングにできるでしょう。

実務経験と資格の掛け合わせにより、セカンドキャリアの選択肢がさらに広がります。

50代にとってのリスキリングと資格の関係

はじめに、リスキリングの概要や必要性、資格取得の意味について解説します。

参照元:今後に向けた取組(案)について – 経済産業省

リスキリングとは

リスキリングとは、ビジネスや技術の変化に対応できるよう、新しい知識やスキルを学ぶことです。経済産業省では日本の現状をこう分析しています。日本の企業が今後向かうべき方向性は、新規ビジネスを生み出すことにより経済成長をとげなければならない。我が国のデジタル人材の育成に関するデジタル・ITを活用した付加価値の高い事業が生み出せていないことが本質的課題であるとしています。

その課題を解決するために、企業には社内外を通じて全社員がIT知識を習得するDXリスキリングが必要であり、年代に関係なく日本の社会の進むべき方向として、今後更に推進されていきます。 このようにリスキリングとは、今までのような学び直しではなく、デジタル・IT活用で付加価値の創造による能力の向上であります。

なぜリスキリングが必要なのか。

リスキリングが必要な理由には、主に以下の3点が挙げられます。

人生100年時代と70歳定年法

人生100年時代と言われる現代では、60歳で定年退職した後、およそ40年もの人生が残っています。充実した40年間を過ごすためには、リスキリングによって新たな知識・スキルを獲得し、やりがいを持って仕事を続けることが重要です。また、厚生労働省は70歳までの定年の引き上げなどを主旨とした高年齢者雇用安定法の改正を令和3年に行っています。

国がDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進している

日本はデジタル・ITを活用した付加価値の高いビジネスの創出するために、リスキリングの進展と個人のモチベーション向上が必要であるとしています。

①企業・組織内における DXリスキリングの実現
一部の人材だけではなく、IT知識習得に向けたリスキリングは全員に対して必要であるとしています。

②企業・組織外の実践的な学びの場の実現
大企業のように実践的な学びの場を自社で用意できる環境であっても社内のリソースが十分でないことがあり、社外との交流が必要となる。中小企業や地方企業についても外部からの刺激や気づきを得るために社外との交流を通じて、自社にはない能力やスキルを新たに獲得することが必要であるとしています。

企業がDX人材を求めている。

DXリスキリングを実現するためには、一部の人材だけではなく、全員に対して必要と考えています。
自社の業務領域に関する知識を持った内部の人材のほうがDXについてドメイン知識の推進を担いやすいため、内部の人材を育成することが有効であります。現場の実際の課題を対象にすることで、求められる人材を明確にでき、育成することが期待されています。

内部の人材にデジタルスキル習得機会を提供することで、優秀な人材が残り、企業の成長につながると考えています。このことは、年代に関係なく、50代以降の人材に関してもDXリスキリングが求められていることを意味しています。

資格取得の意味とリスキリング

資格取得の意味

前提として、資格は必ずしも実務能力を示すものではなく、資格=仕事獲得とはなりません。ですが、資格は第三者からの客観的な保証になるので、履歴書などに記載すると最低限の信用を得ることができ、書類審査は通りやすくなるでしょう。

リスキリングに活かす資格取得とは

資格は客観的な証明に加えて、学習開始のきっかけや学習継続のモチベーションにもなります。また、世の中にはさまざまな資格がありますが、今の実務経験の付加価値を高めるような資格を取得するのが効果的です。資格取得とともに実績も積んでいくことで、セカンドキャリアに活かせるリスキリングにできます。

資格を選ぶ際の基準

リスキリングにおいて資格を選ぶ際は、まず「将来性があるかどうか」の基準で考えることが重要です。リスキリングでは、今後の仕事・キャリアにおいて必要となる知識やスキルを学ぶことになるため、学習分野の将来性の高さは大事な要素になります。

たとえば、DX化が進む近年では、AI・RPA・データ分析といったIT・デジタル領域の将来性は高いといえるでしょう。また、将来性に加えて「あなた自身が興味を持てるか」の基準を持つことも大切です。全く興味を持てない分野ではモチベーションの維持が難しいため、自身のキャリアの希望とも照らし合わせて考えるようにしましょう。

参照元:datamix「リスキリングにおすすめの資格15選・人気の資格を取得すれば転職も有利に

資格を選ぶ際の注意点

リスキリングにおいて資格を選ぶ際の注意点は、いきなり難しい資格を選ばないことです。難関資格は十分な前提知識や実務経験、勉強時間を必要とするため、いきなり目指しても挫折してしまう可能性が高くなります。

モチベーションを維持しつつ、楽しみながら学習するためには、まずは初心者向けの資格から目指していくことが効果的です。また、資格の取得自体を目的にせず、実務での活用まで視野に入れて資格を選ぶことも重要となります。

リスキリングのための資格の全体像

ここでは、リスキリングのための資格の全体像および各資格の概要を解説します。

注目されているリスキリング分野は「英語」「IT・ウェブ」

リスキリングのなかでも特に注目されている分野は「英語」と「IT・ウェブ」です。グローバル化が進む現代のビジネス環境においては、世界共通言語である英語は多くのビジネスパーソンが習得すべき重要なスキルです。日本国内では人口減少・少子高齢化が進んでいく一方で、世界では人口が増加傾向であることを踏まえると、英語の重要性はますます高まっていくでしょう。

また、あらゆる企業や自治体などの組織でDX化・デジタル化が進んでいる現状を考慮すると、「IT・ウェブ」も特に注目されているリスキリング分野です。IT・ウェブ技術は、企業の営業活動やマーケティング活動、広報活動などさまざまな面において重要な役割を果たすため、学習の重要度は高いといえるでしょう。

全体像

リスキリングのための資格の全体像は以下のとおりです。大きく「非IT系資格」と「IT系資格」に分かれ、それぞれのなかに「スキル系」や「ビジネス系」などがあります。IT系資格のスキル系はさらに自動化やデータ分析、人工知能・機械学習に分類でき、それぞれに対応したツールがあります。

リスキリングと資格の全体像 (TechGardenSchool作成)

非IT系の資格

全体像のなかで、まずは非IT系の資格について解説します。

メリット

非IT系の資格には、宅建や簿記、FPなどがあります。 プログラミングなどよりも比較的コンセプトをイメージしやすいので、学習内容のイメージやその後の資格の活かし方もイメージしやすいでしょう。また、 書籍・動画・スクールなどの受験対策が確立されているので安心して勉強できます。費用は教材によってピンキリですが、学習費用も比較的安価です。

セカンドキャリアでの活かし方

セカンドキャリアでの活用法としては、今までの実務に関係のあるスキル系資格だと活かしやすいです。たとえば、経理経験のある人が簿記の資格を取るなどです。また、 宅建などの独占業務のある資格だと転職もしやすいでしょう。

ビジネス系資格

・中小企業診断士
中小企業診断士は、中小企業のビジネス課題を解決するための診断や助言を行う専門家であり、ビジネス系の国家資格です。企業の成長戦略の策定や実行支援、中小企業と他組織間の調整など、中小企業の成長に向けて幅広い役割を担います。詳細については、一般社団法人 中小企業診断協会のホームページもご確認ください。

参照元:中小企業診断協会「中小企業診断士試験」
https://www.j-smeca.jp/contents/007_shiken.html

・MBA

MBAは「Master of Business Administration」の略であり、日本語では「経営学修士」のことです。国内または海外の大学院で経営学の修士課程を修了することで授与される学位になります。MBAのコースでは、経営者の視点に立った経営戦略や事業戦略などを学びます。

スキル系資格

・宅建
宅建とは「宅地建物取引士」の略であり、不動産の取引に関する専門家であることを証明する国家資格です。不動産取引では、宅建資格保持者の独占業務(重要事項の説明など)が法律で定められており、不動産業の営業などでの必須資格となります。そのため、未経験の中高年でも転職やセカンドキャリアに直結しやすいおすすめの資格です。

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・簿記1-2級

簿記は、企業活動における資金の流れなどを帳簿に記録することであり、簿記資格もスキル系の一種です。簿記2級では基礎的な会計知識・スキルを証明でき、簿記1級では大企業や上場企業の経理・財務に関する高度な会計処理スキルを証明できます。

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・FP1-2級

FPは「Financial Planner」(ファイナンシャル・プランナー)の略であり、家計の見直しや老後資金、教育資金といった生活設計のアドバイスを行う専門家です。FP資格もレベル別に分かれており、1級や2級の上級資格を取ることで保険相談やセミナー講師などのキャリアが拓けます。詳細については、以下の関連記事:

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IT系の資格

20代や30代の若手社員だけでなく、50代の社員についてもIT資格を取得してDX人材になることが期待されています。これまでの業務経験にIT資格を掛け合わせることで、リスキリングを実現できる近道になります。

メリット

ITリテラシーが向上することにより、時代の流れに合うスキルを身につけられると同時に仕事の仕方の質を高めることができます。また、ITを活用した企画提案・業務効率化ができるようになり、社内における自分のスキルをアップさせ仕事の幅を広げられます。さらに、ITツールの中から自分に必要なものを見つけ、新たなやり方を検討しながらDX戦略に沿った仕事を推進できるようになるでしょう。

未経験の中高年会社員がプログラミングを学ぶことによって勤務先でDXプロジェクトメンバーになった事例がございます。こちらの記事:

【40代DX成功事例インタビュー】外部の開発会社の方々の気持ち、大変さがわかるようになりました。! 勤務先の社内報でも自分のプログラミングの勉強が取り上げられました。

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セカンドキャリアでの活かし方

セカンドキャリアでの活かし方としては、以下のようにさまざまな方法があります。

1)今の職場で活かす

2)転職(パート・バイト・派遣)で活かす
3)副業・フリーランスで活かす
4)教える仕事で活かす
5)好きで稼ぐ!

まずは1)から、今の業務でデジタル化できるものを探してみましょう。50代の会社員はこれまでの経験から多くの業務改善ポイントを知っていますが、今までのやり方で業務改善をするのは会社が求めているリスキリングではありません。

IT知識を習得することによって時代の流れにあったDXリスキリングが求められているのです。DX人材を目指すためのリスキリングにご興味のある方は、こちらの記事に詳細がまとめられておりますので、ご参照ください。

記事:

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ビジネス系資格

・ITコーディネーター

ITコーディネーターは、「経営×IT」の視点で経営に役立つITサービスの利活用促進や支援を行う専門家です。データ・デジタルの力でビジネスを変革するDX化が重要な近年では、ITコーディネーターの役割は重要性を増しています。詳細については、ITコーディネーター協会のホームページもご確認ください。

参考:ITコーディネータ協会「ITコーディネータ試験」
https://itc-shikaku.itc.or.jp/exam/

ITリテラシー系資格

・ITパスポート

ITパスポート試験は情報処理技術者試験の一試験区分であり、「情報処理の促進に関する法律」に基づく国家試験です。IT化された社会で働くすべての方に必要な基礎的知識を証明できます。出題範囲も幅広く、ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系とIT知識を広く全般的に学び、ITリテラシーを向上させるのに適しています。

具体的には、新しい技術(AI、ビッグデータ、IoT など)や新しい手法(アジャイルなど)の概要に関する知識をはじめ、経営全般(経営戦略、マーケティング、財務、法務など)の知識、IT(セキュリティ、ネットワークなど)の知識、プロジェクトマネジメントの知識など幅広い分野の総合的知識を問う試験です。

試験の実施もCBT(Computer Based Testing)方式であり、コンピュータを利用して実施する試験です。試験の実施は全国で行われており、特に都市部では、毎週土曜、日曜日に実施されており、試験勉強の計画が立てやすい配慮がされております。*2

*2 IPA独立行政法人情報処理推進機構

・MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)

MOSとは、エクセルやワードなどのマイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明できる資格です。

MOSの累計受験者数は、470万人を超えています。(2022年1月現在)
試験には2つのレベルがあります。一般レベル「ビジネスに必須の資格」として、第一線で活躍中の方を中心に幅広い世代から支持されています。上位資格である上級(エキスパート)レベルも、幅広い世代で取得されています。

MOSを取得するメリットは以下の通りとなります。

*パソコンスキルを客観的に証明できる。
*対策学習が実務力に直結する。
*業務や作業効率が向上する。
*就職・転職時の実力アピールにできる。
*世界で通じる国際資格である。
試験の実施は、全国一斉方式と随時方式があり、全国一斉方式は月に1~2回指定会場で行われており、随時方式は全国で1700の会場で随時行われています。*3

*3 試験運営会社 株式会社 オデッセイ コミュニケーションズ

スキル系資格

・VBAエキスパート

VBAは、Visual Basicをベースに、マイクロソフト オフィス製品用に開発されたプログラミング言語で、VBAを使ってExcelやAccessなどのアプリケーションで自動化する処理を書いたプログラムをマクロといいます。そして、VBAエキスパートとは、ExcelやAccessのマクロ、VBA(Visual Basic for Applications)のスキルを証明する試験です。

VBAを使うことで、ExcelやAccessを自在に制御することが可能になるので、ルーティンワークの自動化や大量データの一括処理、または業務システムの開発など、企業内で多岐にわたって活用されています。試験の実施は、全国で月に数回の実施会場から、都市部では日々希望日で受験できる会場もあります。*4

*4 試験運営会社 株式会社 オデッセイ コミュニケーションズ

エクセルVBAはマクロ開発によるビジネスのDX化、業務効率化や自動化に活用できるオススメのプログラミング言語です。エクセルVBAでできることとその学習法については記事:エクセルVBAでできることと学習方法:VBAでできることは数多く業務効率化が実現可能をご参照ください。

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Excel(エクセル)の様々な業務を効率化できるExcel(エクセル)VBA。エクセルだけに留まら…

・Python3 エンジニア認定データ分析試験/
データ分析実践試験

Python3 エンジニア認定データ分析試験(*5)は、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が運営する、Pythonによるデータ分析スキルを測る試験です。

2020年より開始された比較的新しい試験であり、基礎試験とデータ分析試験の2区分があります。基礎試験では、Pythonの基本文法やデータ構造などが出題されます。データ分析試験では、Pythonのライブラリによる分析実践など、Pythonを使ったデータ分析について出題されます。

更に2024年からは「PythonPython3試験エンジニア認定データ分析実践試験」*6)が新たに始まることになりました。

Python3 エンジニア認定データ分析実践試験は、Python 3 エンジニア認定データ分析試験の上位版にあたる試験であり、Pythonの実践的なデータ処理技術やデータ構造の知識・テクニックが問われます。Python3 エンジニア認定データ分析実践試験については、以下の関連記事も併せてご確認ください。

関連記事:「【2024年開始】Python 3 エンジニア認定データ分析実践試験 と公式教科書:Python 3 エンジニア認定データ分析試験との違いも解説

AI・ビッグデータ解析などに活かせるPythonの需要は今後ますます伸びていくことが予想されるため、本試験の合格に向けて勉強することも有意義な取り組みになるでしょう。

*5

一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会「Python3エンジニア認定データ分析試験

*6 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会「PythonPython3試験エンジニア認定データ分析実践試験」

・ウェブデザイン技能検定

ウェブデザイン技能検定は、国家検定制度である技能検定制度の一つであります。

試験は実技および学科試験で実施され、関連国際標準規格等に基づきウェブデザインに関する知識・技能、実務能力等が問われます。レベルは1級、2級及び3級に分かれており、1級合格者には厚生労働大臣より、ウェブデザイン技能士の合格証書が発行されます。

試験の実施は、全国指定会場で年4回(令和4年度)行われ、1級については年1回の実施となっております。

試験は厚生労働省より職業能力開発促進法に基づき指定された試験機関が実施します。*6

*6 特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会

・ウェブ解析士

国家資格ではなく認定資格になり、約48,000人が認定されております。試験内容については、ウェブ解析を中心に、指標の分析手法から戦略の立て方、広告の効果測定、サイトの課題発見と改善手法などが勉強できます。ウェブマーケティングの流れを学習できることが、実務に有効と評価されています。*7

*7ウェブ解析士協会

・UiPath RPAアソシエイト資格試験(UiRPA)  &  UiPath RPAデベロッパー上級資格試験(UiARD)

この試験はUiPathというRPAを使用した資格試験になります。RPAのキャリアを向上させるために考えられた認定プログラムです。仕事の効率化と成果を高める技術が習得できるRPA認定資格です。

上級資格試験は、より高度なRPA技術を開発する能力があるか評価します。RPA技術開発に6か月以上従事している実務者や、 技術的にも高度なRPAを考える方に適しています。*8

*8 UiPath

・RPA技術者検定 アソシエイト  &  RPA技術者検定 エキスパート

この試験はWinActorというRPAを使用した資格資格になります。アソシエイト検定ではWinActorの基本的な活用方法を学び、WinActorを活用するための基礎知識があるかについて問われます。

エキスパート検定ではWinActorの基本機能を利用したシナリオの作成と修正が出題され、実務におけるWinActorを想定した自動化の技術レベルについて問われます。*9

*9 NTT Data

・BIツールの資格

BIはビジネスインテリジェンスの略でビジネスの意思決定に関わる情報のことです。BIは、様々なデータから、ITを活用してデータを収集分析して、その結果をレポートの形でグラフや図表に表現します。BIは、経営者や管理職、現場の従業員に、業務改善につながる価値を提供します。

1)Microsoft Power BI

2) Tableau認定資格

TableauはBIツールのひとつで、ビジュアルでデータ分析が簡単にできるツールです。ですのでエンジニアだけではなく営業やマーケターも使用することができます。難しいスキルを必要とせずに分析することができるBIツールです。Tableau データアナリスト認定資格は、ビジネスにおける問題の把握、分析によってビジネス上の意思決定を行う能力が試されます。*10

*10 Tableau

・AWS認定資格

Amazon Web Servicesの略でその知識を学んで、能力を証明する認定資格です。組織はビジネスの変革ができるクラウドスキルの保持者を必要としています。AWS のトレーニングと認定を受けることで、クラウドに関するスキルを常にアップデートしておくことができます。クラウドスキルのレベルを問わずAWS Training and Certificationを受けることにより、クラウドを効果的に活用するができるようになります。そしてAWS認定試験に合格することができます。*11

*11 AWS

・情報セキュリティマネジメント試験(マネジメント分野)

情報セキュリティマネジメント試験は、標的型攻撃、内部不正などの脅威について、技術的な対策だけではなく、情報管理、業務フローの見直し、組織内の規程順守という従業員の意識向上といった人による対策に目を向けた試験になります。そこで、国家試験「情報処理技術者試験」の新たな領域として作られたものです。試験内容は、情報セキュリティマネジメントのPDCAを通して、セキュリティリスクの脅威から継続的に組織を守るための基本的なスキルを認定する国家資格になります。*12

*12 IPA独立行政法人情報処理推進機構

リスキリングのメリット

ここでは、リスキリングのメリットについて、企業のメリットと個人のメリットに分けて解説していきます。

企業のメリット

リスキリングにおける企業のメリットは、社内の人材不足・スキル不足に対応できることです。多くの企業が人手不足を課題としており、特にIT人材の不足は顕著な課題であるといえます。

スキルの高い人材を外部から採用するには多大なコストや調整労力がかかるため、社内の従業員に対してリスキリングを行うほうが効率的に社内の人材不足・スキル不足の解消を図ることができるでしょう。また、社内の業務プロセスや企業文化をよく知る従業員にリスキリングを行うことで、効果的に業務プロセスの改善などが見込めます。

個人のメリット

リスキリングにおける個人のメリットは、業務効率化を実現できることです。たとえば、データ分析スキルを身につけて効率的にデータの収集や集計ができるようになれば、作業時間の大幅な短縮を図れるでしょう。そして空いた時間はコア業務に集中することで、生産性を向上させることが可能です。

また、リスキリングで習得した知識・スキルは、今の職場だけでなく転職や独立をする場合にもアピール材料として役立ちます。

50代会社員にオススメのリスキリングと資格戦略

繰り返しになりますが、資格を取得したからといって仕事を獲得できるわけではありません。ここでは、資格取得に合わせて重要となるポイントを解説します。

今までの実務経験と組み合わせて使う

資格を取るだけでなく、今までの実務経験と組み合わせることが大切です。 資格取得とともに、 今の業務のなかで実績を積むことも意識しましょう。また、現在の職場での実績以外でも、 データ分析のコンテストに応募したり、クラウドワークスの案件を受注して実績を積んだりする方法も有効です。

資格+実務実績が必要

前述のとおり、資格と実務実績の両方が必要です。たとえば、「簿記資格だけ持っている人」と「経理の実務経験が豊富にあり、簿記資格も持っている人」だったらどちらのほうが転職面接などで好印象でしょうか。後者のほうが実践的なスキルと体系的な知識を合わせ持った有力な人材だと判断されるはずです。このように、資格または実務実績のどちらか一方ではなく、両面をカバーすることを心がけましょう。

資格は学習開始のきっかけであり、継続のモチベーション

試験がないと勉強しない、締切がないと勉強しないのが人間です。資格は答えがあり問題集もあるため勉強しやすく、必要な基礎を網羅しやすいので学習開始のきっかけになります。また、試験の合格を目指すことで学習を継続しやすくなります。先に受験日を決めてお金を払ってしまうとより効果的です。資格の勉強の中で、いろいろな疑問を解決しようとしているうちに、いろいろな本を読んだり調べたりするので、学習の幅も自然と広がります。

リスキリングに関する支援

リスキリングには、国や自治体などが実施する支援制度も存在します。たとえば、厚生労働省では、能力開発やキャリア形成を支援することを目的として教育訓練給付金制度を設けています。また、経済産業省では、リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業として、在職者のキャリア相談やリスキリング講座の受講、転職支援などを実施しています。自治体の例では、東京都が未経験からITエンジニアを目指す人などを対象にデジタル人材育成支援事業を行っています。

リスキリングに関する支援制度については、以下の関連記事も併せてご確認ください。

関連記事:50代の学び直し(リスキリング)はセカンドキャリアからの逆算で考える :補助金・支援金も豊富

独学が難しいと思ったら、スクールの検討も

リスキリングでは、IT・ウェブ分野など今後の仕事・キャリアにおいて重要となる知識・スキルを学ぶことになりますが、これまでIT・ウェブ分野などをあまり経験してこなった人も少なくないでしょう。特にIT未経験の50代の場合は、独学でITリテラシーやデータ分析スキル、プログラミングスキルなどを習得しようと思ってもなかなかうまく行かないことも多いのが現状です。

独学が難しいと感じる場合は、スクールの検討も有効な選択肢です。スクールの場合は、独学よりも多少学習費用はかかりますが、専門家の的確な指導のもと、着実にスキルアップしていくことができます。共通の目標を持った仲間とのつながりもできるため、効果的にリスキリングを行いたい方はスクールの活用も考えていくとよいでしょう。

まとめ リスキリングでIT知識を身に着けることは、50代からのキャリアアップに必要と言えます。

人生100年時代となり、定年が70歳まで引き上げられつつある現代では、50代でもリスキリングを行うことは不可欠だといえます。リスキリングの重要性は国がDXを推進し、企業がDX人材を求めていることからもうかがえます。リスキリングに役立つ資格には、IT系資格・非IT系資格があり、どちらにもさまざまな種類があります。

リスキリングに役立つ資格を取得することで、第三者からの客観的な知識・スキルの証明になります。また、資格は学習開始のきっかけや学習継続のモチベーションにもなります。ただし、資格=仕事獲得とはならない点に注意しましょう。

資格取得を目指す際は、今までの実務経験と組み合わせ、資格+実務実績の両方を兼ね備えていくことが大切です。資格取得とともに実績も積んでいくことで、セカンドキャリアに活かせるリスキリングにできるでしょう。

DX人材に対応するためのITスキルを身に着けるならTechGardenSchoolがおすすめ

50代がDX化の流れに乗らなければならないことは必須です。しかし、50代の方でいきなりITの知識を習得することに抵抗を感じている方も多いと思います。

 

その点、TechGardenSchoolならFace To Faceでその人のペースに合わせて質問しながら一歩一歩学ぶことができます。学べる範囲もWebデザインやExcelVBA、プログラミング等多岐に渡ります。

また、高額な授業料を一括で支払うスクールではなく、月謝制であることも50代からIT知識を学ぶ人にとってはスタートのハードルを下げていると思います。

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